いままで、灰原の自室の隅っこにしまいこんであったミニステッパーを、
「こんなところにあったら使わないよなー」
と思い、茶の間に置くようにしてから1ヵ月ほどたちました。
結果的には茶の間置きはアタリで、灰原だけでなく、ほかの家族も、テレビを見ながらギュコギュコと踏んでいます。
うちは来客が多い(ご近所さんが遊びに来るのです)のですが、なぜかお客さんも、来るとうれしそうに「あら」と踏んでいきます。
安いステッパーですが、いまや灰原家だけではなく、近所のみなさんにまで人気者です。健康器具冥利につきるであろう。
さて、灰原家はスポーツ観戦マニア家族なので、今日のようにサッカー代表戦がある日には、一家で1時間ほどテレビに釘付けになります。その間に乗じてステッパーを踏もうと、家族で奪い合いになるのですが、本日は灰原が争奪戦に勝利し、代表チームと苦楽をともにしながら観戦ということになりました。
AFCカップ、決勝トーナメント、オーストラリア戦。
思えば、ドイツW杯でオーストラリアにまさかの逆転負けを喫したのって、ほんの1年くらいまえなんですよねー。
なんか、もっとすごいまえのような気がします。
代表もかなりメンバー入れ替わりましたしね。とはいえ、オシムジャパン始動のころから考えると、以前からの代表メンバーも呼ばれるようになってきたけど。
灰原は中澤選手のファンなので、代表に戻ってくれてうれしいです。ゴール前にボンバーヘッドが見えると、やっぱり安心する~。
「因縁」のオーストラリア戦。うーんオーストラリアのみなさん大きいなあ。この体格でアジア枠に入ってくるのちょっとズルくね、と一瞬思った灰原でしたが、どっちみちAFCに優勝してコンフェデに行ったら北欧の巨漢チームとかともやらなきゃいけないんだろうし、大きいとかそんなのあまり関係ないな、と思いなおしました。
試合は、序盤から中盤は接戦でしたね。どちらかというと、日本のほうが攻撃のポイントは掴んでいたと思うんだけど、オーストラリアのキーパーにいいプレイがたくさん出て、なかなかゴールマウスをこじ開けられなかった印象。そうこうするうちに、セットプレイからオーストラリアに先行されて、残り時間20分、まずい、と思ったら、すぐに高原選手が同点弾。芸術的な足技でした。素晴らしかったです。
そのあと、後半30分くらいに、オーストラリアに退場者が出て、日本が1人多い状態でのゲーム展開。しかし、ゴール前までボールを持っていっても、あと一歩のところでシュートが決められない。というかオーストラリアのキーパー、ミラクルプレイ連続すぎる。選手たちの疲労の色が濃くなります。灰原の疲労の色も濃くなってきます。
試合終了までは頑張ってステッパーでお付き合いしたいと、根性でギュコギュコしていたのですが、無情にも試合は同点延長に突入。
さすがにこれ以上はお付き合いできない。
灰原はステッパーをリタイヤ。延長戦は茶の間で大の字になって観戦しました。
「争奪戦に勝ったんだから延長戦までステッパーで応援しなさいよ~。根性ナシ~」
と、家族から非難轟々。
無理です! 灰原も無理だけどミニステッパーも無理! なんか機械油が焦げたみたいなニオイとかしてきたし!
結局延長戦でも得点は入らず、PK戦に突入。川口選手の神業によって日本代表が勝利しました。
準々決勝でPK勝ちって、なんか前回のAFCカップを彷彿とさせるなあ。もしかして縁起がいいんじゃない? このままイケちゃったりしない?
オーストラリアもドイツW杯出場国ですし、今回のAFC杯出場チームの中では最大の強敵のひとつだったんじゃないのかと思います。もちろん準決勝で当たるチームも一筋縄ではいかないでしょうが、連覇に向けて、かなり苦しい峠を、ひとつ越えたんじゃないのかな。
「縁起をかついで、PK戦を見ないことにしてる」っていうオシム監督が、ちょっと可愛かったです。えーっと……次戦はステッパーは踏まずにふつうに応援します……。
 
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