げげげーっ。キャスティル&オコルスキー組がスケアメ棄権!!
いよいよ始まったフィギュアスケートGPS。昨季全米ペアチャンピオンのキャスティル&オコルスキー組がスケアメを棄権しました。ニュースはこちら→ http://www.ifsmagazine.com/forum/index.php?s=5027fe411cf37e11cb3299419e788f94&showtopic=471
コーチのジョニー・ジョーンズ氏によると、棄権の理由は足の故障だそうです。スケアメだけでなく、もうひとつエントリーしていたスケカナも棄権するとのこと。まあスケカナ来週だしなー。それに、GPSは2戦出ないとファイナル出場は基本的に無理なんで、じゃあいっそ全戦スキップして全米選手権を目指そうということになったのかもしれません。ちょっと残念ですが…。
しかし、これでアメリカペアスケーターは昨季トップ3が揃ってGPSスキップですね。キャスティル&オコルスキー組、井上&ボルドウィン組、ナリナム&レフテリス組。GPSペア戦線、どこがファイナル入りするか、いよいよ見えなくなってきた。
スケアメでは、SP終わって、カナダチャンピオンのデュベ&デビソン組が、2006年世界チャンピオン、中国のパン&トン組を抑えて1位につけています。しかし得点差はわずかなもの。FSでどうなるか? 楽しみです。
一方、GPSデビューを飾った、アイスダンス日本のリード姉弟。コンパルソリーは9位です。これからOD、FDと続きますが、もうひとつの祖国アメリカでの演技、頑張って欲しいです!
いよいよ海外のスポーツポータルでもフィギュアスケートカテゴリーが始動~。スポーツイラストレイテッド(ところでSI本誌表紙に抜擢されると、そのあと調子を崩すというジンクスがありますよね)のウェブサイトにも、スケアメに挑むアメリカの両エース、キミー・マイズナー選手とエヴァン・ライサチェック選手を特集した記事がアップされています。こちら→ http://sportsillustrated.cnn.com/2007/winter_sports/wires/10/25/2080.ap.fig.skate.america.0706/index.html
《U.S. champions Meissner, Lysacek bring different outlooks to season opener》と題された記事には、エヴァン君とキミーのコメントも掲載されています。ちょこちょこっと抜書きで、日本語に書き取ってみましょうね。
////エヴァン・ライサチェック選手コメント////
世界中を僕のスケートで包みこみたいんです。「この鼓動が、この個性が欲しい」と、群集に猛烈に望まれたいんです。
はじめてチャンピオンとなった昨季の全米選手権に、僕は正しい態度で挑むことができました。
「自分のほかに何人この場にいようが、この場にいる《彼ら》がなにものであるのか、《彼ら》がいままでなにを成し遂げてきたのか、自分は気にしない。そして、自分ができるだけのことをする」
自分が《最高》なんだといつも考えていたいですよ。
いま、僕は最高に元気です。最大の目標だった全米タイトルを手に入れるために、僕は12年も13年も費やしてきました。悲願のタイトルを手に入れたからには、停滞している時間なんか、1秒だって要りません。
全米選手権のあと、僕は四大陸に出場しました。そこでは、またはじめから、全力を尽くさなきゃいけなかったんです。全力を尽くす、全力を尽くす……世界はその繰り返しの果てにあります。
でも僕は、すべての瞬間に《完璧》であろうとは、思ってないです。
////キミー・マイズナー選手コメント////
プログラムをフルに演技して、ジャッジの反応を確かめたいと思っています。
スケートアメリカはシーズン初戦です。この大会以降、プログラム改善の余地も機会も山ほどあります。
今年、ISUの規定変更がありました。
レベル認定について、プログラムにどんな要素が必要とされているのか、あるいはなにが要らないのか、GPSを戦いながら解明していかなきゃいけないんです。
でも、わたしは今年のプログラムにかなり自信があります。新しいプログラムを、わたしは厳しく練習してきたし。たくさんの方がこのプログラムを愛してくださるととってもうれしいです。もうじきみなさんにお目にかかれることに、わくわくしています。
スケートアメリカには、日本の安藤美姫選手や、浅田舞選手、アメリカの仲間のエミリー・ヒューズ選手や、キャロライン・ジャン選手も出場します。彼女たちといっしょに滑るのも楽しみです。
ことに日本人選手たちについて言えば(スケアメでいっしょする安藤美姫選手のみならず、浅田真央選手らトップ選手すべてについて)、彼女たちが一生懸命練習しているということ、そして、たったひとつの同じものを誰もが求めているという事実は、わたしの背中を強く押してくれます。
ほんとうを言えば、わたし、彼女たちのことずーっと見つめて、全員がいまなにをしてるのか、見てたいくらいです。
わたしはいつも、最高のライバルたちと競うのが好きなんです。
ライサチェック選手のコメントが非常に情緒的なのにたいして、キミーはロジカルでキチッとしてるというか、いかにもキミーですね(ははは)。ジョニーが激しく情緒的なのでエヴァン君の情緒性が目立ちませんが、アメリカの男子ツインエースはじつはふたりとも情緒派なんだなあ。女子の1&2コンビがふたりとも知性派さんなのとは対照的。
記事タイトルにある《different outlooks》……異なった展望、というのは、ライバルに対する態度のことで、キミーは「彼女たちがやってること見るの楽しい! 際立って素晴らしい彼女たちと、いっしょに競いあうと考えると、やる気が湧きます!」というスタンスなのにたいして、エヴァン君は「スケートアメリカについていうと、日本の高橋大輔選手がライバル一番手だと思うけど、彼が勝敗に絡まないといいなあ~と願っている(原文Although Lysacek is aware of who is entered - only Japan's Daisuke Takahashi, the 2005 Skate America winner is likely to push him - he wants it to be irrelevant.)」と、言ってると、記事に書かれてしまっているんですね(わはは)。正直な意見だと思うけど、こういうこと言っちゃうあたりも、ライサチェック選手は全米チャンピオンとしては型破りだと思います。
「Lysacek won't be looking at anyone else's performances when the men get started Friday.」金曜日にSPが始まるとき、ほかの選手の演技を見ないようにしたいと思っている、と、またまた率直なことを言っているライサチェック選手。まあ、けっこうほかの選手の演技を見ません、というタイプの選手は多いと思いますが。今回はジョニーも出てないしね!(トリノ五輪のとき、風邪を引いてたライサチェック選手はSP時会場入場が遅くなり、同国のチームメイトであるジョニー・ウィアー選手のSPに間に合わなくて「なんで僕の演技を見てなかったんだ」とあとで言われたと(ジョニーったら…)かつてインタビューで語っていましたっけ)
すでに競技じたいは行われ、今夜半には日本で放映される、スケートアメリカ男子SP。ライサチェック選手vs高橋大輔選手の本命対決に、ほかの選手がどう絡んでくるのか? 楽しみですね!
アイスネットワークの公式サイトで、無料登録すれば、安藤美姫選手らスケアメ出場選手の公式練習の動画がちょっとだけ見られます。
本番の動画は、課金会員に入らないとダメなんだけど、ちょっとだけお先にいろんな選手の状況を見たいな、という方は、こちらから→ http://www.icenetwork.com/events/detail.jsp?id=34504
右下のほうのVIDEOってらんに、各選手の動画が上がっています。
結果を知らずにワクワクテレビ観戦したいという方は、間違っても「view result」というボタンは押さないでくださいね。テレビに先行して結果が見れちゃいます! 要注意!
……なーんて、もうみんな見ちゃってるかな? 見ちゃいましたかね。
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