※この記事は「ジョニー・ウィアー、シカゴで語る・その1(http://ameblo.jp/haibaran/entry-10032867237.html )」の続きです。よろしければ、まえの記事から、お読みいただけるとうれしいです。
バンクーバーまで競技続行を表明しているジョニーですが、インタビュアーは彼に
「五年後にはどうなっていたいですか?」と訊ねます。バンクーバー以降のキャリアをどう計画しているのか、ということですね。ジョニーはこう答えます。
「僕はオリンピックチャンピオンになっていて、世界選手権で勝つために競技会に出ていると思いますね」。
本気ですか!? と驚くインタビュアー。無理もない。5年後といったら、ジョニーは27歳です。一般的には、スケーターはアマチュア引退して、プロになっている年齢。しかしジョニーはこう言います。
「僕には、誰かの考えに応じて、生き方を変えるつもりはありません。たとえ、僕のやり方がどんなに馬鹿げて見えるんだとしても。五年後も、僕は僕自身が幸せになるための行き方に向かっていると思います」
おお。なんだかカッコいいですね。いまのところ、ジョニーはプロスケーターとしてショーで滑ることよりも、競技会に出るほうに達成感を感じている、ということなのかな。いずれ表現を極めたプロになる日が来るのかもしれませんが……ジョニーの選択する未来を、ファンとしては信じて応援するだけですよね。
インタビュアーはつぎに「You travel a lot, where are you living now? 」……とても旅の多いあなたですが、どういう暮らしをしているんですか? と聞きます。ジョニーは答えます。
「僕は、デラウェア州のニューアークに暮らして、そこで練習しています。僕の父は背中を怪我していて、いま働けないので、母がふたつの仕事をもっています。弟たちは大学に通っているて、だいぶお金がかかるんで、僕は家族を助ける必要があります。僕のコーチのプリシラ・ヒルはとても素晴らしい人で、ずっといっしょにいてくれます」
アマチュアながら、多くのアイスショーに出演するジョニー、家族の生活を支えていたんですね……知らなかった。
コーチのプリシラ・ヒル女史とは、ジョニーはほんと、親子みたいな信頼関係で結ばれているように見えます。今年の1月の全米選手権、フリーでうまくいかなくてキスクラで泣き出したジョニーを、優しく抱きしめた姿が印象的でした。彼女に見出されて、ジョニーのスケート人生は始まったんですよね。スケートの母と言える存在なのかも。
「今後の目標はなんですか?」という質問に対して「もちろん金メダルは欲しいです。でも、僕の最大の望みは、身体が許すかぎり滑り続けること。たまにコーチをすることもありますが、誰かを教えることに対して僕の情熱は燃え立ちません。僕はいつもフットワークのコンディションを保ちたいと考えています。もっとも、僕はファッションも大好きです」と、こたえるジョニー。身体が許す限りできるだけ長く滑り続けたいというコメントは何度も見たことがあって、ジョニー、よっぽどフィギュアスケートが好きなんだなあって、そのたびに思います。
「デザイナーとしてデビューする計画は!?」という質問に対しては「まずお裁縫を習わなきゃ」と冗談めかして答えたり。モデルとしてショーに出た経験もあるジョニー、「今後ファッションショーに出る予定は?」という質問には「練習が忙しくて…」という回答。いまのところ、つぎにファッションショーに出る予定はないみたいですね。
人に変わり者と見られようとも、自分の生き方を貫き、ただひたすらスケートを愛するアメリカの王子、ジョニー・ウィアー。思わしくなかった前シーズンをバネにして、来シーズンは素晴らしい演技を、期待しています!
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