さて、フィギュアスケートポータルサイト『Golden Skate』に掲載されたヤクディン選手インタビューについて、英語力小学生以下の灰原ががんばって書いてきた感想文『グラディエーター世界へ』も、今日でいよいよ最終日。
よろしければ、いままでの記事からお読みいただけると、うれしいです。
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☆グラディエーター世界へ
元記事(英文です)→ http://www.goldenskate.com/articles/2006/040807.shtml
その1→ http://ameblo.jp/haibaran/entry-10031455103.html
その2→ http://ameblo.jp/haibaran/entry-10031455209.html
その3→ http://ameblo.jp/haibaran/entry-10031536965.html


それでは、今日も本文にGO!



女性に対しては、ちょっぴりさまよえる蒼き弾丸すぎるかんじのヤグディン選手。インタビュアー、キャサリン・バングス氏は、結婚についての追求をひとしきり終えると、つぎに、いま苦しんでいるロシアスケート界についてどう考えているのか、ヤグディン選手に質問していきます。


インタビュアー「(灰原不正確訳)いまのロシアのフィギュアスケートについて、客観的にどう思われますか?」


ヤグディン選手「(灰原不正確訳)私は選手時代、ロシアスケート連盟には苦しめられました。
私は彼らのサポートを感じませんでした。連盟の態度は、ある種のロシア人の典型です。今日のことで頭をいっぱいにして、明日のことは考えない……ようするに場当たり的なんです。そしていま、ついに『明日』が訪れた。ロシアの領土は失われました。東京ワールドの結果を見てください。男子シングル、ロシアは何位だったと思います? 20位近かったのでは? 全種目について、ロシアはひとつもメダルを手に出来ませんでした」


インタビュアー「(灰原不正確訳)あなたは満足なコーチングを受けてこなかった……というように聞こえますね。将来、コーチになる予定はありますか? 何歳くらいまでアイスショーに参加する予定でしょうか」


ヤグディン選手「(灰原不正確訳)コーチになるつもりはありません。私は、少なくとも2年、あるいは4年か5年か、スターズ・オン・アイスで滑り続けるつもりですが、誰かを指導したいとは絶対に思えません。以前には、自分自身でアイスショーツアーを運営したいと考えたこともありますが、自分には向いてないことがいまはわかっています。人のツアーに参加するほうがいいんです。年間を通じてのツアーを、ずっと続けるつもりではないけど、できるだけ長い年月、滑り続けたいと思ってます。30代のビジョンを、はっきり思い描くことは、いまは難しい。人生にはいろいろなことが起こるし……でも、出来うるかぎり、パフォーマンスを続けます」


あらら、ヤグディン選手、脱コーチ宣言ですか。ふむ。ブライアン・ジュベール選手を指導していて、思うところがあったのだろうか。
ヤグディン選手ほどの力量の持ち主が、はっきり後進の指導にはあたらないと宣言しちゃうのは、なんだかもったいない気がしますね。
まあ、ご本人も言ってるとおり「人生にはいろいろなことが起きる」から、どうしても育てたい才能との出会いも、今後あるかもしれない。ブライアン・オーサー氏が、キム・ヨナちゃんに出会って、ツアーから退く決意をしたように。それとももしや、ジュベール君が、ヤグディン選手にとって「育てたい才能」だったのかなあ。
すべてのスケーターがコーチにならなければならないわけではないし、実業家としても多忙そうなヤグディン選手がコーチになるのは、事実上難しいのかもしれないけど、希代の天才であるアレクセイ・ヤグディンの芸を継ぐスケーターが見たいなあ……と、ファンは思ったりするんですよね。……まあ、もうジュベール君がひとりいるからいいか……。
このあと、「スケート以外になにかしたいことがありますか?」という質問に対して「いまナイトクラブをすでに開いていて、今後は高級レストランを開いてみたい」と語るヤグディン選手。なんかほんとに事業が好きなんですね。若いのに商才もあるっぽいし。いまは事業のがコーチより楽しく思えてるってことなのかもな。
ところで、ヤグディン選手は、なんだか素っ頓狂なテレビ番組に出演したようです……。


インタビュアー「(灰原不正確訳)ユーチューブで、あなたが、ヒステリックでばかばかしいテレビ番組に出ているところを見ました。雄牛の側から賞金を掠め取ったり、ダチョウの着ぐるみを着て、大きなソーセージをとるためにジャンプしたりしていましたね」


ダチョウの着ぐるみ!?
いったいどんな番組に出てたんだヤグディン選手。もしかしてインタビュアーさんの見間違い? いやいやどうもそうじゃないらしい。


ヤグディン選手「(灰原不正確訳)それは「The Big Race」という番組ですね(笑)。ロシアで放送される予定ですけど、ロケはフランスのニース市だったんですよ。この番組が面白いと思う人は、日本のテレビ番組が好きだと思いますね。番組には有名なアイスホッケー選手や、ほかにもたくさんのアスリートが出ていました。 
最初のゲームは水に入ってやるもので、私はうまくやりました。つぎのゲームが雄牛がいるリングに上がるやつ。最後のゲームが、ダチョウの着ぐるみを着るやつでした。
雄牛のゲームは、正直いってそんなに面白くなかったかな。雄牛を走り回らせて、ネットに得点するってゲームだったんですけど、1回やったくらいですぐほかの人に変えられちゃったんです。
前日のロケで、雄牛が参加者の目に怪我させて、病院送りにしたらしいんです。ほかにも何人か怪我人が出て。そんなわけで、私にはあんまりそのゲームをやらせないことにしたんじゃないかと思いますね。
ソーセージを使ったゲームのとき、ダチョウの着ぐるみを着て走って、ジャンプしようとしたときは、丸くて回転するプラットホームを歩かなきゃいけなかったんですよ。難しかったなあ。
(中略)ダチョウスーツはとても暑かったです」


暑かった……そうですか……。
……すみません。ヤグディン選手はとても楽しそうーーーーーにダチョウの着ぐるみレースについてとうとうと語っているのですが、あまりにも原文長い。ので翻訳するの挫折しました。ヤグディン選手の素敵な経験については、ぜひ原文をお読みいただけるとさいわいです。
それにしても「この番組が好きなら日本のテレビ番組も好きだろう」って。もしかして、日本のテレビ局がフォーマットを輸出した番組に出演したのでしょうか。お笑いウルトラクイズ??? サスケじゃないよねえ。雄牛と戦ったりダチョウの着ぐるみ着たりしないもん。風雲たけし城?
出演者は全員アスリートだったみたいなんですけど……非常に正直にいって……相当バカバカしい……番組なんじゃないかと……げふっ。
なぜだ、なぜそんな素っ頓狂な番組のオファーを受けたんだ、ヤグ様! うえーん。
(きっと多分「面白そうだったから」)
ほかにも、ヤグディン選手は、トークショーやお笑いバラエティなどに出演していたそうです。ヤグ様ったら、もしかしてバラエティ好きなの?




……さて、長くなって参りましたのでこのあたりで分割。つづきは『グラディエーター世界へ・その5』にどうぞ~。





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