さて、みなさま。
プルシェンコ選手の最新インタビューですよ。
うーん、きのうのブログにも書いたんですけども、残念ながらやっぱり、かなり俗っぽい内容なんですよねぇー。
ヒザの具合はどうなのか? 本気で復帰はあるのか? それとももう戻らない方向に気持ちが変わってしまったのか?
こういう、灰原の興味がある、競技についての質問があんまりないんですが、最近、プルシェンコ選手はインタビューとかあんまり受けないらしいんですね。
貴重なインタビューではありますので、とりあえず、まずは適当に抜粋して日本語に書き取ってみましょう。
例によって、はじめに言い訳いたしますが、灰原は非常に語学力にとぼしいです。これから書こうとしている日本語書き取りも、原文を機械翻訳したものを、そのまんまだとあまりにも意味がわからないので、多少解読して言葉を整えただけのものです。読み取り間違い、カンチガイは絶対にあるはずですし、わかんないところは想像の翼で補っちゃうこともあるし、飛ばすこともあります。ぜひ、原文もご覧いただけますとうれしいです。
プルシェンコ選手インタビュー原文はこちら→ http://www.ok-magazine.ru/?action=article&id=852
 
それでは、日本語書き取り文におつきあいください。
《OKマガジン プルシェンコ選手インタビュー》
最近、私たちは、エフゲニー・プルシェンコ選手の新しいプログラムや、素晴らしいテクニック、難度の高いエレメンツなどについて、話題にしません。代わりに私たちは、彼の離婚について語り合っています。……いったいなにが間違っていたのか、などと。
プルシェンコ選手は、最近、ほとんどインタビューを受け付けていません。
私たちは彼とアポイントを取ろうとして、10回ほど空振りしました。あるいはドイツで、あるいはスペインで、あるいはサンクトペテルブルクで。
ついに、先週の土曜日、私たちの電話にプルシェンコ選手から連絡がありました。
「そんなに会いたいと言うんなら、モスクワでちょっと会ってもいいですよ」
私たちはモスクワのレストランでプルシェンコ選手と面談することができました。
インタビュアー:
最近、あなたはよく商業的なセレモニーに出演するようです。先日は、ミュージックアワードのプレゼンターをつとめていました。
通俗的なこれらの催しは、あなたを悩ませていませんか?
プルシェンコ選手:
なぜ、悩まなきゃいけないんです? 西側では、100年くらいまえから、サッカー選手やホッケー選手のほうが、歌手や俳優より人気がありました。
アスリートがトップスターである国を僕は知っています。ロシアにもそういう動きが起きてきて、僕らトップアスリートがあらゆるところに招待されなければならないと理解されてきたのは素晴らしいと思います。
すべての招待に応じられるわけではありませんが。
インタビュアー:
公の場の活動によって、あなたに金銭的なメリットはもたらされたのでしょうか。私たちは最近、お茶のコマーシャルであなたを見ました。
プルシェンコ選手:
僕の財政状況について、お話することはできません。現在、僕のもとにはさまざまな企業からのオファーが来ていますが、とくにどの企業が好きとか嫌いとかいうことはないですね。将来的にいちばん条件のととのった契約を選びたいと考えています。
インタビュアー:
政治に携わろうと思ったのはなぜですか?
2年前、あなたは、いつかコーチになって、子どもたちを教えたいと言っていたはずです。
プルシェンコ選手:
政治に近づけば、自分の力で、なにかいいことができるように思えたからです。フィギュアスケートを一生続けることはできません。僕には、社会について、もっとこうしたいというようなプランがたくさんあります。
僕が公正ロシア(ロシアの第4政党)に入党したときは、統一ロシア(ロシアの与党)入りしたアントン・シハルリゼと僕を並べて、いろいろ書きたてられたものですけど、僕にきちんと政治信念があるということが、いまはみなさんにもわかっていただけていると思います。僕には大きなふたつのテーマがあります。
ひとつは、スポーツマンが公平に利益を受けられるようにすること。スケーターが、サッカーやテニスのプレイヤーより低い収入しか得られないのは不公平です。
スターバレリーナたちが35歳で引退して得られるほどの生活を、偉大なスケーターたちは得ることができない。彼らは国家に名誉あるメダルをもたらしたのではないでしょうか?
