こちらの記事によると、テニスのサーブ、サービスって言い方、あれって日本特有のものだったんだそうです。


☆エキサイトニュース:テニスの最初の一球、「サーブ」か「サービス」か?
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091182695204.html


知らなかった!
記事によれば、テニスが日本に紹介されたとき、1ポイントの攻撃機会につき2回のサーブが許されることから、「サーブ」の複数形として「サービス」なる言葉が使われることになったとか。「ナイター」とか「ランニングホームラン」と同じ、和製スポーツ英語だったってことですね。
サービスエースという言い方も、日本特有なものだそうで。たしかに、ウィンブルドンの国際映像には、サービスエースとかいう文言は出てこなかった気がする。ナントカエース、という言い方そのものをそもそも海外ではしなくて、エースはとにかくエースって扱いみたいなんですよ。ほんとかな?
この記事を読んだとき、灰原の脳裏にまず浮かんだのは、「『新エースをねらえ!』の歌詞が……!」ということでした。同世代のみなさまがたにはおなじみでしょう。アニメ『新エースをねらえ!』(お蝶夫人のウェアがピンクじゃないほう。そして尾崎さんが色黒なほう)のオープニングの歌詞には、大サビの部分に「サービスエース」「レシーブエース」「スマッシュエース」って歌詞があるんですよね! ああ思い出したら歌いたくなってきた~。
(ちなみに、かつてNHK杯で伊藤みどり選手がエキシビに使用したのは、『旧エースをねらえ!』のオープニングソングです。お蝶夫人のウェアがピンクなほう。そして音羽さんがいい奴なほう。こっちにはサービスエースは出てきません。……またしても歌いたくなってきた灰原。エース~エース~エース~♪)
まあ、正統なテニス用語じゃあないのかもしれないけど、和製英語で育ったテニスファンである灰原は、やっぱり「サービスエース」って言ってもらえたほうが好きです。「ここぞというときに、ロジャー・フェデラー、サービスエースです!」みたいな。
『新エースをねらえ!』のためにも、和製英語があってよかった!
はてさて、ここから強引にハナシをつなげますが、日本のエースをねらう森田あゆみ選手、ウィンブルドン初戦をNHKで見ました。対戦相手は第28シード、イタリアのマリア・サンタンジェロ。全仏ダブルスで杉山愛選手を破り、優勝したペアの片方の選手です。
試合序盤は完璧にサンタンジェロペースでした。サンタンジェロ選手はダブルス巧者だけあって、ネットプレイが上手い。前に出てきてプレッシャーをかけつつ、脇を抜かれないだけのコートカバー力があります。試合前に「ウィンブルドン初出場に特別な感慨はない」とコメントしていた森田選手ですが、さすがにはじめは固くなっていたのかな。ファーストサーブの確率が低く、ここぞというところでミスが出たりして、攻めきれない。第1セットは1-6で落とします。
しかし第2セットがすごかった。相変わらずファーストサーブは入らなかったんですが、ゲームコントロールに長けたベテランサンタンジェロを相手に回して、堂々たるラリー戦を展開します。ネットに出てきたサンタンジェロ選手の鋭いボレーを、走りながら拾って脇を打ち抜くダウンザライン! うっわぁ~カッコイイ! 超しびれる!
勢いにのってサービスブレイクに成功した森田あゆみ選手、雨による試合中断にも集中力を途切れさせず、6-3で第2セットを奪います。よっしゃ!
第3セット序盤もスピーディな試合運びでサンタンジェロを振り回す。このまま勢いで1回戦突破なるか! と思ったんですが……さすがシード選手。甘くありません。
落ち着きを取り戻したサンタンジェロ選手は森田選手のスピードテニスをこらえきり、徐々にゲームのコントロールを取り戻していきます。思うように決めきれない焦りからか、それとも予選から積み重なった疲労のためか、やがて、森田あゆみ選手にミスが頻発し始める。こうなるとサンタンジェロ選手のペースです。蓋を開ければ3-6。サンタンジェロ選手が勝利しました。
いやあ、しかし、いい試合だったと思います。スコアだけ見ると、すごく引き離れたゲームのようなんですけど、じっさいはかなり競っていた。惜敗だったと思うんですが、残念だったのはやはりファーストサーブが入らなかったことで、サーブの調子が良ければもしかしたら…! と思えた試合でした。
とにかく走って走って走りぬく、伝統の日本女子らしい粘りと、ときおりエナンばりの鋭いショットを繰り出す、天性のきらめきを併せ持つ、森田選手。じつにカッコいいプレイスタイルで、灰原すっかりファンになってしまいました。
17歳の森田選手、全米オープンも予選に出場するのかな。頑張って欲しいですね!
一方、2回戦に進出し、マルティナ・ヒンギスと対戦することとなった中村藍子選手ですが……うーむ、ちょっと残念な試合だったかな。惜しいプレイがすごく多かった。ラリーで粘って粘ってネットにかけちゃうとか…。しかしこれはたぶん、中村選手がミスをしたというよりも、ミスに追い込む上手さがヒンギスにある、ということなんだろうと思いました。
現役トップ選手たちの中でも、ヒンギスって、思ったように試合をコントロールする上手さでは、ランキング1位のエナンをも凌ぐんじゃないかと思うんですよね。
ヒンギスは、日本の選手が戦う相手としては、パワー型の選手よりも組しにくい相手かもしれないと思います。相手がミスするまでとにかくラリーで粘るという戦略、まったく使えませんものね。ヒンギス自身がラリーでもぎ取るタイプだから。
試合は残念でしたが、今回のヒンギス戦が、中村選手の今後に生きてくるといいなーと思いました。次戦頑張れ!





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