今日、8月7日は、うちの犬の誕生日です。
いつもはご飯はドッグフードなんですが、バースデープレゼントとして、今日は夕飯を手作りしてあげることにしました。大好物のジャガイモとニンジンをゆでて潰したのに、ササミをゆでて細かく裂いたのを混ぜて、そこに、さらに大好物の枝豆ゆでたのをトッピング。
ケーキふうに盛り付けて、色合いも可愛くできました。
写真を撮ろうと思ったのですが、床に置いたとたん犬ががっついてしまい、撮影できませんでした。……もー。
ジャガイモのケーキのかわりに、犬本体の写真をアップ。
犬のうしろに写っている、くしゅくしゅした布は、犬がいつも昼寝に使っているバスタオルです…。なんかみっともないなー。外して撮ればよかった…。
うちの犬がうちにもらわれて来たのは、生まれて3ヵ月めくらいだったのかな、8年前の、11月のことです。
まったく唐突なお出ましでした。
ある日、仕事から帰宅したら、玄関で、見知らぬ毛むくじゃらの子犬が、回転しながら尻尾を振っていたのでした。
仰天した灰原、
「こ、こ、この子どうしたのお母さぁぁぁーんッ」
片手に子犬を引っつかみ、台所で夕食の支度中の母親のところに駆け込むと、母はこともなげに、
「あ、今日からその子、飼うことにしたから」
と言うのでした。
その日まで、灰原家内では、「犬飼いたいなあ」とか「犬欲しいなあ」とかいうトークは、まったくもってゼロでした。それまで家庭内で飼ったことがあるペットといえば、ザリガニとドジョウだけ。両方とも水槽の中で飼えるものでした。ドジョウはなかなか長生きしたのですが、それはともかく。
「飼うって、この犬、ずっと?」
犬なんて飼ったこともないのに。しつけができるかどうかもわからないのに。なにを食べてなにを食べられないのかもわからないのに。呆然とする灰原に、母は、
「大丈夫よー。その子、親もそんなに大きくないから。大きくならないって」
微妙に的外れなことを言うのでした。
たしかに、子犬の段階とはいえ、片手でつかめるていどの大きさのこの子が、今後小山のような巨犬になるとは考えにくい。
「ついでだから、いま体重も量っちゃおっか」
なにがついでだかわからんのですが、母はそのように言いました。食器棚の上から、キッチンスケールをおろしてきました。
灰原は子犬をキッチンスケールに置きました。ばね式で、ぐらぐらするスケールに、子犬は緊張したようでした。母が目盛りを覗き込みました。
「あら、650gか。もう3ヵ月なのに、小さいわねー」
母は言いました。
あれから8年、すっかり熟年犬となったうちの犬の、いまの体重はだいたい2kgです。いまだ体重計測はキッチンスケール使用です。母の読みどおり、あんまり大きくはなりませんでした。
あとで事情を聞いたのですが、うちの犬はもともと、ほかのおうちにもらわれる予定だったんだそうです。それが、里親予定だった方の事情が変わり、飼えなくなってしまった。
血統書つきならともかく、雑種犬です。母犬の飼い主さんが、新たな里親探しに困っていたところ、灰原母が弾みで「あら、じゃあうちでもらうわよ」と言ってしまったんだそうです。それまで犬なんか飼ったことなかったのに。
「これだけ小さい犬なら、しつけもカンタンそう」
だと思ったからだ、と後で白状しましたが。…まあ大型犬よりは楽だったろうけどねえ。トイレのしつけとか、普通に大変でしたよーもー…。お風呂嫌いも治らないし。
スケーターには、わりと犬を飼っている人が多いですね。荒川静香さんとこはミニチュアダックスだし、浅田真央ちゃんとこは、かの有名な『エアロ』ちゃん、安藤美姫ちゃんはフレンチブル飼ってるって聞いたことあります。ブライアン・ジュベール選手もブルドッグを飼ってるんじゃなかったっけ。サーシャ・コーエン選手のペットは猫だった気がするけど。どちらかというと犬が多い?
心の準備もないうちに、もののはずみでやってきたうちの犬。正直、しつけとかいろいろ失敗しましたが、なんとか8年、仲良く過ごしてこれました。これからもできるだけ長いあいだ、健康でいっしょにいられますように。
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