もうひとつ取り組みたいことは、交通マナーの向上です。
現在、ロシアの町を歩くのは悪夢です。ドライバーの権力が強くて、歩行者は危険にさらされている。そのうえ、自分たちにブレーキを踏ませるといってドライバーたちは道を歩く人々を面罵します。
たいがいの国では、こんなことはありません。
インタビュアー:
交通マナーはほんとうに向上して欲しいですね。でも、西欧では、ドライバーだけでなく、すべての人のお行儀がいいと思います。お店でトラブルがあれば、店員さんが謝ってくれますよね。ロシアとは文化が違うでしょう?
プルシェンコ選手:
悲観的に考えてもなにも始まりませんよ。とにかく変化を起こさないと。
インタビュアー:
ロシア国民は、冬季五輪をソチが開催できると知ったときとても喜んでいました。もちろん、あなたも。
でもいまは、不安でいっぱいです。巨額の大会準備金が、正統でない場所に消えていくのではないかと予感して…。ことにソチの人々は、憂鬱になっているようです。
プルシェンコ選手:
そうですね。ソチの人々は、準備金について不正が行われることを危惧しています。もちろん、監査は充分にしなければいけない。僕は、きちんとできると思っていますよ。ソチ五輪は、ロシア国家とソチの町、そしてロシアスポーツ界に開かれた素晴らしい可能性です。
ソチの人々は、五輪のために、住み慣れた町が変わるのを恐れていて、自分たちが立ち退かされるのではないか、とも疑っています。まず法の整備を整えて、順序だててことを運ぶ必要があると思います。
インタビュアー:
あなたはロシアの人々にとても愛されています。あなたの政党は、あなたの人気で大きな利益を得ているはずです。人気はあなたにとって、プレッシャーでもあるのではないかと思います。
マスメディアを、あなたはどのようにコントロールしているのでしょうか。
プルシェンコ選手:
マスメディアが僕に批判的であっても、僕は批判しないことにしています。注目へのプレッシャーはあんまり感じません。僕は注目を受けるのが好きなんだと思います。
ただ、あんまりわーわー言われるときは、僕もちょっとした反論を試みます。慎重に、ソフトにね。
インタビュアー:
私生活について質問を。あなたの離婚は突然でした。なにが理由だったのでしょうか。
プルシェンコ選手:
僕にとっては突然ではありませんでした。事態は徐々に進んでいったんです。
インタビュアー:
とても静かにお話いただいているのですが、以前より、気持ちは楽になりましたか?
プルシェンコ選手:
そうですね…。僕の友だちには、ニ回も三回も結婚して子どももいて、幸せな人がたくさんいますしね。だから、僕も大丈夫。
インタビュアー:
いまは、ガールフレンドは?
プルシェンコ選手:
いますよ。とっても美しい人です。でも、結婚を急いではいません。誰だかみんなに話すつもりもありません。
インタビュアー:
結婚生活について、あなたが絶対に耐えられなかったことはなんですか?
プルシェンコ選手:
僕に素晴らしい息子を授けてくれた、前の妻に、僕は心から感謝しています。
彼女と恋をしていたとき、僕はしばしば物思いにふけって、練習を台無しにしました。
「彼女はなにを考えてるんだろう。どうしてあんなこと言ったんだろう」
そんなことばっかり、考えていたんですよ。
すべての人間は完璧ではありません。前の妻は、とても美しくて聡明な人です。でも、いま、彼女と会話するのは、あまり心地いいことではありません。
僕はつぎの結婚を急いではいません。というか、とにかくとても忙しいので、なによりも睡眠時間が欲しいです。
インタビュアー:
お仕事についてお聞きします。
競技復帰を期して、あなたが手術を受けたという情報がありました。また新しい手術を受けるとも。一方で、新しいテレビ番組に出演するという情報がありました。復帰はなさるのでしょうか?
