いまさら! じつに、いまさら! 灰原、どーでもいい発見をしてしまいました…。
http://www.joc.or.jp/past_games/nagano/profile/figure/arakawa.html
 
JOCホームページの、長野五輪コンテンツのひとつ、選手個人データページ。当時、若干16歳(いまの真央ちゃんより若い!)でオリンピック初出場をはたした、東北高校・荒川静香選手のプロフィールです。
いやあ、若いなあ! 顔立ちがあどけないですね! 生真面目な表情は、いまの荒川さんに通じるものがありますが。
戦歴を見ると、華々しいー! すごいですねこりゃ。ジュニア時代にネーベルホルンで1位取っちゃってますよ。
そんな、華々しい戦歴をよくよく見ていくと、上から8段目に驚きの記述が。
「1996年 アジア選手権 男子シングル 6位」
えええええ。男子シングル!?
これ女子シングルの間違いだよねえ……と、よくよく見ると、2行上に
「1996年 アジア選手権 女子シングル 1位」
の文字が!
……もしかして、荒川選手が、武者修行のため、男装して男子シングルに潜入したとか。長久保コーチの指令で。いやいやまさかまさか。
これ、誰か別の選手の戦歴が混ざっちゃってると思われます。
日本オリンピック協会公式サイトだっつーのに、ちょっとトホホーなミスです。
男子シングル6位って、誰の戦歴だろ。本田武史選手か田村岳人選手のもんだと考えるのが順当なんですが、調べてみたけどわかんなかったです。
いやあ、長野オリンピックから10年近く過ぎて、まさかいまさらこんなの見つけるとは思わなかったなあ。
荒川静香選手って、たしか、当時、トリプルトリプルをフリーで2回入れてたんですよね。SPでもトリプルトリプル跳んでるし。いまさらですが、バリッバリの天才少女ですよ。
そのわりに、オリンピックに挑んで、当時の荒川選手への注目度は比較的高くなかったと記憶しています。長野当時、日本のフィギュア選手で一般に注目を集めていたのはなんといっても本田武史選手、そして田村岳人選手だった。
長野当時、女子選手で話題を集めていたのは、CM出演で人気爆発したエレーナ・リアシェンコさま(さま!)、そして、ガチンコ勝負が注目を集めた、アメリカのティーン女王ツートップ、タラ・リピンスキー選手とミシェル・クワン選手でした。
荒川選手の注目度が比較的低かったのは、灰原が推察するに「トリプルアクセルが跳べなかったから」だと思います。無茶言うなって感じですが、当時の日本人にとっては、まだかなり「フィギュアスケート=伊藤みどり選手=トリプルアクセル」だったんですよね。
トリプルトリプルが何種類も跳べるのが、世界標準に照らしてもすごいことだということも(いまだにすごい)、荒川選手のエッジ捌きが美しく、その戦歴が年齢にしては出来すぎだということも、一般には理解されていなかったように思います。っていうか、この当時の現役女子選手でトリプルアクセル跳べてた選手いないです。
まあいまだに、一般ニュースで報道されるとき、浅田真央選手といえぱ「トリプルアクセル」だし、安藤美姫選手といえば「クワドサルコウ」ではあります。でも、ここ数年で、長野当時よりははるかに、フィギュアスケートのルールとか見所とかが、マニアックな知識から一般的なそれになってきた気がします。これってやっぱり新採点法のおかげなんじゃないかな。
灰原自身、ルールをちゃんと見るようになったのは新採点法からです。エレメンツごとに点がつくシステムになって、すごい素人目にもスコア(プロトコル)がわかりやすくなったんですよね。そんで、大雑把にでもとにかくルールを理解してみたら、スケート観戦が俄然面白くなりました。スケートに限らず、どんなスポーツでも、ルールがわかったほうが面白いんだよな、灰原の経験上。
たとえばバスケの「ファウルゲーム」とか、アメフトの「ギャンブル」とかですね、ルールのはざまに勝負をかけた、ギリギリの戦いってあるんですけど、ルールがわかってるからこそ、選手の緊張も勝負への賭けもわかって面白いんですよ。バスケの、バックパスバイオレーションっていうルールを利用したハーフコートプレスとかね、オフェンスがセンターライン越えてディフェンスがプレスに入った瞬間、「かかったあ!」って感じで、すごいすごいワクワクするんですけど! これも、ルールを知るからこその醍醐味。
まあ、フィギュアスケートの場合、バスケとかサッカーに比べるとルールが手ごわくて、まだまだ理解しきれてないのが口惜しいんですけど…。
んで、ハナシが果てしなく逸れましたが(いつものこといつものこと)、ここんとこの記述ミスってJOC公式にメールかなんかで報告したほうがいいのかな。ま、このまんまでも面白いような気もするんだけど(こら!)。あとでいちおうメルフォから連絡しておくことにしよっかな。
あ、なんでいまさら長野の資料なんか見てたかというとですね、エレーナ・ベレズナヤ選手(ご出産おめでとう!)の戦歴を辿っていたのでした。長野~ソルトレイクって、ペア激戦時代でしたよね~。
 
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