さて、IFSのキム・ヨナ選手インタビューですよ。
ロシア杯がはじまるまえには目を通しときたいと思ったのですが、今日、ようやく読み終えることができました。
元文章はこちら→ http://www.ifsmagazine.com/archive/2007/DECEMBER/INDEX.PHP
記事のタイトルは【Yu Na Kim: The Best is Yet to Come】
日本語にすると「最高の瞬間は、まだ来ていない」とかかな。
あまりにも長い記事なので、申し訳ありませんが全体の日本語書き取りはパスさせていただきます。ごめんなさい。
いや、これ日本語にしてると、おそらくNHK杯も終わっちゃいそうなんで。ほんとに長くて、読みでのある、面白い記事でした。
この長い記事を一読して思ったことは、「どこの国でもスター選手は大変なんだなー」ということでした。
ヨナちゃんがカナダに練習拠点を移したのは、もちろん、リンク確保のためいう事情もあると思いますが、なによりも「簡単に通りを歩くこともできなくなった」スターのひとりとなった彼女が、練習に集中できる環境を欲したからであるようです。
ヨナちゃんの家族は、彼女が渡加するにたいして、必ずしももろ手を挙げて賛成だったわけじゃないみたいなんですね。しかし、昨年夏にプログラム作成のためにカナダに渡った彼女は、トロントの練習環境を気に入り、GPF終了後、本格的にカナダに練習拠点を移すのです。
ブライアン・オーサー氏をメインコーチに迎えて。
カナダでのヨナちゃんの訓練は、複数の専門家のチームによってなされているようです。
メインコーチが、ブライアン・オーサー氏。
オーサー氏は、演技全般のバランスを見るのと、ヨナちゃんが腰痛に苦しみはじめたとき、理学療法士を手配したりもして。訓練全体のアレンジをする、という役割のようです。
ジャンプも教えてるんじゃないかな。たしか、今年の夏あたりに、ヨナちゃんにルッツを教えてるときに転倒して(ご本人がジャンプを飛んでいたわけではないらしいんですが)、手首の骨折をしたというニュースがありましたよね。
そして、スピンのコーチが、アストリッド・シュラブ氏。ステップとストロークのコーチがトレイシー・ウィルソン氏。そして、かの振付家デビッド・ウィルソン氏が、表現力のコーチをつとめるそうなのです。
デヴィッド・ウィルソン氏とキム・ヨナ選手のレッスンのはじめは「自然に笑うこと」から始まったそうです。ヨナちゃんが上手に笑えるようになるまで、一週間かけたというからすごい。笑顔って、絶対に得点に関係してくる部分なのにも関わらず、とくだん練習している選手とかいないと思うんですよね。ヨナちゃんのレッスンの成果が確認されたら、今後はほかのスケーターも訓練に取り入れるようになるかもしれません。
ヨナちゃんのスケートに関しては「これというウィークポイントがない」とコーチ陣は絶賛しています。その中で、ひとつひとつの技の精度を高めていく訓練が組まれており、それはしだいに成果を上げつつあると、コーチ陣は自信を持っているようです。
さて、キム・ヨナ選手のアイドルスケーターは「ミシェル・クワン選手」、これはいままで公式サイトなどでも語られてきたことですが、今回のこの記事で、ヨナちゃんは「じつは男子スケーターたちのファンなんです」と告白してくれています。お気に入りは、ブライアン・ジュベール選手、ステファン・ランビエール選手、トマシュ・ベルネル選手なんだそうです。へえー、ヨーロッパの選手が好きなんだ!
たしかに、ヨナちゃんの演技って、品が良くてすーっとしてて、ヨーロッパ型かもしれませんね。練習地はカナダだけど。
中国杯では、ランビエール選手といっしょだったはず。中国杯は男子のほうが後に演技する日程だったから、SPはともかく、男子FSは生で見られたかも。まあ、中国杯のステファン君は、ちょっとぬいぐるみに埋まってたわけですが。いや、どちらかというとグルッターコーチがぬいぐるみに埋まってたわけですが(たれぱんだ…)。
コスチュームはシンプルなのが好き、というヨナちゃん。今季の試合については『I think the competition will be very strong』と、強い自信を覗かせています。ただし、ひとつひとつの試合の結果が、目標ってわけじゃないようです。
記事の締めに、ヨナちゃんはこんなふうに語っています。


【原文】
This is a long-term goal but I am just taking each competition as it comes. I am not focused on results, but on skating my very best every time I compete.


【灰原不正確訳】
目標は長期的なものです。わたしはたくさんの競技会に出場しますけど、リザルトに気持ちを集中してはいません。毎回、最善の演技をする、それがわたしの戦いです。


競技だから勝ち負けはあるんですけど、結局フィギュアスケートって自分との戦いで、ベストを尽くしきれた人が勝つ、というところ、清清しくて、灰原はとても好きです。
日本の村主章枝選手や中野友加里選手も出場するロシア杯。中国杯のときよりさらに滑り込んできた演技、見ごたえありそうですよね。楽しみです。





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