いよいよあと2日後に開幕のフィギュアスケート世界選手権。
安藤美姫選手は4sを跳ぶのか(練習だとかなり降りてるらしい)? 織田信成選手は4Lz(練習しているんですってね。かつて、かのプルシェンコすら、練習しただけで完成はせず競技に入れてこなかった幻の4Lzを。競技で成功させたらもちろん、世界初の大快挙)を跳ぶのか? 高橋大輔選手は4F(こちらも成功させたら世界初。かつて世界有数のクワドラーとして勇名を馳せた本田武史コーチが練習ではかなり成功させていたという。現在直伝中だと思われる)を跳ぶのか? ……そして、浅田真央選手は、新プログラムで、3Aを何回跳ぶのか。コンビネーションには入れてくるのか? もしかして、SPにも???
などなど、ジャンプ関連の話題のつきない、総員Jumping been状態の日本代表メンバー。その中で、世界有数の必殺ジャンプを保持しつつも、比較的、ジャンプに関する発言が抑え目なのが、中野友加里選手です。
中野友加里選手の必殺ジャンプといえば、もちろん、3A! 現役女子選手のうち、彼女のほかに跳べるのは、言わずと知れた浅田真央選手ともうひとり、アメリカのキミー・マイズナー選手のみ。……えっと、のみですよね?(←誰に聞いてんの!)フィギュアスケートの歴史的にも、伊藤みどり選手、トーニャ・ハーディング選手(うわあ)、くらいしか、正式な競技会で女子は成功させていない。まったく希有な必殺ワザを持っている中野選手ですが、今シリーズはその必殺ワザに拠らずに、全日本選手権を勝ちあがってきました。いまや中野選手の必殺ワザといえば「ドーナツスピン」というのが、一般的なイメージなのかもしれません。
中野選手が現在3Aについて触れてこないのは、情報戦の一環もあるとは思います。
そもそも中野選手は、3Aがなかったとしても表彰台を狙ってこられる可能性のある技術力を持つ選手です。彼女が、7.5点という恐ろしい基礎点の3Aを持っていて(ちなみに2Aは3.3点です)、大事な局面で決めてくる可能性があるという事実は、いま現在、他の選手に対するプレッシャーにはなっていると思う。
だからあえて、「できれば跳びたい、できれば成功させたい」と言ってるんでしょうけど……むしろここは積極的に「跳びます」と言っちゃったほうが、戦略的にはいいような気がしますね。言うだけ言って、べつに本番、跳ばなくたっていいんだし! 荒川静香選手のトリノだって、3+3+3を跳ぶ跳ぶってさんざんニコライはコメント出してて、結局跳んだの3+2+2だったわけで。戦略、戦略ですよ!
とはいうものの……もともとの性格がとても真面目で正直だという中野選手、場外戦はいまひとつ苦手なのかもしれない。全日本選手権では転倒してるし。こんなときこそ、佐藤信夫コーチに頑張ってブラフをかけてもらいたいなあ!
中野友加里選手の今期のプログラム「シンデレラ」って、じつはトリプルアクセルと、若干のご縁がある曲なんですよね。
アルベールビル五輪を最後に、いったん競技引退をした伊藤みどり選手が、いちどだけ現役に復帰したことがあります。
1996年。引退して4年後の全日本選手権。淡いパープルの衣装に身を包み、ショートカットの髪に白い花を飾って、伊藤みどり選手が演じたのは、じつにかわいらしい「シンデレラ」! 4年ぶりの競技復活なのに、伊藤選手は、なんと演技冒頭に3A、演技最後半に3T+3Tをも成功させます。いまでこそ女子のトップ選手はジュニアでも3+3を跳んできますけど、当時は、タラ・リピンスキー選手が3+3を成功させて世界を震撼させていた時代。4年間も現役から離れていてこのプログラム構成は驚異的です。「シンデレラ」で伊藤みどり選手は、復活の全日本を制覇したのでした。
中野友加里選手は、もともとは名古屋生まれで山田満知子コーチ門下。先輩伊藤みどり選手から受け継いだ、トリプルアクセル復活のプログラムが「シンデレラ」だというの、物語的にはものすごく良いんですけどね! 
ちなみに、このときの「シンデレラ」で伊藤みどりさんが着ていた衣装を、受け継いで着ていたのが、浅田真央ちゃん。写真はこちら→ http://www.maomaiasada.com/photos/mao/0203/jnjr02.html
ノービス選手ながら全日本選手権に出場して、3+3+3を決めて、みんなの度肝を抜いたときの衣装ですね。たしか、最後の3T(トゥループだったよなー)が、結構無理矢理跳びだったやつ。やっぱり「シンデレラ」って、トリプルアクセラーたちにとって、縁起がいいプログラムな気がします。サクラサク千駄ヶ谷で、シンデレラがトリプルアクセルの夢を見させてくれたら、こんなに嬉しいことはないんですけど!
ところで、今日、CX系で放映された「真央・美姫・友加里完全密着!世界フィギュアを100回転分楽しむ調査報告!」(番組名長い…)にて、中野友加里選手のお母さま手作りの競技会衣装が、何点か紹介されていました。
友加里ママ……プロ!?
すごいきれいな出来栄えだった。ビーズつけたりリボンつけたりはもちろん、衣装のお花柄とかも、ネイルアートの要領でご自分で書かれたんだそうです。絶対商売にしてもイケると思った。超ナイスセンス。素晴らしかったです!



世界水泳、シンクロナイズドスイミング解説の田中ウルヴェ京さんのファンになってきた灰原です。
基本的に、演技のいいところ、素敵なところ、を拾って解説してくださるのですが、田中さんが「うっ」とか「ああっ」とか言ったところは、たいがいダメなところなんですよ。プレイバックのときには、「ここがバラバラですね」など、解説してくださるんですけど、演技中は絶対的に応援モード。田中さんの優しいお声を聞いているだけで、どの選手も応援したくなってしまう、素敵な解説だと思います。
それにしても、シンクロナイズドスイミングにおける「合ってない」って、常人の目から見れば充分に「合ってる」レベルですよね。あれをジャッジしている審判たちの動体視力っていったい。
それから、なんとなくですけど、ブラジルのジャッジは、常にどんなチームにも点が辛めな気がします。
なぜだブラジル。




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