まずい。やんなきゃいけないことがたくさんあるのに、今日はアイスダンス見て号泣でした。綺麗すぎる。素敵過ぎるよ、みんな!
渡辺&木戸組だけでなく、今回がラストダンスの組が多くて、ひとつひとつの演技から選手たちの競技への思いがにじみ出るようで、泣けました。ほんと素晴らしかった。ありがとう。
では、ひと組ずつ、感想をちょろちょろっと書かせていただこうかと思います。



・総合15位 渡辺&木戸組
今年のODのタンゴはおふたりの雰囲気にとてもはまっていて、シーズンはじめから素晴らしかった(とくにミッドラインステップが!!!)のですが、シーズン深まるとともに磨かれてきたように感じるのが、このFD「幻想即興曲」です。メランコリックかつ情熱的な曲調に、深いステップがよく映えます。渡辺選手の身体の柔らかさ、木戸選手のホールドのたしかさ、淡いパープルの花のような衣装が優雅に揺れて、ショパンの熱情を表現していたと思いました。おふたりのツィズルの美しかったこと、完璧に同調した複雑なステップから紡ぎだされるハーモニー、なにもかも覚えておきます。ほんとうにありがとう。お疲れさまでした。


・総合2位 デュブリュイユ&ロウゾン組
この2組も、今期で引退ということで……競技としてはラストダンスになるのかな。エキシビジョンはまだありますけど……。
ラストダンスは「at last」。ラストダンスにこの演目。というだけでいきなりもう泣けてくる灰原。昨日のペアFSあたりからもう涙腺壊れている。ダダ泣きで観戦です。
このプログラムほんとうにいいですよね。「大人な雰囲気」とよく評されますけど、なんとなく灰原はこのプログラムには「大切な人がいる暮らしの幸福さ」というメッセージがこめられている気持ちが強くします。大切な人と昨日会って、今日も会って、明日も会えるという夢のような幸福。ふたりの競技生活は「ついに」終わりを迎えますけれど、その演技で観客をいままで幸福にしてきたふたりにこれからも幸せなスケート人生が続いて欲しい。銀メダルおめでとうございました。


・総合4位 デロベル&ショーンフェルダー組
音楽は「ボニー&クライド」。テーマは「スパイ」らしい。ジュベール君といい、フランスは今年はスパイシリーズでまとめてきたのだろうか。アルバン君だけ仲間はずれだったとか。顔つきが純朴そうでスパイには見えないから。……ってそんなはずないよ!
ピリッとした美貌のデロベル選手、大柄でダイナミックな印象のショーンフェルダー選手に、これ以上無く映える、モダンでわくわくするプログラムでした。
前半のスピード感たっぷりの動きが、後半、表現される物語が悲劇性を帯びてくるにしたがって叙情的に移り変わってくる、演技の表情の変化も素晴らしかった。ツィズルのときに手が短銃のカタチになっていたりなど、細かい振付にまでストーリー性があり、ショーみたいでほんとに面白かったです。いかにもフランスらしい芸風ですよね。来年は金……かなあ? ほんとうにお疲れさまでした!


・総合1位 デンコワ&スタビスキー組
銀盤の横綱、ディフェンディングチャンピオンのブルガリアカップル。このおふたりも今回がラストダンス。名物のキスクラでのラブラブっぷりも今回で見納めだな……と淋しく思いながら見ていた6分間練習。あれ? リンクから上がってくるのがふたり別々。ほかはみんなカップルごとに上がってくるのに。スタビスキー選手の表情も硬いし。なんだ大丈夫か?
と、危ぶみながら見たFS。なんと息のあったステップ! プログラムは「7つの大罪」……ですよね? 普通にしてるとどちらかというと可愛い印象のアルベナ&マキシムですが、音楽が流れた瞬間に妖艶な雰囲気をバババババーッと出してくるのはさすが! フィニッシュのあとは相変わらずのラブラブぶりでした。心配して損した。
デンコワ選手を高い位置のリフトからザッと低い位置まで降ろしてまたリフト、というシークエンス、尋常じゃないです。ふつう落とすよ……。童顔のスタビスキー選手のパワフルさに、いつもながら驚かされてしまいました。しかしマキシム君にヒゲは似合わないと改めて思った。アルベナちゃん的にはOKなのかな。
引退したらアイスショーに出つつ、アルベナちゃんは学究生活に入るのかな。たしか、経済学者なんですよね。おふたりのことをきっと琴欧州(ブルガリア出身)も応援していたと思います。琴欧州に力水をつけてやってください(今場所ちょっと不調)。金メダルおめでとうございました!


