さて、ついに出た2007/2008フィギュアスケートグランプリシリーズアサイン。きのうの女子シングル編に引き続き、今日は男子シングルのアサインを見つつ、またつらつら大会展望を語ってみたいと思います。
大会緒戦スケートアメリカ。女子シングルは全米選手権1位2位コンビと、秘密兵器キャロライン・ジャン選手を同時にぶつけてくるという、もしもし順位点方式の意味わかってますかと問い詰めたくなるような無茶オーダーをしてきた全米スケ連ですが、男子もやってくれました。エヴァン君とライアン・ブラッドリー選手という、2007年全米男子シングル1位2位コンビを惜しみなく投入。世界ジュニア優勝のステファン・キャリエール選手もこの大会でシニアデビューさせるようです。
なんつーか、選手層厚いのはわかってますけど、アメリカスケ連、剛毅なアサインですね。グランプリファイナル進出よりスケアメを重視しているような気さえする。なんだかなあ。
日本からのエントリーは高橋大輔選手と小塚崇彦選手。他に有力選手としては、フランスのアルバン・プレオベール選手、世界ジュニア銀メダルのパトリック・チャン選手もスケアメにエントリーしていますね。あ、クリストファー・ベルントソン選手もいる!
表彰台争いは、高橋大輔選手とエヴァン・ライサチェック選手の力が図抜けているかんじ。小塚崇彦選手、アルバン・プレオベール選手、クリストファー・ベルントソン選手あたりがそれを追うか。ロシア勢は、いままでの実力的には表彰台は厳しい気がするんですけど、夏のあいだに猛特訓してるかもしれず、伸びしろがちょっと読めません。なにしろロシアだし。なにしろミーシンズマジックベストだし。
誰が表彰台に乗ってきてもおかしくないスケアメ。盛り上がりそうですね。日本選手以外も地上派で放映してくれるといいんだけど。高橋大輔選手、緒戦からぶちかましちゃってください!
次戦スケカナ。日本からのエントリーは織田信成選手。織田信成選手はカナダでも練習してますから、準ホームみたいなところ。滑りやすそうですね。
地元カナダからはジェフリー・バトル選手とクリストファー・メイビー選手らがエントリー。ベルギーのケヴィン・バンデルペレン選手、フランスのブライアン・ジュベール選手もアサインしています。
表彰台争いは、ジュベール選手、バトル選手、織田信成選手のトップグループに、メイビー選手、バンデルペレン選手、アメリカのジェレミー・アボット選手あたりが追い込んでくるか。織田選手、頑張れ!
第三戦中国杯。日本からは柴田嶺選手がエントリー。ほかには、ステファン・ランビエール選手、エヴァン・ライサチェック選手、ジョニー・ウィアー選手などがエントリーしています。美少年ウスペンスキー兄弟のお兄ちゃん、サーシャ・ウスペンスキー選手もここにエントリー。弟さんのウラジミール選手は今年もまだジュニア残留なのかな。国内選手権じゃ、シニアにも出てるみたいだったから、今年はシニアGPSに出てくるかと思ったんだけど。
表彰台争いは、ランビエール選手、ライサチェック選手、ジョニー・ウィアー選手のトップグループに、ベラルーシのセルゲイ・ダビドフ選手、中国のチャンジャン・リー選手が絡んでくるか。柴田選手は、昨シーズンはシニアデビューということで、すごく緊張してしまっていたようだったんで、今年は落ち着いて実力を出し切れるよう、頑張って欲しいです。
第四戦エリック・ボンパール杯。日本からのエントリーは織田信成選手と中庭健介選手。織田選手、スケカナに引き続いてのブライアン・ジュベール選手とのブッキングです。
チェコのトマシュ・ベルネル選手が、ここでGPS緒戦。ほかには、アルバン・プレオベール選手、ケヴィン・バンデルペレン選手、クリストファー・メイビー選手、ライアン・ブラッドリー選手などがフランス大会にアサインしています。表彰台争いは、ジュベール選手、プレオベール選手、織田選手、ベルネル選手あたりの戦いになるかと。これまた見ごたえがありそうな試合です。織田選手頑張れ!
第五戦ロシア杯。プルシェンコ選手がアサインしてくるのでは……とウワサされている大会ですが、いまのところ枠がひとつあいてます。はたしてここに帝王は飛び込んでくるのか?
ロシア杯に日本からのエントリーは小塚崇彦選手ひとり。あれ、小塚選手、シニアツアーにひとりでエントリーするのは始めてじゃないですか?
