※この記事は、「東京ワールド男子SP感想・その1(http://ameblo.jp/haibaran/entry-10028618727.html )」の続きです。
よろしければ、まえの記事からお読みいただけると、うれしいです。



・SP6位 ステファン・ランビエール選手
うっわー、久々に演技を見る。スケートカナダ以来でしょうか。ステファン・ランビエール選手。ほんとはNHK杯に来る予定だったんですよね。病気で欠場になってしまって。日本に来てくれて、ファンの方々は相当うれしかったと思います。
新SPはフラメンコの調べ。身ごなしが優雅だなあ! ステップも当然スピンも、動きに余裕があってとても綺麗。なにげない演技のつなぎのステップとかも、ぜんぶクッとエッジが深くて、しかも滑らかだし。素晴らしいですね!
ジャンプの失敗が本当に残念でした。6位というのは、ランビエール選手にしては出遅れですよね…。しかし、演技後すぐに、切り替えのできた表情で「明日も頑張ります」とコメントしていたのを見て、期待感がいや増しました。FS頑張って!


SP5位 エヴァン・ライサチェック選手
同国のライバル、ジョニー・ウィアー選手に、東京ワールド事前インタビューで「彼に必要なのは髭剃りさ」と思いっきり言われてしまったライサチェック選手。そんな意見はどこふく風、満面のヒゲで登場です。ヒゲ。ライサチェック選手は、ダビドフ選手よりはヒゲが似合うと思う。
SPでクワドコンボを組み込んでくる攻め気が素晴らしい。入れなきゃ勝てないと思ったんでしょうね。ジュベール選手がいるから。着氷が乱れてもセカンドジャンプを根性でつけてきたのはさすが。
カート・ブラウニング氏の振付は、独特のダイナミックさがあって、ライサチェック選手の滑りに映えますね。
逆転の男、というキャッチフレーズには笑っちゃいました。賞めてないよ! SPで自爆がなければ逆転はないわけですよ。ええ……。
まあ、たしかに毎度FSでは伸ばしてくるライサチェック選手、FS「カルメン」はハマリプログラムですし、高橋大輔選手と点差がほとんどないですから、脅威ではありますね。高橋選手の「オペラ座」もとてもいいプログラムですから。対決は楽しみです。
キスクラで隣に座ったフランク・キャロルコーチがとても小さく見えて「縮んだ!?」と思ってしまいました。
……ライサチェック選手が大きいだけだよ!


・SP4位 ジョニー・ウィアー選手
ライサチェック選手のヒゲについて注文をつけていたジョニー・ウィアー選手。ご本人は、髪をちょっと切ったみたいですね。全米のころよりすっきりした雰囲気で登場です。
「キング・オブ・チェス」は、相変わらず素敵なプログラム。ジャンプのミスがちょーっともったいなかったかな? でも、最後まで気持ちが途切れず滑れていたように思いましたし、今シーズン前半の、比較的調子がいいときの滑りに雰囲気が戻ったように思いました。
キスクラに「もしかしたらアニシナがいたりして」と思ったのですが、プリシラ・ヒルコーチだけでした。残念。
事前インタビューによると、FS「ナザレの子」に、そんなに手を加えていないということなので、うーん……あのプログラムで逆転するのはベースバリュー的には難しいかも。しかし、勝負に絶対はないし。勝つ気で頑張っていただきたいです。FSでは、ライサチェック選手とのアメリカ選手どうしのライバル争いも見どころですね。


・SP2位 ジェフリー・バトル選手
ううううう、うまいなあー!!! バトル選手の演技を見ていると、身体全体を使った表現のうまさにうっとりしますね。ジャンプがいいとか、ステップがいいとか、ひとつひとつのパーツにわかれて「ここがいい」というのではなくて、すべてが合わさった「ジェフリー・バトルがいい!」という魅力。これは、彼ならではだと思います。
背骨の疲労骨折という、聞いただけで気が遠くなりそうな重大な故障から、1シーズン潰さずに戻ってきてくれたバトル選手。なんだか故障以前より、身ごなしが良くなっている気がする!!! もともとすごく上手かったけど。
オーラスの、サーキュラーステップからストレートラインステップに繋げた、異例に長い長い長ーいステップシークエンス。スケール感とドラマ性に、鳥肌が立ちました。この振付を作ったデヴィット・ウィルソン氏にも敬意を。滑りきったジェフ・バトル選手はもちろんマーベラス! またも自宅でスタオベです。こんなに素晴らしい演技を見せてくれてありがとう! フリーもほんとうに楽しみです。


SP3位 高橋大輔選手
ヒゲがなくなって、髪も切ってきたのか、なんだか見た目が幼くなっちゃったような印象の高橋大輔選手。SP演技は……ご本人も言ってましたけど今期の中では、出来はいまひとつだったかも。今期はSP絶好調でしたからね……。
ジャンプの細かい失敗よりも、ステップにちょっとスピードがなかったほうが、やや「高橋選手らしくない」かなと思いました。やはり高橋選手も、メダルの期待に緊張していると思います。
しかしさすがに練習は裏切らないというか。最初のジャンプのミスのあと、ぐずぐずいかなかったのは、厳しいトレーニングに耐えてきた成果だと思います。3Aも3Lzもとてもいい出来栄えで、加点がもらえたと思いますし、なによりスピン、シーズン開幕のころと比べても、ものすごく上達しましたね。ポジションの切り替えがクリアでスピードも速く、すっごく見ごたえがありました。
明日のFS「オペラ座の怪人」。これはほんとうに名プログラムで、灰原はいっそ来年もこれで滑って欲しいほどです。競技会では見納めだと思うと哀しいですが、目に焼き付けますから。会心の演技を期待したいです。頑張って!


SP1位 ブライアン・ジュベール選手
今日は背番号衣装だったブライアン・ジュベール選手。灰原は胸の名札バージョンの衣装のほうがSFっぽくて好きなのですが。はじめて見る人にも、これからなにが演じられるのかがわかりやすい親切設計な衣装ですね。スケートにはあんまり詳しくない灰原母も、ジュベール選手のことは「あの007の人」と言って覚えています。重要。
冒頭の4+3成功から波に乗り、力強くエレメンツをこなしていく姿は「頼もしい」の一言。さすが、かのプルシェンコを抑えてヨーロッパ制覇したことあるだけはある。段違いの強さですね。
フリーでは4回転2回跳ぶって言ってますね。なんだよう3回跳びなよう。……まあ、さしもジュベール選手といえども転倒したら金はあやういかもしれないし、世界選手権で無理はしないか。
演技フィニッシュしたあとに「どうだ!」って顔をしていたのが好ましかったです。
明日のFS「ロミオとジュリエット」も、さぞ力強いことでしょう。ジュベール選手みたいに強いロミオだったら、悲恋にならなかった気もしますけどね! 頑張って!



SP11位のエマニュエル・サンデュ選手と、SP10位のアルバン・プレオベール選手の演技も、とっても楽しんだんですけど、すみません感想書くの力尽きた……。サンデュ選手はライサチェック選手以上の差し馬系なので、フリー巻き返しに期待です。
泣いても笑ってもこれで今年のシーズンは終わり! 選手のみなさん、頑張ってください!!





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