全日本選手権男子SP、無事に放映されましたね!
男子SPと銘打って、半分は女子の公式練習と、女子有力選手インタビューだったらどうしようかと案じていたのですが、勘ぐりすぎだったようです。良かった。
ただ、放映予定になかったので覚悟はしていましたが、本日男子SPに先立って行われたアイスダンスのコンパルソリーは華麗にスルー。男子SPのみの放映でした。
今日は『すぽると』を潰した1時間しか放映枠が工面できなかったみたいだし、しかたないかもしれないけど、ちょっと残念。男子も、出場26選手中、放映は7人でした。
さて、今回の解説席は、本田武史氏&荒川静香氏の、長久保門下・東北高校先輩後輩コンビ。同じく長久保門下で東北高OB、ふたりといっしょに長野五輪に出た田村岳斗コーチも、神崎選手に付き添ってキスクラに登場(学年順は、田村コーチ→本田コーチ→荒川さんです)。選手とともに、指導者、解説者も世代が代わっていくものなのだなあ、と、しみじみしてしまいました。
放映は、明日のフリーで最終滑走グループに入る上位6選手と、SP7位に入った、今年の男子ジュニアチャンピオンの町田樹選手が、滑走順に紹介されるという構成でした。放映順に、各選手の灰原の感想をちょろちょろっと書きますね。



・SP4位・神﨑範之選手
曲は、村主章枝選手と同じく、ラヴェルの『ボレロ』。
CX『全日本フィギュアスケート選手権』の、今年のテーマ曲はこのボレロで、なんとなーく、縁起がいい感じがしますね!
同じ曲を使ってコンテンポラリー的な表現を試みている村主選手に対し、神﨑選手のボレロは、クラシカルで華やかな印象。動きのひとつひとつが丁寧で、生成りの色合いの衣装もすっきりとしていて、見ていてとにかく好ましい。
冒頭の3Aの着氷が大変美しく、惚れ惚れしました。それから、ステップシークエンスのところで、サーキュラー、ストレートラインとも、シットスピン姿勢のツィズルが入ってたんですけど、難易度もあるだろうし、とても面白い表現で、わくわくしました。
キス&クライにつきそっていた田村岳斗コーチも、相変わらずカッコよかったです。



・SP1位・高橋大輔選手
高橋大輔選手、ロシアで崩した体調は、無事回復したようですね。元気なようすでリンクサイドに立っているのを見て、まず安心しました。
髪もちょっとだけ切ったかな? これくらいの長さのほうが、似合う気がしますね。
このシーズン、順調に調子を上げてきていただけに、ロシアでの体調不良で調子を崩していないかな? と危ぶんだのですが、まったくの杞憂でした。というか、高橋選手については、今シーズンは、心配ごとがことごとく杞憂に終わっている気がします。ほんとうに安定していますね。
素人目には、充分素晴らしい出来栄えだったと思ったのに、練習に比べて動きが硬かった、と、本田コーチ&荒川さんの解説してらっしゃいましたが、親しい間柄で、彼のベストをよく知っているからこその発言だなあと思いました。
PCS、スケーティングスキルで8点を獲得。立派!
とにかく今年はジャンプが安定しているので、逆に得意のステップについて、もっとプラスアルファを、と、ご本人も思っている風情なのが頼もしかったです。フリー楽しみです。



・SP5位・小塚崇彦選手
冒頭の3A転倒が惜しかった! そのほかは、丁寧な出来栄えだったと思います。
小塚選手はとにかくスピンが早くていいですよね。とくにフライングコンボスピンは、入りもクリアでカッコ良かったです。
ただ、ステップに関しては、エッジ使いは美しいのですが、上半身の振付がちょっと単調かなーと思いました。上半身ぶんまわせばいいってものでもないとは思うのですが、もうちょっとエンターテイメント性のある動きができてくると、2トップに迫ってくるのではないかと。
衣装も、わりとこう、スタンドカラーで、色目が濃色で、みたいなテイストが多いように思うので、もうちょっと違うテイストの衣装にも挑戦して欲しい気はしました。
まあ、衣装とかそのへんは、まだまだこれからですよね。小塚選手、まだ17歳だし。
それにしても灰原、やっぱり小塚選手の3Lzが好きだなあ。高くて着氷もきれい!



さて、長くなりそうなのでここから分割。つづきは『全日本選手権男子SP感想・その2』でお読みください。





ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。


争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!