総合3位・ベルビン&アゴスト組
CDで出遅れて「やはりFDのプログラム変更がたたったか」と思わせられたベルビン&アゴスト組。ODではきっちりまくってきましたね。勝負のFD「アメリ」。このプログラムにあわせてか、今回のベルビン選手は髪の色が栗色です。オドレイ・トトゥよりジュリア・ロバーツに見えるけど。
……しかし、なに着ても美しいなあベルビンちゃんは! 美形ぞろいのアイスダンス界でも格段の美貌を誇る。あまりの美貌に目がやられそうになってふっと目を外らすと、そこには平和な笑顔のアゴスト君が。……ナイスバランスです。エヴァン・ライサチェック選手は応援しに来ていたのだろうか。
演技が始まると、オフアイスでは平和な雰囲気のアゴスト選手が、強烈な頼りがいを発揮。華麗なベルビン選手のダンスを、どのような局面でもガッチリフォロー&リード。こちらもナイスバランス。
ツィズルのミスもたたったか、FDではそんなに点数が伸びなかった印象ですが、ベルビン選手のほとんど倒立状態のリフトとか、見どころのたくさんある楽しいプログラムでした。来年もこのFDで滑るのかな?? 銅メダルおめでとうございました。


・総合5位 ドムニナ&シャバリン組
6分間練習で滑っている姿ですでにうっとりです。ドムニナ選手は綺麗だなあー! ほのかに日焼けした肌に、プラチナブロンドに近いブロンドが映えて、エキゾチックな美しさ。ベリーダンサーのような、水色の妖艶な衣装がよく似合います。シャバリン選手の野獣っぽいワイルド系の風貌がドムニナ選手の美貌を際立てています。
プログラムは「韃靼人の踊り」韃靼人というのは、北アジアからスラブにかけての地域に暮らしていた、アジア系の遊牧民族の総称だそうです。へえ~。
シャバリン選手(たまにシャリバンって打鍵しちゃうんですよねえ。宇宙刑事か)の、いかにも騎馬遊牧民族ふうな荒々しさに対して、ドムニナ選手は、異郷から略奪されてきた美しい踊り子のよう。プログラム冒頭は、シャバリン選手がドムニナ選手をぶん回しているようなのが、後半になるにつれ、ドムニナ選手の魅力にシャバリン選手が搦めとられ翻弄されていくかの構成。ため息が出るほどドラマチックでビューティフル! 完璧です!
大会直前にドムニナ選手には哀しい出来事があり、来日も危ぶまれた状況でしたが……よくここまで頑張ったと思います。入賞おめでとうございました。このカップルで「オセロー」とか見てみたい。ドムニナ選手のデスデモーナってハマリそう~! 来シーズンも頑張れ!!


実況は西岡さんでしょうか。「対角線上に斜めに滑る、ダイアゴナルステップです!」とか「くるくる回って移動するステップをツィズルといいます」とか、できるだけ噛み砕いて用語を解説しつつ、必要な情報も入っているかんじで、見よかったです。宮本さんの解説も、温かみがあってとても良かった。地上波でヴァーチュー&モイアとかデイビス&ホワイトとかホフロワ&ノビツキーとか次代のエースたちが見られなかったとかはありますが、欲を言えばキリが無いし。いい中継だったと思います。西岡アナウンサーお疲れさまでした!




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