中国杯女子SPの映像を見ました~。
なんだかすごい、番組構成がシンプルだったのは地上波じゃなかったから? フィギュアスケートファン的にはこれで充分なんですが、これからスケートを見てみようかな、というファン向けには、もうちょっとアオリがあったほうがいいのかなあ。うーむわからない。わからないが灰原はアオリとか少ないほうが好き…。
とりあえず、SP女子トップ3と、村主章枝選手の演技の感想を書いていこうと思います。
女子シングル
SP1位/カロリーナ・コストネル選手
あれ、衣装が。フィギュアスケートっぽい衣装になっているー。
ネーベルホルンとフィンランディアでは、SPの衣装は、どう見ても練習着だったんだけど、もしかしてこのまんま本戦も出るのかなと思ってたんですよ。コンテンポラリーダンス的に。
新しい衣装、パープルの、一見シンプルなんだけど、よく見るとゴージャス。コストネルさんはいつも衣装が素敵ですねー。フリルが多いのにもったり見えないのは、パターンと縫製が見事だからでしょう。グッジョブ、イタリアのお針子さん!
「ライダース・オブ・ザ・ストーム」。不思議なメロディ。なんだか『まんが日本むかしばなし』のBGMに似てませんか。
「むかーしむかしのおはなしじゃ。あるところに、カロリーナという、スケートがじょうずだけんど、ちょびっと自爆癖のあるおなごがおったそうな」
灰原の頭の中に響き渡る市原悦子さんの声。ぎゃはははは。スケートとなんら関係ないところでウケてしまいました。ごめん、コストネルさん。
演技ですが、冒頭のジャンプコンボのセカンド、3Tと、単発の3Lz、よくこらえましたが、ちょっと回転足りないかなあという印象。2Aも、なんだか不思議な空中姿勢だった。
ジャンプが苦手とは言えない選手なのに、得意とも言い切れない。それがコストネルさんの魅力。
スパイラルは脅威のディープエッジ。にも関わらず、チェンジエッジでガコンとせずスムーズ。美しいー。ちょっとミシェル・クワン選手のスパイラルを思い出しました。
圧巻はステップ。よくもまあ、こんな捕まえづらいリズムの曲で、これだけ踊れますよね。
うーむ、コストネルさんも、昨年の『メモリーズ・オブ・ゲイシャ』以来、化けたなあ。中野選手も昨季、恐るべき上達を見せましたし、もしかしてあの曲、縁起がいいのかもしれませんよ。どうでしょう、ジュニア選手たち、使ってみては。
リンク上のプレゼントを集める子どもたち(中国杯名物背負い籠は今年も健在)を見て「きゃあー可愛い」という仕草をしているコストネルさんが超可愛かったです。
フリーでは得意技の3+3+2やバックスピンやドーナツを繰り出してくるのかな。楽しみ……ですが不安です。
なにしろFS、SPから中1日開いちゃってるからなあ。あれだけ好調不調の波が激しい人が、メンタルのコンディションを維持できるでしょうか(フィジカルよりメンタルが心配)。とりあえず、ミヒャエル・フースコーチに頑張ってもらいたいです。ある意味、コストネルさんより! コーチ責任重大だからね!(日本から念力でコーチにパワーを~)
灰原はコストネルさんのファンなので、どうもどうでもいいことばかり語ってしまって申し訳ありません。というわけでとりとめもなくこの項終わる。
SP2位/キャロライン・ジャン選手
「スパニッシュ・ジプシー」。冒頭の3F+3T、あれ、ちょっとジャンプのテイクオフが綺麗になって…る? 微妙ですが回転は足りてた気がしました。
パールスピンは相変わらず見事ですね。パールスピンからビールマンに入るとき、トランスフォオオオオムッッ!! って書き文字が背後に見えるのは灰原だけでしょうか(きっとそうだよ)。
コーチのミンチュー・リーさんの髪型と服装が、なんとも言えず懐かしかったです。小学生のころ、授業参観に来るお母さんたちはみんなあんな格好していた気がする。
中国語のバナーが出ていて、キャロちゃんの中国名が書いてあったんだけど、キャロちゃんは中国語少しはわかるんですかね? ミライちゃんは日本語がかなり堪能ですけども。
スケアメのミックスエリアインタビューで「おばあちゃんが中国にいる」とこたえていましたけども、すると、キャロちゃんは2世ですよね。アメリカの次代両エースはふたりとも二重国籍なのかなあ。うーむ、グローバライゼーション。
スケアメで悔しい思いをしたFS、曲者キャロちゃんがリベンジなしで済ませるとも思われません。ファイナル進出を鉄板で確保するために、表彰台のてっぺんが取りたいでしょう。自分に正直に攻めていきましょう! FS、頑張って!
