アジア大会フィギュアスケート、終了いたしました。
けっこう出場選手も多いのに、3日間でダンス、ペア、男子、女子、と全部終わらせられるのかいな、と危ぶんでいたのですが、やれば入るもんですね。収納名人のお宅の押入れのように素晴らしく整頓されたタイムスケジュールにまず感動です。
頑張った、裏方! えらい!
昨日女子シングルが終わり、中野友加里選手が優勝、村主章枝選手が2位、澤田亜紀選手は5位入賞。
男子シングルは、中庭健介選手が3位で表彰台入り! 小塚崇彦選手は4位入賞。頑張りましたね。おめでとうございます!
アイスダンス、渡辺・木戸組は、最後のアジア大会で、貫禄の演技で優勝を勝ち取りました! すごい!
アジア大会公式サイトでは、競技によってはライブ映像の配信をやっていて、フィギュアスケートもライブ中継のプログラムに入っていたのですが、競技中はほとんど画面が固まっちゃってました。やっぱり、いま日本はフィギュアスケートがブームだから、アクセスが殺到していたのでしょうか。
しかたがないので競技中は公式サイトで中継を見るのはあきらめ、ほかのチャンネルで競技を観戦した灰原ですが……じつは、公式サイトのライブカメラ、競技の2時間くらいまえから中継は生きておりまして、大会直前にリンクで練習する選手たちの姿などが見られたんですよねー。
固定カメラの映像なので、選手たちは豆のようにしか見えなかったのですが、それなりに「あれ、これってあの選手?」くらいはわかりましたし、面白かったです。書類持って、バタバタ設置に走り回る係員の方々の姿などもかいま見えて、切羽詰った臨場感が満点でした。
さて、ぽちぽち、アジア大会の演技の感想などを書いていきますね。男子は見逃しちゃったんで(悲しい…)、女子とアイスダンスのみ。
澤田亜紀選手は、SPではジャンプ失敗などもありましたが、シーズンが進むごとに確実にプログラムが身体に馴染んでいて、踊れるようになっているので、良かったと思います。思えばグランプリシリーズシニアデビューも中国でしたねえ、亜紀ちゃん。
インターハイからの連戦もつぎの四大陸でひとまずフィニッシュかな。高校生として最後の国際試合、頑張って!
中野友加里選手は、今シーズン始めのグランプリシリーズのころは、どの試合もあまりにもガチガチに緊張しているように見受けたので、心配していたのですが、全日本選手権のあたりから力みが抜けたようで、とてもいい感じです。
たいがいの選手のドーナツスピンは、キャメルから姿勢変えて手でエッヂつかむときに、足が下がって腰が浮いたみたいな妙な姿勢に一瞬なるのですが、中野選手のドーナツスピンにはそれがなく、なめらかにポジションがチェンジして、スピードもまったく落ちないのが、いつ見ても見事だと思います。
優勝おめでとうございました!
村主章枝選手、ショート「ボレロ」はすごくいいかんじで、むしろ全日本より調子を上げていた感があったのですが、フリーではジャンプのすっぽぬけなどもあり、点数が伸び悩んでしまいましたね。んー、ジャッジがちょっと厳しかったかなあ……。
休む間もなく、5日からは四大陸です。いまごろもう移動しているかな。今年の四大陸は、世界選手権さながらの素晴らしいメンバーが顔をそろえているので、連戦でとても疲れているとは思うのですが、ぜひこのハイレベルな大会で、全力を出して欲しいです! 頑張れ!
アイスダンスの渡辺・木戸組は、フリー「幻想即興曲」、どんどん良くなっていますね。渡辺選手の動きがすごくやわらかくて、それを木戸選手の動きがより引き立てて見せていて、素晴らしいと思いました。
シーズンはじめのころは、しっとりしたFDより、歯切れのいいODのほうが、今年のプログラムは好みだなあと思っていたのですが、FDは見るごとにすごく良くなっていくので、いまは両方大好きです。
キスクラで点数を待つ姿が、落ち着いていて貫禄でした。最後の大会、世界選手権目指して、もっともっと進化を! 頑張ってください!!!
日本人選手はエントリーしていないペアは、まさに中国のお家芸で、現地会場はいちばん盛り上がりでした。
とくに、世界選手権優勝経験もある栄光のシェン・ツァオ組がリンクに登場したとき、観客の盛り上がりは最高潮! 期待の若手、ジャン・ジャン組も、大人気です。
スロージャンプとか、ツイストリフトとか、アクロバット技炸裂のペアって、シングルやアイスダンスとは違う面白さがありますよねー。危険な技も多いので、スケーティングの方向性とか、身長とか、腕の長さとか、性格も含めて、相当相性がよくないとペアを組むのは難しいと聞いたことがあります。さすがに相性がいいだけあって、ペアのパートナーどうし、結婚しちゃうことも多いですよね。シェン・ツァオ組も婚約したし。
優勝したシェン・ツァオ組のフリープログラム「タイスの瞑想曲」は、しっとりした曲想をやわらかなスケーティングで表現しつつ、中国のお家芸、ダイナミックな投げ技も健在の、メリハリの効いたプログラム。ソロスピンがちょっとバラバラになってしまったのが残念でしたが、ほぼノーミスの素晴らしい出来栄えで、さすがでした。
シェン・ツァオ組は、四大陸に出場決定ですかね。一時、四大陸のエントリーページから、中国選手の名前がかなり外れていたので、アジア大会から中1日とか2日とかで連戦は、さすがにキツイから回避かなと思っていたのですが、いまさっき見にいったら、シェン・ツァオ組ともう一組、エントリーに上がってました。ジャン・ジャン組は来ないのでしょうか……なんだよう、君たちシェン・ツァオ組より全然若いんだから来なさいよう。
シェン・ツァオ組は、今年限りの引退宣言を撤回「バンクーバーまで競技生活を続行する」決意を新たに表明しています。ツァオ選手は1973年生まれ、バンクーバー五輪開催時には36歳です。アクロバティックな技の多いペアの男子が、そこまでトップアスリートとしての体力を維持するのは相当厳しいと思うのですが、なにしろ中国だからなあ。鍼灸とか整体とか気功とか、フィジカルメンテナンスの名人をナショナルチームに抱えてそう。
シェン・ツァオ組が「ここまでできる」ことを示してくれるのは、他国の選手たちにとっても意味深いと思うので、ぜひ、頑張って欲しいです。


ところで、アジア大会って、エキシビジョンはないんですかね?




ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!