日本スケ連に、今年のルール改正の日本語版が上がってましたねー。
日本語版URLはこちら、pdfファイルですので重いです。ご注意を。→ http://www.skatingjapan.jp/Jsf/News/comm1445J.pdf
「英語では難しすぎて歯が立たないし、日本語訳が出たらちゃんと読もうっと」と思ってたんですが……あらーやっぱり日本語訳でも難しいわー(わはは)。
そもそもまだ一応しかルールが理解できてないからなあ。突っ込めば突っ込むほど難しくて。まだまだ修行ですね。
あらためて日本語訳を読んで思ったのは「またプログラムの難易度が上がるんだ!」ってことでした。
ジャンプについては、ダブルアクセルのポイントが上がったことで、(とくに女子の)回転数勝負の傾向には歯止めがかかるのでは? と感じたのですが、そのかわり、女子に特有のスパイラルの難易度がかなり上がってる。スパイラルについては、昨季まで、ジュニアどころかノービスでもレベル4が出やすかったように思うんですが、来シーズンは点が取りづらいエレメンツになったかもしれません。スピンもレベル4の難易度が上がったように思います。
スパイラル規定の変更について以下に原文引用してみます。
《スパイラル変更点から抜粋》
スパイラルシークエンスのパターンは、カーブをどのように組み合わせてもよい(ただしエッジで滑走している必要があり、直線状に滑走するスパイラル姿勢は無視され、スパイラル姿勢の数に数えない)。試みたうち最初の3つの姿勢のみが、レベルの特徴として考慮される。
フリー・レッグが横または前位置にある支持なしスパイラル姿勢は、今シーズンからは、そのことだけどはレベルの特長にはならない。フリー・レッグが横または前位置にある支持なしスパイラル姿勢は、行ったスパイラル姿勢の数には含まれるが、レベルの特徴としてみなすのは(体幹やバランスに影響するという)姿勢の難しいバリエーションに該当する場合のみである。
《スパイラル難度判定基準》
※該当4でレベル4、該当3でレベル3、該当2でレベル2、以下はレベル1
1・みっつのスパイラル姿勢で、足換え、フォア&バック、イン&アウトを含むこと。(→今年からバック・インはレベルアップ基準に含まれない)
2・1つの難しい姿勢バリエーション
3・2つ目の難しい姿勢バリエーション。1つめの姿勢バリエーションとは異なる足で行うこと(→まるまる新規定かも)
4・スパイラル中にエッジを変更、変更の前後とも3秒間を保持すること。
5・スパイラル姿勢を維持しながら支持なしにフリーレッグ位置を変更、あるいは支持なしに滑走方向を変更、更の前後とも3秒間を保持すること。
6・フリーレッグが完全なスプリット姿勢、片腕または両腕で支持してもよい(→完全なスプリット姿勢について、横または前位置にある、という基準が削除)
厳しくなった点は、まず、手放しY字スパイラルなどの手放し姿勢。以前は、手を離しているだけで難しい姿勢とみなされましたが、今後は、ポジションのひとつとしかみなされないということですよね。片手ビールマンはどうなるんだろうなあ。
バックインがレベルアップ基準から外れたのも苦しいところ。去年とか、女子はほとんど振り付けにバックインスパイラルが入ってたと思うけど。まあバックインスパイラルって、綺麗なポジションで滑れる選手があんましいないワザではあるので、外されてもしかたないのかなー。たんにエッジが合ってるだけじゃねーってことなのかも…。
バックインでも、完璧な姿勢だったら、レベル要件は満たさなくても加点はありますよね、きっと。しかしGOE加点は水物だしねえ、勝つためには、プログラム作成時点でレベルを満たしとく必要はありますよね。
それから、今年は3つの姿勢で4つの要件を満たさないとレベル4が取れないんですって。4つ以上の姿勢変化があっても、前半3つでキメないとカウントされない。
難しい姿勢(ビールマンとI字とか)をふたつ、キャメル姿勢でチェンジエッジして、最後にバックインってあたりで、いままではレベル4取れたと思うんだけど今後はどうなるんだ。どの選手もビールマン姿勢かキャッチフットでチェンジエッジとかしてきそう。