ステファン・ランビエール選手、ジョニー・ウィアー選手、クリストファー・ベルントソン選手、ジェフリー・バトル選手などがロシア杯にはエントリー。
表彰台争いは、現状では、バトル選手、ランビエール選手、ジョニー・ウィアー選手のベテラン勢に、ベルントソン選手、小塚選手がどう絡むか。
男子シングルについては、正直いってこのロシア杯が今回いちばん厳しい大会だと思います。すっごい豪華! エッジワークの貴公子小塚選手、持ち味の滑らかなスケーティングで、頑張れ!
最終戦、NHK杯。地元日本からのエントリーは、高橋大輔選手、中庭健介選手、南里康晴選手。他国からは、セルゲイ・ダビドフ選手、トマシュ・ベルネル選手、セルゲイ・ドブリン選手などがエントリーしています。
比較的若い選手のエントリーが多い印象のNHK杯。表彰台争いは、東京ワールド上位組の高橋選手とベルネル選手が中心になりそう。誰が表彰台に乗ってきてもおかしくないアサインだと思いますので、みなさん頑張って欲しいです!
それにしても、選手の活躍以上に気が揉めるのが、男子の場合はテレビ放映状況ですよ!
NHK杯は心配ないんですけど、ほかの大会は、女子しか放映してもらえない可能性がないとは言えず……。
せっかく東京ワールドやジャパンオープンの開催などで、男子も含めたフィギュアスケートの人気が上がってきましたし、深夜枠にでも、地上波で男子も放映してもらえないものでしょうか。BSではもちろん観戦できるんですけど、やっぱり地上波で放映してもらるとうれしいし。男子シングルって、ほんとのとこ、女子に負けないくらいけっこう人気があると思うんですよ。とくにロシア杯とか、このメンバーで放映しなかったらなに放映するんだっていう豪華メンバーですし、絶対みんな見ると思います。テレビ局のみなさま、なにとぞなにとぞ地上波放映お願いいたします!
さて、こうして男子のGPSアサインをつくづく見ていると、現在世界ランキング7位で、GPS出場資格を持っているある選手が、どこの大会にもアサインしていないことに気づきます。……そう、我らがエマニュエル・サンデュ先輩です!!
サンデュ先輩がGPSに出場しないことについては、北米メディアから記事が出ていますので、明日にでも改めて記事感想かたがた、ご紹介しますね。
さて、最後にアイスダンスのアサイン。長らく日本代表として戦ってきた、渡辺&木戸組の引退をうけて、2007年四大陸選手権に出場したリード姉弟が、いよいよGPSにデビューします。アサインはスケアメとNHK杯、彼らにとってはホーム&ホームですね。いいアサインです。日本スケ連頑張りました。ありがとう!
ほかの有力カップルのアサインを見てみましょう。
デロベル&ショーンフェルダー組 → エリック・ボンパール杯、NHK杯(わーい)
ベルビン&アゴスト組 → スケアメ、中国杯
ドムニナ&シャバリン組 → 中国杯、ロシア杯
ヴァーチュー&モイア組 → スケカナ、NHK杯(わーい)
デイビス&ホワイト組 → スケアメ、エリック・ボンパール杯
NHK杯にはカー姉弟も来ますね。日本のリード姉弟と対決だ!
そしてやはり注目は、ブルガリアのデンコワ&スタビスキー組でしょう。スケカナとロシア杯にアサインされてるー!! やはり引退宣言は撤回か。
ダンスは有力カップルがきれいに分かれたアサインで、どの大会も見ごたえがありそうです。
ところで、昨シーズン後半を、故障で棒に振ったはずのペシャラ&ブルザ組が、いきなり緒戦スケアメにエントリーしてるんですが、大丈夫なのかな間に合うのかな。ちょっと心配になったり。それにしてもダンス、中国カップルのエントリーが増えた気がするなあ。中国、ペア席捲のつぎは、アイスダンスにロックオンか!?
GPSのアサインは、じっさい大会が始まるまでは、まだ変わる可能性があり、いま書いたような予想も無駄になっちゃう可能性もあるんですけど、こうやって大会予想とかしていると、シーズンが近づいた気がして、うれしくなってきますね。まだ6月なんだけど(わはははは)。
選手たちの新プログラムのうわさもそろそろ聞こえてきています。シーズン開始が、ほんとに、待ち遠しいなあ。
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