イリーナ・スルツカヤ選手の新しいインタビューへのリンクと、有志翻訳が、『Golden Skate』のフォーラムに上がっていました。
有志Ptichkaさんご自身のブログでも、英訳版は見ることができます。こちら→ http://ptichkafs.livejournal.com/24714.html
原文はこちら。ロシア語です→ http://www.ok-magazine.ru/?action=article&id=588
掲載媒体のOKマガジンは、芸能ニュースとかが載っているロシアの雑誌のようです。現在お子さんを身ごもって、スケートの一線からは引いているスルツカヤ選手。スポーツエリートにしてはとても若く、20歳で結婚しました。そのことについて、スルツカヤ選手はこんなコメントをしています。


「結婚について、どんなに周囲に反対されたか、いまでも覚えていますよ。結婚に反対する人たちは、こんなことを言いました。『スルツカヤはもうだめだ、退屈な女に成り下がるだろう。スケートをするより、家庭のためのポットとパンの用意に忙しすぎるようになるだろう』
こんなことを言われたのに、夫をわたしの競技活動をサポートしてくれました。いつでも完璧に味方してくれる彼の存在が、スケートに挑み続ける気持ちを楽にしてくれました。夫はけして、「いつスケートをやめるの?」なんて聞きませんでした。むしろ、いつも発破をかけられてばかりだったんですよ!」


スルツカヤ選手のご伴侶セルゲイ・ミハイエフさんは、スポーツトレーナーだったと思いました。フィギュアスケート選手に限らず、女子スポーツ選手は結婚すると引退してしまうことが多いんだけど、スルツカヤ選手はそうしなかった。むしろ、結婚が、選手生活をゆたかにしてくれた、とスルツカヤ選手は語ります。


「夫はわたしより7歳年上で、わたしよりずっと賢いです。マスコミに出たがらないんで、新婚のころはフォトセッションに出て欲しいとか、わたしも説得したりしたんですけど、いまはね。プライバシーを大切にすることを、わたし自身も学びました。
メディアに出ないのは、わたしの夫はマフィアにつながりがあるからだ、とか、いろいろ書き立てられたこともあります。ほんとにおかしいわね」


8月6日はスルツカヤ選手ご夫妻の結婚記念日なんだそうです。
去年は、結婚記念日はアイスショーツアー中だったそう。今年は素敵なレストランでファミリーディナーなんかいいなあ、と思っているそうです。
夫婦のあいだで、どんなものを贈りあうのですか? という質問には、こんなコメント。


「わたしの夫は実用的なものが好きなんです。以前、新しいフライパンのセットを贈ったことがあります。最近は、車のためのスボイラーを贈りました。
わたしは腰が重いタイプなんだけど、夫はあれこれマメにお買い物してくれます。『こういうイヤリングが欲しいなあ~』って、言っておくと、わたしがいっしょに行かなくても、ピッタリ欲しいイヤリングを見つけてきてくれたりするんですよ。
うちの夫はほんとに優しくて……たとえば「ねえ、今日はとっても疲れてるから、なんにもしたくないの」って言ったら、彼はなんにも言わずにお掃除して、食器を洗って、洗濯もしてくれるの。おととい、わたしが朝起きてぼーっとしてたら、夫はわたしの手をやさしくとってキッチンに連れてってくれました。ダイニングテーブルにはオムレツとチーズと黒パンが並んでいたんですよ! それにねえ「ほかになにが欲しい?」って聞いてくれたのー。わたしが「いちごが欲しい」って言ったら、洗って出してくれました。
わたしがなにかを話したいときは彼は聞いてくれて、ひとりになりたいときにはほっといてくれます。
男の人に、これ以上なにをしてもらいたいって思うかしら!?」


どわー。スルツカヤ選手、のろけまくり。
「喧嘩はしないんですか?」という質問については、「彼がわたしと似た性格だったら、ずいぶんむかしに殴り合いの喧嘩をしてたかもね!」でも「夫はとっても優しくて賢くて、わたしの不機嫌がすぐに納まるって知ってるんです」だそうです。「ごくごく自然に彼のスリッパをはいたり、彼のTシャツを着たりしながら、暮らしています」だそうです。
……もー勝手にしてくれー!!!
たまにはヤキモチもあるけれど、話し合えば問題解決。ずーっとこれからも夫婦で幸せに暮らしていけると思います、みたいな。とにかく幸せそうです。
コーチとしてやっていく可能性はあるか、という質問については、スルツカヤ選手のこたえは「そのつもりはない」。自分のコーチである、グロモワ氏ほど、生徒へ指導する才能にも情熱にも恵まれていないから、というようなことを言っています。
最後にインタビュアーは、スルツカヤ選手に、こんな質問をします。
「競技に戻る予定はありますか?」
たいしてスルツカヤ選手のこたえ。


「わたしはかつて、3回競技をお休みしています。健康上の問題がなければ、ぜひまた復帰したいと考えています。3~4ヶ月の特訓をすれば、もとのレベルにまで戻すことは難しくないことを知っていますし。
わたしは、東京ワールド女子シングルで行われたエレメンツの、全てを行うことができます。
ほかの誰よりも自分が強いと感じられたら、わたしは氷に戻って、ふたたび勝つでしょう。どんなに年取ってもね、絶対にわたしはやりますよ!」


明るくて強気なスルツカヤ選手。ロシア国内の報道には閉口することもあるみたいですが(旦那さんがロシアマフィアの関係者じゃないかって、どんな憶測なんだ)、相変わらず明るく元気! インタビューを読んでいるだけで、こっちも元気になってきます。
ラブラブのセルゲイさんとお幸せに。元気な赤ちゃんが生まれますように。そしてかなうならば、ママスケーターとして、氷上に復帰してくれますように!
遠く極東の日本から、微力ながら、お祈り申し上げます!




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