新採点法からこっちコンボスピン隆盛につき、シンプルな美しい姿勢のスピンがなくなってきたって言われてますけど、来シーズン、スパイラルも、ノーマルなキャメル姿勢の演技は減ってくるかもしれませんねー。
完全なスプリット姿勢について、横または前位置にある、という基準が削除されたのは、サーシャ・コーエン選手みたいな、柔軟性のある選手たちにはボーナスですね。いままでキャメル姿勢とかビールマンのスプリットについては、どれだけ角度出ててもレベル上げ要件には入ってなかったですからね(スプリットっていうのは、ようするに開脚のことです)。
さてスピンの新規定ですが、これがスパイラル以上にわかりにくいー。難度も規定を読み直したのですが、頭が爆発しそう。
主だった変更点としては
《スピン変更点から抜粋》
みっつの基本姿勢の確立。すなわち、キャメル姿勢(フリーレッグは後方に位置し、その膝がヒップより高い姿勢。ただし、レイバック及びビールマンは、フリーレッグ位置によらずアップライトとみなす)、シット姿勢(尻がスケーティングレッグの膝の高さを超えない姿勢)、アップライト姿勢(キャメル姿勢をのぞき、スケーティングレッグを伸ばして行うすべての姿勢)。その他の姿勢として、中間姿勢(上記のキャメル、シット、アップライトに該当しない全ての姿勢)がある。
中間姿勢への姿勢変化は、姿勢変更とはみなされない(難しいバリエーションとしてはみなされる)。ある基本姿勢から別の姿勢変更への変更のみ、姿勢変更とみなす。ショートプログラムにおけるスピンコンビネーションは、3つの基本姿勢それぞれ少なくとも2回転しなければならない。
いかなるスピンにおいても、エッジの変更は基本姿勢の中で行われた場合のみ、レベルの特徴として数えられる。
(FSにおいては)すべてのスピンは異なる性質(異なる略記号)のものでなければならない。いかなるスピンも、それ以前に行われたスピンと同じ略記号のものであれば、コンピューターにより削除される(が、ひとつのスピン枠を占める)
……スパイラルと同じく、スピンも難度判定基準引用しようと思ったけど、単一姿勢かコンボか、足換えかそうでないか、フライングかそうでないか、でそれぞれ要件違って多すぎるので引用あきらめました。ぜひ原文をご覧ください。15ページある中の4ページ目に難度判定基準があります。
さて、規定のおおまかな変更点にハナシを戻すと、スピンにおいてもザヤックルールに相当する規定ができたってことですね。おんなじ構成のコンボスピン何べんも回るのはダメになったらしい。
スピンのみならず、今年からは基本をきっちり確認していこうねという強い意志みたいなものを、規定変更にも難度判定の変更にしても感じます。フリップとルッツの峻別化といい、なんか技術委員会がちゃぶ台引っくり返して暴れた感じですね。「もう曖昧な基本技術にはウンザリだーッッ」みたいな。
スピンコンボについていうと、アプライトグループならビールマンとかI字とか、キャメルグループならドーナツとか、女子はバリエがある選手がもともと多いから、さほど大変じゃないと思うんですけども、シットスピンのバリエーションで点数稼いできた選手が多い男子はちょっと大変かも。男子は身体固い選手けっこういますからね…これからは男子もジュニアからビールマンを叩き込まれる時代になっちゃったりするのかなあ~。
いよいよ♪ 待ちに待ったウィンブルドンです♪♪
わーいうれしいー!! と思いながらHP開いたら、あらびっくり。雨で試合遅れているみたい。またかいな。
全仏からこっち、グランドスラムは雨に祟られていますね。
地元イギリス的には、期待の若手アンディ・マレーが怪我で欠場というのは残念でしょうね。ヘンマン以来、久々に地元出身の有力選手だったのに。しかもイケメン選手なのに。灰原も残念です。
なんかアンチッチも欠場するっていうし、男子で若手イケメン有望株っていうとジョコビッチあたりしか今年のウィンブルドンは参戦ナシか。なんかつまんないな~。
まあね、ナダルとかバグダティスとかも若手ですけどね! ちょっとバグダティスは年相応には見えないけれども!
伊達公子さんの公式ブログによると、ウィンブルドンでは、練習コートでも白いウェアしか着られないそうです。さすが。厳しい。
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