さて、本日は、エリック杯でみごと表彰台にのぼった、アメリカの16歳、栗色の縦ロールも気合充分な、アシュリー・ワグナー選手のネットインタビューの日本語書き取りいってみたいと思います。
アシュリー・ワグナー選手は、ドイツ、ハイデルベルク生まれ。陸軍大佐だったお父さんの仕事の都合で、いままでたくさん引っ越しているそうです。
あれ、ドイツって国籍取得が出生地主義じゃなかったっけ。
もしかして、ワグナー選手も2重国籍なんじゃ……よくわかんないけど。
まあ、それはともかくとしてインタビューは今年の10月末に採られたもよう。スケートカナダの直前ですね。シニアGPS直前の心境が語られた内容になっています。たった1ヶ月もまえではないのに、いま読むと、すでに感慨深いです。
原文はこちら→ http://www.figureskatersonline.com/news_10312007_wagner.html
それではいつもの言訳。灰原は英語力にきわめて乏しく、日本語書き取りは、機械翻訳の文章を日本語として読みやすく直したというていどのものです。意味の取り違えは充分ありえますし、わからないところは飛ばしたり、記事を省略したりもしております。よろしければ、原文もお読みいただけると、うれしいです。
それでは、日本語書き取りいってみましょう!
【Figure Skaters Online アシュリー・ワグナー選手 インタビュー】
インタビュアー:
ワグナー選手、わたしたちファンのためにインタビューの機会をくれてありがとう。
今季、あなたには素晴らしいチャンスがあると思います。あなた自身が今季、楽しみにしていることはなんですか?
ワグナー選手:
わたしのアイドルであるスケーターたちと、氷の上に立てるってことが、最大の楽しみです。
テレビで見てた大好きな選手たちといっしょに競技会に出られるなんて、滅茶苦茶うれしいわ!
インタビュアー:
いま、興奮していますか?
ワグナー選手:
もっのすごく興奮しています。長いあいだ、一生懸命練習してきて、ついに夢の舞台を掴んだんですもの。
インタビュアー:
今年、シニアGPSデビューになりますが、GPSにおいて、どのくらいの成績をおさめたいと考えていますか? 目標はなんですか?
ワグナー選手:
自分に勝つことが目標です。ベストを尽くすこと。そしてパーソナルベストを出して、わたしが国際的レベルで競うにふさわしいスケーターだってこと、証明したいです。
インタビュアー:
シニアGPSデビューにそなえて、どんな準備をしてきましたか?
ワグナー選手:
練習、ひたすら練習です。競技会に自分の調子をベストにもっていくために、一生懸命練習してきました。
インタビュアー:
あなたの容姿は、ジュニアというよりシニアらしいと思います。シニアスケーターの仲間入りをするにあたって、とくになにに取り組みましたか?
ワグナー選手:
バレエレッスンを受けました。それからジャンプの練習。シニアで滑っても見劣りしないように、全体的なスケーティングの改善に取り組みました。
インタビュアー:
以前、あなたは、ライバルたちのように身体が柔らかかったらいいのに、とコメントしていましたが、オフアイスシーズン中、柔軟性を高める訓練にも取り組まれていたのでしょうか。
ワグナー選手:
もちろん。でも、ほかの女の子たちほど、まだ柔らかくはないの。
インタビュアー:
トリプルトリプルは跳びますか?
ワグナー選手:
静観してもらえるとうれしいですね。
インタビュアー:
お気に入りのジャンプはなんですか?
それから、3Aやクワドを練習する予定はありますか?
ワグナー選手:
好きなのはルッツ。でも、トリプルは全部好きって言えますよ。
3Aやクワドは、挑戦してみたいなって思ってますけど、いまのところ、スケーティングの質を高めるのが先決だと思っています。
インタビュアー:
ジャンプとスピンとどっちが好きですか?
ワグナー選手:
ジャンプが最高に好きです。スリルがあるし、着氷が決まるとすっごい楽しいです。
インタビュアー:
あなたは、タラ・リピンスキー選手のファンだと聞いています。
リピンスキー選手とクワン選手の対決において、リピンスキー選手は技術に秀で、クワン選手は芸術性や表現力に秀でていると言われてきました。
あなたは技術的に優れていますよね。あなたと、キャロライン・ジャン選手やミライ・ナガス選手の対決は、リピンスキー選手とクワン選手のそれを思い出させます。
表現力について、どのような取り組みをしていますか?
