※この記事は『闘う全米チャンピオン・その1(http://ameblo.jp/haibaran/entry-10032763168.html )』の続きです。よろしければ、まえの記事からお読みください。
インタビュアー:あなたは子どものころからフィギュアスケートのファンだったのですか?
ライサチェック選手:いいえ。私はシカゴブラックホークス(プロアイスホッケーチームです)のファンでした。私ははじめ、ホッケー用のスケート靴を履きましたが、立ち上がることもできませんでした。スケートの能力がまったくなかったんです。
私は、ホッケー選手になりたいなら、基礎練習のクラスを受けるようにと言われました。
インタビュアー:あなたは子どものときからフィギュアスケートの衣装が好きではなかったんですか?(注:ライサチェック選手は、スパンコールたっぷりのフィギュアスケート衣装に否定的なので有名)
ライサチェック選手:私は青いジャージで競技会に出て、「トップガン」の音楽に合わせたプログラムで、ナショナルジュニアオリンピックまで行きました。そのあとで、大人たちは私に「そろそろちゃんとした衣装を着なければいけない」と言いました。
私は「イヤだ」と言いました。
私のもとに、ネオンイエローの稲妻模様の入った衣装が届きました。私はそのヒドい衣装で、96年にナショナルジュニアオリンピックで優勝しました。
昨シーズン、私はクリスチャン・ディオールの衣装協力を得られました。それからいろんなことが変わりました。
インタビュアー:あなたは子どものころほかにスポーツをしていましたか?
ライサチェック選手:14歳までバスケもやってました。学校の小さな体育館で試合をすることと、スウェーデンの国際的なアリーナで注目を集めることでは、比べ物にならないかな。
インタビュアー:インフルエンザの中で参加したトリノオリンピックについて、どんな思い出がありますか?
ライサチェック選手:私は、演技の25分前にパラヴェーラ競技場につきました。まったくウォーミングアップはできませんでした。私は床に座り込み、なにも考えられませんでした。
思い出すのは、ジョニー・ウィアーから、彼の演技が始まるまえに会場に来なかったと文句を言われたことです。私は自分の演技の20分まえまで衣装を着ることもできなかったのですが。
インタビュアー:あなたは、男子フィギュアスケートは「エクストリームスポーツ」だと言います。フィギュアスケートのイメージを、変えなければならないと思いますか?
ライサチェック選手:フィギュアスケートは、女の子っぽいスポーツだとよく言われます。だけど、自分のひざの上に深く折曲がりすぎて、アタマを氷にこっぴどくぶつけたりしながら、肺を燃やすようなトレーニングを5時間も続けたあとに、私はスケートが「女の子っぽい」スポーツだとは思えません。
アメリカンフットボールで、ラインバッカーをかわしながら、ゴールに一目散に走るほうがマシだと思うことがあります。私たちがやってることより、あっちのほうが、ずっとずっと簡単に見えます。
あらら、面白くてほとんど大意書いちゃった。繰り返しますが、この翻訳?は機械翻訳+英語力小学生以下の灰原の「こんなもんたべ」的な第六勘に頼ったものですので、正確な内容についてはぜひ原文をお読みください!
いやはや面白いな! アンチスパンコールで有名なライサチェック選手ですが、まさかノービス時代ジャージで全国大会に出ていたとは! 意思堅固な少年だったようですね。
トリノのとき、ジョニーに文句を言われたというハナシも面白いですね。ジョニー・ウィアー選手とエヴァン・ライサチェック選手は、ライバル関係ということであちこちで不仲が取りざたされるんですけど、ジョニーも日記やインタビューの中でライサチェック選手に触れていることもあるし(マーシャルズショウケースでズボン貸したときのコメントが面白かった。「エヴァンは、サイズの合うズボンをほかの選手に借りられたと思うけど、今回の場合、僕に借りるのがもっとも正しかった。ズボンを忘れた以上、ライサチェック選手がライバルジョニー・ウィアー選手のズボンを借りてはいている! という展開が、いちばんマスコミにも、お客さんにも、楽しいストーリーだと思うから。というわけで、彼の判断を僕はほめたい」というふうに語っていました。さすがエンターテイメント大国アメリカの選手たちだなあと思ったしだい)、たぶんホントは仲が悪いわけじゃないと思うんですよね。お互いネタにしてるっていうか。
このインタビューを読んで、灰原が感じたのは「ライサチェック選手は、闘う人なんだなあ」ということでした。
フィギュアスケートの進化と戦い、気に入らない衣装と戦い、スケーターに対する偏見と闘う。
それでいてつっぱらかっているように見えないのは、彼の容姿に、どこか朴訥な雰囲気があるからかもしれません。ハンサムなんですけどね。どことなく和み系なんですよね。ヒゲは剃ってほしいですけども。
ここのところ数年「カルメン」でフリーを滑ってきましたが、そろそろ脱皮のシーズンかな? ライサチェック選手のつぎのプログラムとともに、つぎの衣装も、楽しみですね!
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