はーっ。やっとナダルが４回戦に勝ち上がりましたよ。
男子シングルス３回戦、ナダルvsソデルリング戦は雨天順延につぐ順延。雨天順延の多いウィンブルドンとはいえ、さすがに１試合が４日に及ぶというのは珍しいですよね。ミドル・サンデーも入っちゃったし、全部で５日がかり？ そんな長い時間、コンセントレーションを途切れさせないでいるというのは、苦行に近い。
とはいえ、第２セット後半からナダルが調子を崩したところで雨に救われて、第３セット仕切り直しをできた部分もあるみたい。雨で救われたといえば、セレーナもそう。３回戦、vsハンチェコバ戦、第２セット途中で激しい痙攣に見舞われたそうですが、包帯ぐるぐる巻きにしてド根性で戦っていたところに恵みの雨。１時間の中断のあいだ足をケアすることができ、勝利に繋がったようです。雨で得したり、損したり、それもウィンブルドン名物ですね。
大会はまだまだ続きますが、とにかく、お疲れさま、ラファ！ 今夜はおいしいイチゴをたっぷり食べて、ぐっすり寝てください。
さて、きのうのテレビ観戦は、ディフェンディングチャンピオン、アメリ・モレスモ陛下vsニコール・バイディソバ。バイディソバは、美しいその容姿から、よくメディアなどでシャラポワ２世などとも呼ばれる美少女選手です。
順当にいけばモレスモの勝ち、どこまでバイディソバが粘れるかだなあ～と思っていたのですが、あっとびっくりバイディソバが勝っちゃった！！ ええええええ。
序盤から、バイディソバの仕掛ける勝負を、アメリ陛下が受けに回る感じ。バイディソバってもともと勝気で先に仕掛けるタイプ。それで自滅したりもするんで、まあアメリ陛下も様子見てんのかなと。そう思ってたんだけど、ゲーム進んでもなかなかアメリ陛下のエンジンかかってこない。
エンジンがかかってこない、というのは、適切な表現ではないかもしれません。だって、目もさめるようなエースやウィナーもあったから！ ああ、これぞモレスモ！ という、パワフルにして繊細なショットのあとに、なんでー！？ という凡ミス、それの繰り返し。戦う力はあったのに自爆しちゃった印象。うーん、盲腸炎とかいろいろありましたし、アメリ陛下は今回のウィンブルドンでは決勝戦まで上がってこれないんじゃないか、不吉な予感はあったのですが、まさかクォーターファイナルにも上がらず負けるとは。……残念です。
しかし勝ったバイディソバは素晴らしかった！ モレスモの大荒れプレイにお付き合いせず、落ち着き払って自分の展開に持っていきました。次戦はアナ・イワノビッチ戦。おお、大会屈指の美少女対決ですね。目の保養だ～。華やか～。
華やかな容姿に似ず、ふたりともバリバリのパワータイプ。わりとプレイスタイルが似ているんですけど、どんな試合展開になるかな。楽しみですね。
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