昨日火曜日のフジテレビ系「すぽると」には、荒川静香さんが出演。特集は、トリノユニバに出場した「日本のツイン☆スター(そろそろこのアオリ使うのやめようかな)」でした。
……関係ないけど、キャスターとして出演しはじめてけっこうたつのに、荒川さん、相変わらず「すぽると」では、ガチガチに緊張してますね。ほかの番組や、解説などでは、ここまで緊張したようすは見せないのに、なぜだろう。もしかして……早稲田の先輩、三宅正治アナウンサーにいじめられてるとか(まさか!)。
荒川さん緊張の原因についてはさておき、ツインスター特集ですよ! 短いコーナーでしたが、ポイントがたくさんあって、なかなか充実していました。
まず高橋大輔選手、全日本選手権のときのインタビューで「クワドフリップ練習してる」と言ってたような気がしたのですが、「なにゆえにフリップ。ふつうクワド2種類目はサルコウから練習するもんじゃないの」「クワドルフル、と言ったのがフリップに聞こえたのかなあ」などと、灰原、自分の耳を疑っていたりして……しかし今回の特集でも、たしかに言ってました。クワドフリップ。やっぱり練習しているのね!
まあ、高橋選手は、ジャンプのうちで、得点の高いフリップとかルッツが得意(逆に、簡単だといわれるトゥループが苦手みたいです。不思議)だそうなので、得意の踏み切りであるフリップでクワドを、ということなのかな。
クワドラーと呼ばれるジャンプが得意な選手でも、現在まで公式大会で降りているのはトゥループ、サルコウだけです。クワドフリップ、もし成功するれば、世界初の快挙なのに、発言をわりとあっさり流されたのは残念だったかな。まあ、あんまり騒ぎすぎると、プレッシャーになっちゃうかもしれませんが。
インタビューの内容も興味深かったんですけど、今回の特集でとくに面白いと感じたのは、高橋選手の表情でした。自信が、言葉にしなくても表情にあらわれてるんですよね。ああ、今期のモロゾフのプログラムは、これを目的としたものだったのだなあと思いました。
オリンピックの翌年って、選手たちにとって、絶対に勝たなきゃいけないシーズンでは、じつは無いです。ベテランは休んじゃったりするし、若手は成長のためにわざと難しすぎるプログラムに挑んだり、イメージチェンジを試みたりする。真央ちゃんや織田信成選手のように。
だけど高橋選手の今年のプログラムは、SPもフリーも、わりと高橋選手の魅力を全力投球というか、「今年このプログラムを出しちゃうのはもったいないんじゃないかな」と、ちょっと灰原は思っていたんです。
でも、高橋選手の表情を見て……ああ、ニコライ・モロゾフコーチが欲しかったのはこれなんじゃないかと思いました。身のうちに漲る、素直な自信。ごく自然に勝てると思える気持ち。これを高橋選手に覚えさせるために、オリンピックもかくやの必勝プログラムを、今期与えたんじゃないのかな。
バンクーバーで金メダルを目指すなら、いまの状態で立ち止まってはいられない。いまのすべてを出し切った「オペラ座の怪人」をマイルストーンにして、高橋選手は、来年、大きな変貌を遂げるんじゃないかと……そう予想するんですけど。どうかなあ。
ツインスターの片割れ、織田信成選手は、トリノでは体調を崩していたのかな。「ちょっと最近疲れ気味で元気がなかった」と言ってましたね。シーズン中はスケジュールが過密だから、そりゃ疲れちゃうよねえ。
しかし「あんまり元気がなかったんだけど、イタリアのお客さんは優しいから、のせてもらったおかげで演技ができた」というようなコメントをしていて、これまた織田選手らしいと思いました。織田選手は、わりといつも「お客さんのおかげで」って言うんですよね。謙虚で健気。可愛いなあ。
そういえば、荒川静香さんが、「勝ち負けも重要だけど、審判に演技をアピールできたことも大切。加点や芸術点は、ジャッジの心象にどうしても頼るので」と言っていましたね。
男子の場合、ジュニアからシニアに上がるとき、どの選手も苦労するといわれています。演技時間が延びること、ジャンプの回数が増えることなどについて、ジュニアの体力しかないと、ついていけないと言われているんですよね。
ユニバではPCSは低かったですけど、いくらなんでも審判も何度も演技を見れば、その演技がフロックでないことはわかると思いますから。シニア2年目で、まだ「シニアについていけない」若い選手と見做されがちな織田選手にとって、ISU審判が裁くトリノユニバにおいての2位が、見かけの順位以上のものをあとあともたらしてくれるといいなと思いました。





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