今日はおひなさまですねー。
世界ジュニアの女子シングルフリーがこの日取りに来るって、日本人的にはちょっと感慨深いなあ。ISUの役員が、おひなさまを気にしたとも思えないし、偶然だろうけど。
女子シングルSPは昨日終了。1位はキャロライン・ジャン選手、2位はミライ・ナガス選手、3位はアシュリー・ワグナー選手。アメリカ勢がトップ3独占。4位がエストニアのElena GLEBOVA選手。5位には日本の水津瑠美選手がパーソナルベストで入りました! やった! 
とても美しいスパイラルを持ち、物語を感じさせる滑りの水津瑠美選手。未修得のトリプルジャンプがあるので、上位に食い込むのは難しいのでは……と、Golden Skateの大会展望記事などでは書かれていましたが、展望を覆す見事なSP5位です。フリーも頑張れ!
武田奈也選手は、減点はないけど15位。うーん、この点数、ファーストジャンプ着氷ミスでコンボすっ飛ばしたかなあ。武田選手もジュニア大会はこれで卒業ですよね。フリーで追い上げ頑張って! 村元小月選手は21位、フリーに進めました。フリーでも全力を尽くした演技ができますように!
東京の世界選手権に出場が決定しているロシアのアリーナ・マルティノワ選手は、SP11位です。リザルト見ると、減点があるので、転倒でトリプルひとつ抜けたかな。世界選手権代表選出でゴタゴタして精神的に疲れているのかもしれませんが、世界大会直近でISU審判にアピールするチャンスだと思いますし、フリーでは実力が出しきれるように祈ります。
さて、SP2位のミライ・ナガス選手。ISUランキングが低いため(今回が国際戦デビューですからね)に滑走順が前に寄せられてしまって、そのせいで得点がやや抑えられぎみのように思うのですが、立派な点数だと思います。全米ジュニア優勝がフロックではなかったと証明できたかんじですね。スピンでどれだけ加点もらってるんだろ。プロトコル早く見たいなあ。
ミライ選手、全米ジュニア優勝のとき、報道されたご両親のお名前を見るに、ご両親は日系アメリカ人じゃなくて日本人じゃないかとは思ったんです。お母さんはイクコさん、お父さんはキヨトさん。英語圏の方が、発音しやすいお名前ではないので……日本人ぽいな、と思ってはいたんですけど、最近の報道を見たらやっぱりビンゴ。ご両親は日本人、ミライ選手自身もアメリカと日本の二重国籍だそうです。
おうちでは日本語話しているそうで、CX系スーパーニュースでちょびっと特集されていたとこ、灰原も見たのですが、非常に日本語が流暢でした。
いま13歳っていうことは、年齢的にバンクーバーの代表資格はクリア。しかも、日本国籍があるということは……ただでさえ、トリノ以上の混戦が予想される日本女子シングルバンクーバー代表選出、もっと先が読めないことに。いったいどうなっちゃうのー!!
アメリカも日本も女子シングルの選手層が非常に厚い。浅田真央選手、安藤美姫選手のツートップをはじめ、村主章枝選手、中野友加里選手などベテラン実力派てんこもりの日本女子か、2年後には復帰を言明しているサーシャ・コーエン選手、世界女王キミー・マイズナー選手、同い年の天才キャロライン・ジャン選手などを擁するアメリカ女子か。ミライ・ナガス選手がどちらに分け入ると決心するのかは、いまの時点ではまだわかりませんが、そうそう気の早いハナシではないんですよね……。来シーズン終わりあたりには切迫した話題になっていそうです。
日本の血と、アメリカの文化が育んだ長洲未来/ミライ・ナガス選手。新大陸の超新星が、ひなまつりでどんな演技を見せるのか!? 楽しみですね。



そういえば、こないだ友だちからソルトレイク五輪アイスダンスのビデオを貸してもらいました。ナフカ&コストマロフが10位だったときのやつ。金メダルはアニシナ&ペーゼラ組。本放映されたときにも見たはずなんだけど、久しぶりに見てみると、リバースリフトでのアニシナの剛力ぶりにあらためて驚かされます。ペーゼラをセカンドバックのように軽々と小脇に抱えている!! にわか雨が降ってきたらおでこの上にセカンドバック(ペーゼラ)を掲げて駅まで走っていきそうな勢いですよ。アニシナ、確実にジョニー・ウィアーをリフトできると思いますね。だって絶対ペーゼラより軽いもん。
ナフカ&コストマロフ組のロボットダンス風のマイケル・ジャクソンも記憶どおり面白かった。しかし、同じマイケル・ジャクソンを使ったボーン&クラーツ組のFDの出来栄えからすると、格違いは否めない。少し驚きました。灰原の記憶の中では、ナフカ&コストマロフは無敵イメージなので……。要するに、ナフカ&コストマロフが、4年間でものすごく上手くなったということですよね。
しかしまあソルトレイクのボーン&クラーツの素晴しいこと! はじめから最後まで振り付けに飽きる瞬間がない。曲の編集もおもしろい。フィニッシュにリフトのミスがあって最後ふたりしてリンクに倒れちゃうんですけど、それすらも演技的な計算に見えるほどでした。もちろん競技演技としても素晴らしいし、エンターテイメントとしては完璧な出来栄えです。
結局、フィニッシュのミスが響いて得点は伸びず、順位としては総合4位だったんですけど、お客さんたちはスタンディングオベーション。今回改めてビデオで見たソルトレイクのFDの中では、このボーン&クラーツが灰原はいちばん好きだったです。
カップルの女性のほう、シェーリーン・ボーン選手は、いまはニコライ・モロゾフ氏の奥さんで、リード姉弟組のコーチなどもしてらっしゃいます。シングルの選手は教えてないのかな。かなうなら、モロゾフ氏が見ている安藤美姫選手や高橋大輔選手に、アイスダンサーならではのゴージャスな身のこなしなどを見せて、教えていただけたらなあと思いました。
アイスダンスって、見れば見るほど奥が深くて、面白いですね!





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