フィギュアスケートJGPS最終戦イギリス/シェフィールド大会。男子シングルで町田樹選手が優勝しました!!!
女子の西野友毬選手とアベック優勝ですね! パーソナルベストも、おめでとう!
さっそくプロトコルを見にいったところ……あれ? 思ったよりミスがある?
日米対抗ガラでは成功させた3A+3Tも、セカンドが2Tになっちゃったみたい。ちょっとジャンプで減点が多いかなー? まだまだ、得点アップの余地は多そうですね。
でも、得意のステップでは、FSではサーキュラーもストレートラインもレベル3を獲得!
ちょっとちょっと! これすごいですよ! シニア男子だって、ステップ2本レベル3で揃えられる人、世界に何人もいないんだから!
日米大会で見たところでは、町田選手の今年のFS「白鳥の湖」は、アグレッシブに得点を狙う密度の濃い構成で、コンディションによっては最後で息切れしてしまい、せっかくの見せ場のステップにミスが出ることもありそうかなと。若干危惧していたのですが、もう全然。杞憂でしたね! 最後まで見事な演技だったようです。
町田選手は、前回出場のGPSで表彰台を逃がしているため、今回優勝なんですがポイント差でファイナルには進めません……残念! でも、やっぱり優勝ですから。うれしいですよね! きっと今後の自信にもなる結果だったと思います。ほんとうにおめでとう~。
男子ジュニアはいままで、町田選手と、学年ひとつ違いの無良崇人選手とのライバル関係が注目されてきましたが、ふたりと同世代の村上大介選手がアメリカから日本に所属を移してしかもモロゾフ門下に入ってきたことで、今後、三つ巴の戦いも予想されます。
なにしろニコライ・モロゾフコーチって、手がけた選手の得点を30点上げるとか言われていますからねー。村上選手は、選手層の厚いアメリカで連盟の強化チームに入っていた才能の持ち主ですし、驚きの成長を遂げてくるのではないでしょうか。
演技を見るのがいまから楽しみなのですが、村上大介選手のお名前は、いまんとこ、ブロック大会のエントリーには拝見しないようなんで、今年の全日本ジュニアには出てこないのかな? ひと足早くシニア入りしている小塚選手に、現在ジュニアの町田選手、無良選手、村上選手と、若手男子、ほんと楽しみな選手が盛りだくさんでうれしいなあ~。
みんな個性がぜんぜん違っていて、そこがまたいいんですよね!
……と、ブロック大会のことを書いたんで思い出しました。アイスダンスで以前澤山璃奈選手とチームを組んでいた水谷大洋選手ですが、新たなチームで東日本ジュニア選手権大会に出場するようです。
新しいパートナーの前田陽可選手が倉敷FSC所属ということで、西日本の選手として東日本選手権で滑るという、わりと難しいことになっています。弟さんの水谷心選手が東日本の選手としてやはりアイスダンスに出場するので、兄弟対決じゃないけど、兄弟対決なのかな? 2組とも、頑張って欲しいですよね!
それから、現在法政大学所属の太田由希奈選手は東日本選手権はスキップ、全日本選手権に照準を絞るようです。故障とかでなくて、たんに特訓のためならいいんですが。
全日本選手権では、のびのびと滑って欲しいなあ~と思います。デヴィッド・ウィルソンの新しいプログラム、見るのがとっても楽しみです。
おとといの配信だったかな? 安藤美姫選手や高橋大輔選手の新しい記事、見つけたので、リンクを貼っておきますね。
☆YOMIURI ONLINE:安藤ら苦心の秋 フィギュアルール変更
http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/figure/fi20071018_01.htm
JGPSではすでに採用され、厳しいジャッジに泣く選手も出てきている今年のフィギュアルール改正。ルッツにクセのある浅田真央選手は、ジャンプの入りをステップにしてエッジを補正するなど工夫(だから今年はトリプルトリプルのファーストがフリップなのかなあ。真央ちゃんはきっとフリップのほうが得意なんですね)、ルッツが得意でフリップのエッジがややイン気味の安藤美姫選手も、ひたすら矯正に励んでいるそうです。頑張れ!
一方、スピンに取り組んでいるのが高橋大輔選手。座位が高いとレベルがもらえないのでひたすらポジションを深く、でもまだうまく出来ないんです、と語っていますが、あれ? 日米対抗のとき、高橋大輔選手のシットスピン見て、灰原、「深ッ」と思ったけどなあ。あれで完成形でないということは、いったいどれだけ平べったくなってしまうのでしょうか。スケートアメリカ、期待したいです。
 
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