ワグナー選手:
たしかに、芸術性はわたしのウィークポイントでした。今季、そのてんも克服できるように頑張っています。
インタビュアー:
今季は、あなたがアメリカシニアのトップグループ入りする絶好のチャンスだと思います。
サーシャ・コーエン選手はお休み中だし、エミリー・ヒューズ選手は大学に入学したばかり、ケイティ・テイラー選手とクリスティーン・ズコウスキー選手は怪我をしてしまいました。ほかの有力選手は、年齢的に幼いです。
ワグナー選手:
誰かが練習できないとか、怪我をしてるとか、そういうのとは関係なく、わたし自身がトップグループに入るだけの得点を出せるって、証明したいと思っています。
インタビュアー:
世界選手権に出場できると思いますか?
ワグナー選手:
可能性はあると思ってますけど、得点しだいです。とにかく全力を尽くします。
インタビュアー:
スケートをするまえに、なにか縁起を担いでいることはありますか?
ワグナー選手:
縁起担ぎは、観衆の中に、母の顔を見つけることです。それでわたしはちょっと落ち着いて、演技に入れます。
あと、いつも観客のみなさんは、わたしを愛して、支えてくれているって、思うことかな。
インタビュアー:
お父さんのお仕事のために、引越しが多かったそうですが、いままで何カ国に住んだんですか?
ワグナー選手:
2カ国です。ドイツとアメリカにしか、住んだことはありません。引越しは9回しましたけどね。
ドイツの試合に出るのは大好きです。
インタビュアー:
お気に入りの洋服のブランドは?
ワグナー選手:
イーグルとアバクロ。それにGAPとForever 21も好きです。それから、いつも基本的に、マーク・ジェイコブスを上に引っ掛けてます。
インタビュアー:
ミライ・ナガス選手やキャロライン・ジャン選手とは友だちですか?
ワグナー選手:
連絡を取り合ったりはしてません。
でも、わたしはふたりとも、とっても可愛い女の子だなって思ってます。
インタビュアー:
サーシャ・コーエン選手や、ミシェル・クワン選手に会ったことはありますか?
ワグナー選手:
残念だけど、会ったことないんです。でも、いつか会えるといいなと思ってます。
インタビュアー:
デビュー戦の準備でお忙しいところ、お時間をとっていただいてありがとうございました。
ワグナー選手:
こちらこそ、質問ありがとう!
書き取り終了です。お疲れさまでした。
この記事はネットインタビューという企画で、このFigure Skaters Onlineというサイト上で選手宛の質問を公募して、それにたいして選手が回答する、というものなんですね。Golden Skateなんかでもよく企画されています。プロがするにしてはたどたどしい質問がありますが(ミシェル・クワン選手に会ったことありますか、とか)そういう事情です。
キャロ&ミライという、脅威のスピナーコンビよりふたつ年上のワグナー選手、国内では「ジャンプがうまい人」という位置づけなんだなと思いますね。キミー・マイズナー選手の系譜か。
キャロ&ミライコンビに世界選手権出場資格がない今年、世界選手権に出場したい、というのが本人の希望のはずですが、「とにかく頑張るだけ」と謙虚なアシュリー。とはいえ「国際舞台にふさわしい選手だと証明したい」と言ったりしてて。正々堂々戦って勝ちたい! という、いかにもアスリートらしい気の強さが見え隠れしますね。素敵です。
あのメンバーのフランス杯で表彰台に乗っかってこられたことは、本人的にも予想以上の出来だと思うんですが…。イエテボリが現実味を帯びてきましたね。
芸術性がないとか言われてますけど、柔らかいのだけが芸術性じゃないと思いますし、ワグナー選手の、元気で伸び伸びした滑り、灰原は好きだなあ。
トリノ出場は無理でしょうけど、イエテボリで会えますね。そのまえに全米選手権か。
とにかくまだまだ若いですし、これからどれだけ伸びるか楽しみです。アシュリー・ワグナー選手、頑張って欲しいです!
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