フィギュアスケート、ステップの帝王、かのアレクセイ・ヤグディン選手が、いよいよ競技復帰の意志を本格的に表明したようです!
元ニュースはこちら→ http://www.sport-express.ru/art.shtml?143933
フィギュアスケートポータルサイト『Golden Skate』に、有志のPtichkaさんという方が、英訳も上げてくださっています。Ptichkaさんご自身のブログにも、英訳はアップされています。こちら→ http://ptichkafs.livejournal.com/25599.html
もとの記事は、8月11日に掲載されたもののようです。最新情報ですねー。Elena VAJTSEKHOVSKAYAさんというライターさんの署名記事です。
語学力の非常に乏しい灰原ですが、待ちに待ったこのニュース、露→日の自動翻訳と、英語翻訳文をためつすがめつしながら、頑張って内容を読み取ってみました。
記事によると、ヤグディン選手がニューヨークで股関節の手術を受けたといわれた当初、マスコミは彼本人を捕まえることはできなかったんだそうです。そのときはタラソワ女史が窓口になっていて、「ヤグディン選手の術後経過については、1ヵ月くらいようすを見させてちょうだい」と言われてしまったらしい。その後、ヤグディン選手本人から記者さんに連絡があり、電話インタビューがなされた、ということみたい。
まず、ヤグディン選手のインタビュー部分を、抜粋して日本語に書き取ってみます。
灰原は語学力に乏しいため、読み取り間違いがある可能性も高いです。よろしければ、ぜひ、原文もお読みになってください。
ヤグディン選手:
競技生活復帰の意志を持って、僕はアメリカに渡りました。
股関節の診断をしてもらいに病院にいったんですが、その診断自体は、僕が遅かれ早かれ必ず受けなければならないものでした。
股関節のレントゲンをとったんですが、医学的知識がなくても、レントゲンを見ただけで、関節がダメになっているのがわかるほどでした。股関節のまわりは、ひどく炎症を起こして、腫れあがっていました。
手術前には検査もたくさん受けなければならなかったので、僕は手術の2~3週間まえにもう入院していました。
インタビュアー:
具体的には、どんな手術だったんでしょうか。
ヤグディン選手:
手術の2週間後にまたレントゲンを見せられたときに「ターミネーターみたいだ」って僕は思いました。僕の腰にはチタンの部品が入っていて、レントゲンでも存在感を主張しています。
僕は充分インフォームドコンセントを受けて、自分自身でこのチタンを選びました。これらは僕の体の中で、有機的に動いてくれるんです。
インタビュアー:
以前のように練習することができるとお考えですか?
ヤグディン選手:
そうだったらどんなにいいでしょう。
僕はもう27歳です。バンクーバーのころには29歳です。競技会に参加するために、最適な年齢ではないと思います。しかも、僕の『部品』はとてもナーバスで、多大な付加を処理しきれるかわかりません。
だけど、競技会に出場する以前に、クリアなジャンプを降りられて、トリプルアクセルも降りられるなら、いまより悪い状況じゃないってことですよ。
今後どうなるか……すべてはリハビリしだいです。僕は、ルディ・ガリンドが、両方の股関節を手術したあと、6ヵ月後にはもう滑っていたことを思い出しています。
万が一、バンクーバー五輪でメダルが取れるなんてことがあったら、それはなににも変えがたい栄光だろう、と、思います。
インタビュアー:
オリンピックに出場できると考えていますか? むしろ、出場できる保障はまったくないはずです。
ヤグディン選手:
このあいだ、ニコライ・モロゾフと話し合ったとき、ジェーニャ・プルシェンコが世界選手権に戻るなら、それは素晴らしいことだ、というてんで、意見が一致しました。
(ニコライとは、ずっと組んでやっていこうとすでに約束しています)
ロシアは、プレオリンピックシーズン、つまり2009ロサンゼルスワールドに、2枠を持っているはずです。
ニコライは僕に言いました。ロサンゼルスワールド代表に絶対に入りたいという気概がないのなら、復帰を試みるべきできない、と。
インタビュアー:
モロゾフ氏があなたをトレーニングするのですか?
ヤグディン選手:
そうです。タチアナ・タラソワコーチとともに。
僕たちはすでにそのことを話し合いました。僕たちは、バンクーバーでメダルを獲得するために、いっしょに努力しなければならないと決めました。
もちろん、僕は怖い。オリンピックのメダルにたどり着くまでの努力は……地獄の旅路そのものです。でも僕は、もういちどその道を通り抜けたいんです。
どぎゃぎゃぎゃー!!!!
なんですと!? タラソワ女史とモロゾフ氏が、ふたたび組んでヤグディン選手を見る、ですってぇぇぇぇぇ!!!
なんじゃそりゃ。スケートファンのあいだで、何度も何度も「そうだったらいいのになあ…でもありえないよなあ…」と夢想されてきた、夢物語、そのものじゃないですか!
バンクーバーでメダル……って、本気? 本気なんだね?
ものすごく正直に言って、いまこの瞬間、「メダルなんて馬鹿なことを。バンクーバーにアレクセイ・ヤグディンが出場できるかどうかも危ういよ」と、たいがいのスケートファンは思っちゃってると思う。でもタラソワ女史とモロゾフコーチは、本気で復活シフト組むっぽいですよ……どうなっちゃうんだ!
お医者さんのコメントを見ると、ヤグディン選手のジャンプが戻せるかどうかは、いまのところ正直微妙……って感じみたい。人工股関節が入ってますから、あんまり負荷をかけるのは危険だというのが正直なところみたいですね。今後、骨組織がチタンを覆うにつれて、リスクは低減していくだろう、とも言ってますが……。
いつも玉虫色のコメントでスケートファンの心を路頭に迷わせるロシアスケ連会長Valentin PISEEV氏は「ヤグディン選手とまだ話し合ってはいませんが、復帰が本決まりになったら、すぐにISUに届け出る用意はあります。トレーニングに必要なすべての援助を与えることもできるでしょう」とコメントしています。調子いいな~。
いずれにせよ、手術は成功だったみたいで、それは本当に良かったと思います。どうも股関節の具合は、プロスケーターを続けるのにも支障をきたすレベルにまで進行していたみたいなので……。今後の人生のことを考えても、手術の成功はほんとうに良かった。
それにしてもロシアメディアもヤグディン選手も、イエテボリでプルシェンコ選手が2枠とってくるのは既定路線ってかんじで、露ほども疑ってないのがスゴいですね。ジェーニャ、責任重大だ~。
いずれにしても、訓練が始まってみないことには、どのていど復帰できるのか、本当のところはまだわかりません。ヤグディン選手の予後の良いことを祈りつつ、続報を待ちたいと思います。
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