さて、いよいよ始まったトリノグランプリファイナル。
始まったというか、種目によってはもうじつは終わっていて(えー)、結果とか出てるんですけど。
とりあえず、地上波テレビ放映で演技を見ることができた選手たちについて、ざっと感想を書いていこうと思います。
順番は放映順で。
【男子シングル】
SP2位:ステファン・ランビエール選手
演技開始前、アオリ画像で『素顔は陽気な好青年』と言われているのに、なぜだか爆笑してしまいました。
好青年……好青年……いや、けして間違いではないと思うんですけど、ただ好青年と言われてしまうと、ランビエール選手の持つなにかが零れ落ちてしまうような。
まあいいや(いいのか!)。『カルネ・クーダ』。
直前のスイスナショナルがあんまり思わしい結果ではなかったようなんで、心配していたのですが、蓋を開けてみれば3Aも跳んでるし、4+3も決めていて、ステップもキレキレ。素晴らしい出来栄えでした。
てんとう虫ポーズも出た!
絶不調だったスイスナショナルからこの1週間のあいだに、どんな心境とか体調の変化があったのでしょうか。フリー演技を見るのも楽しみです。
SP4位:ジョニー・ウィアー選手
ジョニーのアオリ映像には、自宅が出てきましたね。ズミエフスカヤコーチに師事することになって引っ越した、新しいアパートメントじゃないかな。素敵なお部屋でした。
『ユノナ&アヴォス』。ロシアでは有名なオペラの曲らしい(実況情報)。
3Lz+3Tは高く美しく決まった! 続く3Aで転倒してしまいましたが、つぎの単発3Lzはこれまた綺麗。転倒以外はほぼパーフェクトでまとめてきました。ステップのときの体の使い方とか、ひとつひとつの身のこなしがジョニーはほんとうに綺麗。本人は転倒もあったせいか、浮かない顔はしてましたけど、充分表彰台を狙える数字は出してこれてさすがだと思います。
ところでキスクラでジョニーの隣に並んでいるズミエフスカヤコーチ、いつも思うのですが、眉毛が細く整えられすぎではありせんかね。気にしたところでどうにもならないのですが、気になります。
SP1位:高橋大輔選手
『白鳥の湖』。
高橋大輔選手というと、ステップのうまさや表現力がよく言われますが、灰原は高橋選手のトリプルジャンプもかなり好きです。高さも幅もあって着氷余裕がある。すっと軽い感じでいつも跳んでいて、ジャンプというエレメンツの難しさを感じさせないのです。
今日のジャンプも素晴らしかったです。とくに3Fは良かったわあ~。
すみません。うっとり演技を見ていたのでメモがなく、あんまり語ることができない(ははは)。
このプログラム、滑り込まれるごとに体の動きも大きく、キレよく、なってきている気がしますね。パラヴェーラのお客さまも大喜びでした。FSの演技、見るのが楽しみです。
【女子シングル】
SP2位:キャロライン・◎・ジャン選手
少ーしずつ、ジャンプのテイクオフの姿勢が矯正されつつあるような気もします。以前に比べると気にならなくなってきた。飛形の美しさが、スコアに影響したのでは、とまで言ったら、言いすぎかな。
『スパニッシュ・ジプシー』。◎ちゃん(最近この表記のしかたが気に入っています)は、いつもパールスピンばかりが注目されてしまいますけど、スパイラルがほんと素晴らしいですよね。
とにかくどんな状況下でも演技をまとめてきていて、ミスが少ないあたり、やはりクワン選手を彷彿とさせるなあ~ジャン選手は。美しいFSが見られることを期待しています。
SP4位:中野友加里選手。
『幻想即興曲』。冒頭の3+2を成功させて波に乗りましたねー。とても丁寧に、よく滑られていたと思います。
しかし、なんだか、お客さまの盛り上がりのわりには、得点がちょっと渋かったですよね…。理由は、プロトコルを見ないとわからないんですけど、ジャンプコンボのセカンド、2Tのダウングレードを取られた、とかがありそうかなあ。
ただ、見せ場のコンビネーションスピンは、いつも以上に圧巻の華やかさ、速さ、素晴らしさ! 完璧だったと思います。
FSでは、3Aに挑んでくるのでしょうか。頑張って欲しいです!
SP3位:カロリーナ・コストネル選手
『ライダー・イン・ストーム』。冒頭の3F+3Tは素晴らしかった! つぎの3Lzも、高さもあってよかったです。
スピンもステップもスパイラルも絶好調。アクセルジャンプがシングルになってしまったのはちょっと残念でしたけど、完璧すぎる美しさは魔を呼ぶっていうから。きっとコストネルさんの本能が、あえてシングルに留めたんですよ!……なんちゃって(←日光の陽明門か!)。
まじめなハナシ、コストネルさんの場合、SPがパーフェクトだと、FSにいらんプレッシャーがかかりそうなので、FSを思い切り演じてもらうためには、むしろあそこで失敗してよかったと本気で思う、コストネルファン灰原。
FSは、全力を尽くした演技ができるといいですよね。頑張って欲しいです。
SP5位:キミー・マイズナー選手
キミーって、GPF初出場なんですよね。なんか意外。
『パッション』。冒頭のエキゾチックな振り付けは素敵ですね。スパイラルのポーズも面白くて、このプログラム、灰原はとても好きです。
キミーも、おそらくエッジ矯正のせいだと思うんだけど、今年はジャンプで苦労してますね。テイクオフのとき、ついエッジで迷っちゃってるのが、テレビで見ていてもわかります。でも、いましっかり直しておけば、オリンピックの枠取りシーズンである来季、思い切り演技できると思うので、いまは辛いかもしれないけど頑張って欲しいです。
5位とかいっても、上位陣とはほんとに僅差。『トゥーランドット』で大逆転の可能性もあり。頑張って欲しいです!
SP6位:浅田真央選手
冒頭の3F+3T、セカンドを跳んだあとに手をついてしまいました。GOE減点だと思います。しかし、ディダクションはついていないので、転倒とはみなされなかったみたい。良かったです。
ステップからの3Lzは、予備動作に入る直前、ブレードがリンクに引っかかっちゃったせいで、テイクオフのタイミングを見失ったように、灰原には見えました。うーむ、リンクに穴とか開いていたかもなあ……。
失敗があったにしては、得点は非常に高く、基本のスケーティングが上手だというのは、やはり強いなと思いました。ステップもとってもドラマチックな出来栄えでよかったです。
FSも頑張ってください!
SP1位:キム・ヨナ選手
『こうもり』。冒頭、可愛らしいポーズからスタート。演技序盤のジャンプコンボ、3F+3Tのセカンドがシングルになってしまいました。ファーストの着氷じたいは悪くなかったんですけど、タイミングが合わなかったのでしょうか?
そのほかのエレメンツは、スピンもスパイラルも綺麗。ただちょっとステップが、キム・ヨナ選手にしては動きが硬くて、ストロークに伸びがなかったかなあ。膝の使い方がいつもに比べて硬い感じがしました。緊張していたせいかもしれませんね。
FSでは、のびのび、滑ってくれるといいなあ~と期待します。頑張って!
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