SP3位/キム・ヨナ選手
ぐわああああっ、難しい曲!!!
これは……挑戦ですね。
「こうもり」。可愛くて素敵な曲だし、いいプログラムになるだろうと灰原も思っていたのですが、実際にリンクで音が鳴ってみると、わかりました。ここまでガチガチのワルツを女子シングルで演技するのは、かなりの難度だということが。
だってシュトラウスなんだもの。曲調のせいで、どうしてもアイスダンサーの姿が目にちらついてしまう。オーストリアンワルツとか…。男女がペアになって、軽やかにワルツのステップを踏んでいる残像が、アイスダンスをさして見慣れていない灰原のまなうらにすらよぎるのです。
ひとりでアイスダンスへの挑戦。これはキツい。
ヨナちゃんの表現力を見込んで、ウィルソン氏はこの曲を選んだのだと思います。虎の穴だ。頑張って欲しい。完全にモノにしたらかなりの財産になると思います。
で、今回の演技ですが、シーズン序盤でもありますし、いまはまだワルツにのりきれていないかな? という部分もありつつ、キム・ヨナ選手らしい透明感ある演技で、舞踏会に憧れる少女……といった情景を、よく表現されていたと思います。
冒頭のフリップ、キム・ヨナ選手はエッジがクリーンなので、補正の必要はあんまりなかったんじゃないかと思ってたんですが、やっぱり多少は補正があったのですかね。迷いのせいで、セカンドをうまく繋げられなかったように見えました。
スパイラルは相変わらずのスピードで綺麗。コストネルさんの重みのあるエッジとはまた違う、軽いのに深いエッジ。シットスピンの姿勢も素晴らしく綺麗でした。加点があると思います。
キスクラで、オーサーコーチまでが信じがたいほどの数のぬいぐるみに埋まりそうになっていたのが可愛かったです。FSも頑張って!
SP11位/村主章枝選手
「テイクファイブ」。なんだか遊び心のある衣装ですね。タキシードみたい。音楽も耳なじみがよく、リズミカルな振付。ナフカ&コストマロフ組と同種の雰囲気が、かなり漂っているかんじ。昨年の「ファンタジア」より、ズーリン氏の得意ジャンルじゃないのかな。楽しいプログラムでした。
村主選手ももしかしてエッジの確認をしたんでしょうか。ルッツもフリップも迷っちゃったのかもしれませんね。村主選手のジャンプはもともとエッジはクリーンなんだから全然問題ないですよ! FSでは自信を持って跳んでくれるといいなあと思いました。
びっくりしたのはスパイラルで、キャッチフットポジションが、すごーく綺麗になっていましたね! 腕とフリーレッグのあいだに、良い感じのふわっとした空気感が出てきたというか。柔軟性が増してきたのでは? と思いました。すごいです。
もったいないなと思ったのはアサインで、この曲でこの振付ならスケアメかスケカナのエントリーのほうがお客さまも盛り上がったろうし、村主選手もやりやすかったのでは。拍手とか浴びるほど輝きますもんね、村主選手は。
厳しい出足になってしまいましたがFSでは思いっきり弾けて欲しいです。頑張って!
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