祝・東京ワールド出場決定ということで、2006年GPSロシア杯での川口&スミルノフ組の演技を改めて見てみました。
川口選手のパートナー、アレクサンダー・スミルノフ選手は1984年10月生まれ、いま22歳ですね。昨シーズンはEkaterina Vasileva選手と組んで、ジュニアワールドにも出場しています。川口選手とのチームは今シーズンから。このチームのコーチのタマラ・モスカヴィナ氏は、現役時代、かのアレクセイ・ミーシン氏と組んでペアのトップスケーターだった方で、コーチとして、ソルトレイク金メダルのベレズナヤ&シハルリゼ組などたくさんのチャンピオンを指導しておられます。ミーシンコーチのパートナーだったということは、現役時代は、あの、タチアナ・タラソワ氏とライバルだったということですね! こわ!
タチアナ・タラソワ氏って、いまとなっては元ペアスケーターの面影、まったくないですよね……って、それはさておき。
川口組の演技ですが、ふたりのあいだの雰囲気がほわあっとしていて、なんかいいなと思いました。組んで間もないのに、息がすごく合っている気がします。
スミルノフ選手は、男子にしては柔軟性があるみたいで、もちろん川口悠子選手は柔軟性に優れている。川口組の演技は、面白いスピンやスパイラルが入った構成になっています。柔軟性だけでなく、スミルノフ選手はパワーもあり、リフトもスロージャンプも力強い!
中国ペアに匹敵するほどツイストの最高到達点が高いし、リフトも軽々。妖精のように軽やかな川口悠子選手を、よく引き立てています。
ただ、キャリアが少し上なこともあり、いまのところは川口選手の演技がスミルノフ選手を引っ張っているような印象を受けました。というか、川口選手がとにかくものすごく上手い! スロージャンプとか、正直タイミングが「んんん!?」な感じでも、川口選手が根性で降りている場面がありました。スパイラルでもスピンでもトップポジションに入るの早いし、つなぎの場面の身のこなしも、ひとつひとつキレがあり、かつ優雅、リフトのポジションもほんとうにきれいです。技術ももちろん素晴らしいのですが、ペアに憧れ、ペアにこだわり、研鑚を積んできた川口選手の気持ちが、輝いてあふれるようで、胸を打たれました。
もうちょっと投げワザのタイミングがあってきて、スミルノフ選手の、いまはまだ若干素朴なかんじの表現力が研ぎ澄まされてくれば、ペア大国ロシアでも十二分にトップを狙えるのではないでしょうか。
川口選手が日本人だということで、世界選手権テレビ中継では間違いなく演技が放映されると思います。きっとロシア杯よりも演技を練ってくるだろうし、ほんとうに楽しみが増えたなあ。




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