※この記事は、「Ice Vision スルツカヤ選手インタビュー その0(http://ameblo.jp/haibaran/entry-10034810505.html )」と「その1(http://ameblo.jp/haibaran/entry-10034810654.html )」の続きです。
よろしければ、まえの記事からご覧いただけると、うれしいです。



今夜のブログは、きのうからの続き。イリーナ・スルツカヤ選手インタビュー、後半戦。
英語力小学生以下の灰原が、機械翻訳大明神の力を多大に借りながら、Ice Visionフォーラムに掲載されたスルツカヤ選手インタビューを、解読しつつ、ちょろちょろ感想を書いていこうと思います。(翻訳ってゆーより、解読なんですよねー)
今後のスルツカヤ選手のキャリアプランについて、インタビュアーはこんなふうに尋ねます。



インタビュアー「あなたは『secular lioness』の一員になりたいと思いますか? 入会すれば確かに、ショービジネスで成功する助けになるでしょうが」



ここかなり解読があやしい。すみません。
原文は
And didn’t you want to become a ≪secular lioness≫ and go to clubs? For certain it would help to promote in show business.
なのですが、secular lionessという意味がよくわからない。直訳すると、実利的な牝ライオン、というカンジなんですけど。もしかしてライオンズクラブとかそういう、名士会的なものの表現かもしれません。パリス・ヒルトン嬢を取り扱った記事にも、この言葉が使われていたし。
たいして、スルツカヤ選手はこのようにコメントします。



スルツカヤ選手「それは私の生き方ではありません。私は家と、家族が好きです。私はパーティが好きですが、毎日出席はできません。ほかのことにも興味があるので。良書を読むのは、パーティに行くより重要なことでしょ」


インタビュアー「それでは、おうちのことについてお聞きしましょう。あなたのおもちゃコレクションは素晴らしいと評判です。集めたおもちゃを、たんなる飾り以上のものにする意思はありますか?」


スルツカヤ選手「アイスショーの公演する先々で、小さな子にたくさんおもちゃをプレゼントしています。養護施設にもプレゼントの箱を送っています。子どもには絶対おもちゃが必要だってこと、たくさんの方がわかってくれるといいんですが。もちろん、私自身のおもちゃコレクションも膨大です」




インタビュアーの質問は、たいへん回りくどいのですが、真意を一言であらわすと「お子さんのご予定は?」だと思います。たいしてスルツカヤ選手はいなすようなこたえ。
このインタビューがいつ採られたものかわかりませんが、おめでたの発表以前だと思います。つぎの質問。




インタビュアー「あなたはかつて『勝ったあとには引っ張りだこにされるけど、負け試合のあとは、誰からも声がかからないんですよ』とおっしゃっていたと思います」


スルツカヤ選手「人生ってそんなものですよね。誰にも成功の保証なんてない。成功しているときはちやほやされるけど、失敗すると、誰にも思い出されなくなっちゃうの。いま、信用できる誠実な人たちといっしょにいられて、私はうれしいです」


インタビュアー「勝利のあとは、プーチン大統領自らあなたを祝福しました。そういうときって、なにを感じているものなんですか?」


スルツカヤ選手「はじめてのときは夢を見てるみたいな気持ちがしました。ドキドキしたわ。だって、ロシア大統領がすぐ近くにいるんですよ! 
お目にかかるのが二度目、三度目になってくると、少しは落ち着いてきましたけど。
そうそう、最近、私はレストランで撮影のお仕事したんです。お仕事が終わってレストランを出たら、毛皮を着た大柄な男性がそこにいたの。プーチン大統領だったんです。
私はご挨拶しました。「こんにちは、ウラジミール・ウラジミロビッチ」。大統領はこたえてくれました。「挨拶をありがとう」。私は大統領の食欲を祈りました。
そのときは大統領にお目にかかっても、ちっとも怖気づいたりとか、ドキドキしたりとか、しませんでしたよ」




ふーむ。さりげなくスルツカヤ姉さんの凄さがわかる逸話。「勝利したときには大統領もあなたを祝福した」という「勝利」とは、単純にロシア選手権とかじゃなくて、「世界選手権」のことだと思います。世界女王になったスルツカヤ選手と、大統領と会食するとか、そういうセレモニーがあったということでしょう。
はじめてのときにはドキドキしたけど、2度目、3度目になるとそれほどでも……って、姉さんどれほどプーチンさんに祝福されてるんですか。いかに国民的スポーツスターであるかがわかるなあ。
ウラジミール・ウラジミロビッチというのは、プーチンさんのことですよね。ウラジミロビッチは父称。プーチンさんはご本人も父上もウルジミールという名なのですね。日本人的にはヘンな感じですが、欧米では、親子で名前いっしょってそんなに珍しくないみたいですよね。
つぎの質問は「自伝を書くご予定は?」たいするスルツカヤ選手のこたえ。




スルツカヤ選手「自叙伝を書くほど、まだ生きていませんもの。でも、書く準備はしています。私の人生には、みなさんに興味を持っていただける瞬間が、多少はあると思うので」




ふむ。自叙伝の企画は、いまは持ち込まれていないということですね。意外だな。スルツカヤ選手の人生ってとってもドラマチックだから、ぜひとも本にしたいという人たちがいるだろうと思うのに。
いずれ出版される自叙伝を、心待ちにしたいと思います。
さいごにインタビュアーは「ご自分について描写してください」といいます。スルツカヤ選手は、自身について、こんなふうに語ります。




スルツカヤ選手「大雑把で、読書が大好き。1日中でも読んでることができます。家をあけることが多いかな。早朝に出かけて、帰ってくるのは翌日の朝なんてことも多いですね。料理はよく作ります。お掃除も得意よ。それから寝るのが大好きなの。どこでも、いつでも、ぐっすり寝ちゃいます。
朝起きたら、私はできるだけベッドから遠くに離れるようにしています。じゃないと、起きられないんですよ。
ときどき起きるのに失敗して、ベッドから抜け出せずに、ゴロゴロ1日過ごしちゃうときもあります。ダメでしょ。
私は、そんな人です」




インタビューを読むうちに、どんどんスルツカヤ選手が好きになってくるなあ! 明るくて、活発で、物怖じしなくて、優しくて、ちょっと雑なところがあるという。すごくかわいいです。
ダンナさんとレストランでデートしたの、なんてことも、楽しげに語っているスルツカヤ選手。きっといい奥さんなんでしょうね。お子さんが授かったこと、ほんとうにおめでとうございます。莫大なおもちゃコレクションが、子育てを援護射撃してくれるといいのですが。
赤ちゃんを産んで、元気に氷に戻ってきてくれる日を、楽しみにしています。




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