今日から長春アジア大会でフィギュアが始まっております!!
いまライブリザルト見たところ、アイスダンスCDで渡辺・木戸組が1位でした!
そちらもチェックしつつ、大急ぎでヨーロッパ選手権の感想を上げていきますね。
話題遅すぎ! すみません……。
ヨーロッパ選手権女子シングル優勝、イタリアのカロリーナ・コストナー選手のSPは「バッハンベルのカノン」、フリーは「メモリーズ・オブ・ゲイシャ」。シーズンはじめに故障をしたという情報がありましたし、公式サイトにアップされている国内選手権のときの演技を見ると、勢いはあるけれどもまだ粗削りな、滑りこみが足りないかんじがしていたのですが、ヨーロッパ選手権には見事に合せてきましたね! SPも良かったのですが、とくにフリープログラム「メモリーズ・オブ・ゲイシャ」は、コストナー選手の持ち味である速さのあるスケーティングとダイナミックなジャンプが曲のイメージとマッチした、素晴らしいプログラムでした。
日本の中野友加里選手も使っている「メモリーズ・オブ・ゲイシャ」、コストナー選手のプログラムは、メロディアスな部分をあまり使わず、和楽器演奏の部分をメインに使った構成になっています。欧米式の器楽の、4拍子とか、3拍子とかいうリズムではなく、独特の回帰するような変拍子で演奏される日本の邦楽に乗って踊るのは、ヨーロッパの選手にはけっこう難しいのではないかと思ったのですが、コストナー選手は滑りこなしていました。
ことに圧巻はクライマックスで、和太鼓と笛囃子をバックにステップからコンビネーションスピン、またステップからコンビネーションスピン、と攻めまくるところで、リズムとスピンが重なり合い、共鳴します。
曲の選択部分が違うとはいえ、灰原、どうしてもやはり頭の中で、中野友加里選手のSPと重ねてしまう部分があったのですが、このクライマックスを見たときに、これはかなり別物だなという気がしました。旋回する円……唐草紋様、アラベスク、というようなイメージで、オリエンタリズムを表現しようという発想は、とてもヨーロッパ的だと思います。
中野選手の、やわらかな演技とキレのあるジャンプのメリハリで、見た目ははんなりと色香あり、しかし内心に刃をのんでいる、厳しく美しい祇園の女を表現しているプログラムとは、明らかに違うというか。同じ曲を使っても、振付や表現によってまったく別物になってしまうという、選手によって持ち味が違うのが面白いですね。
東京ワールドでの演技もとても楽しみです。
総合2位のサラ・マイヤー選手は、真っ赤な衣装に身を包んで情熱的に舞ったSP『アランフェス』は完璧な出来栄え。SPトップに立って迎えたフリー『高慢と偏見』も、プログラム前半のジャンプコンボ、3Lz+2T+2Loと3F+2Tは、高さもあり着氷もクリア。スパイラルもすべてのポジションが完璧に美しく、前日の好調を維持しているように思えたのですが……中盤あたりから様子が少しおかしくなってきました。
3Sがすっぽ抜けてダブル、ストレートラインステップは、ちょっとスピード感がなかったかなー。プログラム終盤の3T+2Tは着氷が乱れ、惜しかったのがラストのアプライトスピンで、軸がずれてるなーと思って見てたらよろけていっぺん止まっちゃったんですよね。回り直してフィニッシュ。
大きなミスはないものの、SPのときに魅せた凄みが欠けていて、うーん……後半バテたかなと。せめてアプライトスピンが完璧だったら印象が違ったと思うんですけど……フィニッシュでのスピン失敗は、PCSに響いたかと思います。ちょっとねえ、もったいなかったかな。
東京ワールドでは、ノーミスの演技を期待します!
……そろそろ長くなってまいりましたので、例によって分割いたします。
つづきは「ヨーロッパ選手権女子感想・その2」でお読みください。

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