プルシェンコ選手:
僕はいままで、たくさんの手術を受けました。片膝が、6回かな。またもう1回受けなきゃいけないのはわかってるんですが、僕は先送りしています。
競技用プログラムの作成には、取りかかっています。
最後にした手術はとても苦痛をともないました。僕は友人たちにその話をしました。
僕の経験は、子どもをどのスポーツに入れるか考える親御さんたちの、判断材料になるんじゃないかと思います。
インタビュアー:
あなたは息子さんにスポーツをさせたくないのですか?
プルシェンコ選手:
スポーツには関わって欲しいですよ。スポーツは自我を強くして、人生に多くの可能性を与えてくれるものだから。もちろん子どもにスポーツをさせればお金がかかりますけど、世の中お金がかからないことなんかほとんどありませんよね。
ただ、僕は、息子にスケートをして欲しいとは、あんまり思っていません。サッカーやテニスなら、話は別ですけど。
インタビュアー:
お子さんは、前の奥さまと、あなたと、どちらと暮らすことになるんでしょうか。
プルシェンコ選手:
その件について、いまは話せることはありません。
いま、僕はわずかなあいだしか息子に会えません。もっとずっと長く、いっしょにいられるようになるよ……僕はそう息子に約束しています。
はい。ここまでで書き取り終了です。お疲れさまでした!
ね? 気になる競技復帰については、玉虫色回答だったでしょう。もー。思わせぶりなんだから!
ほとんどスケートと関係ない話題で終始したこのインタビューですが、灰原がいちばんバカウケだったのは、インタビュアーさんの「西欧では、お店でトラブルがあったら、店員さんが謝ってくれるけど、ロシアは違う、文化が違う」という発言でした。
どどどどどどんな国なのロシア~~~!?
なんか、普通のこととしてインタビュアーさんとプルシェンコ選手が語っている交通マナーとかが怖すぎなんですが……プルシェンコ選手にはぜひとも広告塔になって、ドライバーの交通マナー向上を推進して欲しいです。どこの党の支持者もそのマニフェストは絶対支持すると思う。太田総理の議会でも可決だと思う。
インタビュー読んで思ったことは、やっぱりプライベートの問題で、少し疲れていそうかな、ということでした。
ただでさえ、リハビリって大変なのに、精神的なスタミナも削られていく状況では、なかなか思わしく進まないのもあたりまえかな……というかんじ。プルシェンコ選手だって人間なんですから。
ただ、いまは弱気になってるけど、復帰してくるんじゃないかな~とちょっと思う灰原。以前、プルシェンコ選手、どっかのインタビューで「おまえには無理だ! って言われると、なんだと、やってやる! と思う」みたいなことを言ってたんですね。自分はそういう性格だと。
おそらくこれからロシアメディアは「やっぱりプルシェンコの復帰は無理だったんだ」論調になびくように思うので、そうすると逆に負けじ魂で、リハビリが捗るんじゃないかな、とちょっと思いました。とはいえ、ほんとに無理はしてほしくないです。
ヤグディン選手の復帰が取りざたされたときも思いましたが、もちろんファンですから復帰していただけたら本当にうれしい。けれども、なにより選手たちには幸せになってもらうこと、そっちが当然最優先なんで。選手が幸せに生きるために選択したことならば、どっちの決断であっても、尊重して、応援していきたいと灰原は思っています。
プルシェンコ選手がスケートを語るとき、まるで運命の恋人を語っているようだな、と灰原、ちょっと詩的なことを思いました。
愛しても、報いは少なく、痛めつけられるばかりで、好きなのかと訊ねられて、心の底から好きとは言えない。それでも離れがたく、ずっとそばにいるもの。
きっとプルシェンコ選手は、スケートの女神さまに見込まれちゃったんですね。
どうか、一日も早くプルシェンコ選手が痛みから解放されますように。
そういえば、年末のクリスマス・オン・アイスに、プルシェンコ選手も来日するんですよね。ガチンスキー選手もいっしょに連れてきてくれるんですって。ガチ君のこと、相当可愛がってますね。
もしかして、ガチ君テレビ放映あるかな? MMVの使用モデルしてたころより、相当大きくなってんだろうなあ~。
 
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