さて、ロシア杯の結果を書かない、という、舌の根も乾かぬうちにアレなのですが、テレビで放映しない(であろう)から、ペアはいいや、と勝手に解禁(ええ!?)。
川口悠子&アレキサンドル・スミルノフ組、ロシア杯銅メダルおめでとう!
今回も冒頭にチャレンジの4SThは、GOE減点がありますので、完璧にクリアーには決まってないと思いますが、着氷は成功。サイドバイサイドのジャンプコンビネーションも、3T+3T+SEQを決めています。素晴らしい!
SPでは、ロシア国内でのライバル、ムホルトワ&トランコフ組に負けていた川スミ組ですが、見事FSで逆転。パーソナルベスト更新でメダルをつかみました。ほんとうにおめでとう!
プロトコルを見ると、じつは川スミ組、FSでは、ジャンジャンズやサフソル組のTESを上回ってるんですよね。差がついたのはPCS。それも、川スミ組が低いわけじゃなくて、トップペアチーム2組のPCSが高い! なにしろ2組とも60点越えですから。
ああ、エントリーがやっぱり不運だった。この得点、中国杯なら優勝できたのに!
まあ、ロシアのリンクだからこそ出せた得点、かもしれないわけで。それを言ってもしょうがないんですけどねー。
川口&スミルノフ組は、スケカナでも3位。これで勝ち点は22。トリノはどうかな、行けるんじゃないかなあ。
ロシア杯直前に、川口悠子選手の特集記事が、またもニュースサイト「ロシア・トゥデイ」に掲載されていました。こちらです→ http://www.russiatoday.ru/sports/news/17275
記事冒頭には、川口悠子選手が1998年、まだ16歳のとき、タマラ・モスカヴィナコーチにあてて書いた手紙の一部が引用されています。


“I am sixteen years old. I want to be like Elena Berezhnaya. I want to be your student.”


わたしは16歳です。わたしはベレズナヤ選手のようになりたいです。わたしはあなたの教え子になりたいです。


とてもシンプルな文章。この手紙が、川口悠子選手のいまにいたるスケート人生の幕を開けたんですね。
この記事によると、川口選手は「ロシアのために滑ることをとても名誉に感じている。ロシアチームとともにオリンピックに参加したい」とコメントしているといい、また、彼女のことを、「適切な時期に適切な場所にいることができた」と評しています。ロシアのリンクを支配したスケーターたちのほとんどが競技会を去ったあと、彼女は現れた、と。
じっさいには、「適切なときに」いきなり川口選手はロシアに現れたわけではなくて、それ以前にずーっと辛抱のときがあって、昨季スミルノフ選手と組んだことで、パッとスポットライトを浴びたんだと思うんですが、しかし、ロシアほどの強国の「エースプレイヤー」として脚光を浴びるというのは、ロシア人選手にすらなかなか恵まれない立場だと思うんで……そうですね、川口選手は「適切なときに適切な場所に」いることができた……という言葉は、結果的に間違ってないんだろうな。
「スケート王国復活の望みを、ロシアのフィギュアスケートファンたちから託されている」と記事に書かれている、川口悠子選手&アレキサンダー・スミルノフ選手。モスカヴィナ女史が計画するように、今期で一気に世界のトップペアチームの仲間入りを果たせそうな勢いですね。トリノに出場がかなうなら、スロークワドを決めたいところだと思う。とにかく怪我には気をつけて、練習頑張れ!





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