学生時代、英語の授業というと船を漕いでいた灰原ですが、ここ数年、そのことを猛烈に反省中です。
だって、大好きなスポーツについて、最新の情報を得ようと思ったら、英語のサイトに行き着いちゃうことが多いんですもの。テニスのグランドスラム大会とか、NBAとか、フィギュアスケートとか。日本のスポーツ報道って、あたりまえだけど日本人選手が中心ですから、たとえば灰原の愛する、テニスのジュスティーヌ・エナン・アーデン選手について、スケジュールを知りたいと思ったら、苦労して英語のサイトを読み解くしかないんですよ。
最近の翻訳ソフトは優秀ですから、ソフトに助けてもらいつつ、辞書をひっくり返せば、長文記事でも、だいたいの意味は取れるのはありがたいんですけど、細かいニュアンスとか言い回しとか、わかんないところも多いんですよね。ああ、学生のころに、もっと英語、勉強しておけばよかったなあ。睡眠学習じゃなくて。
ところで、灰原が苦労しいしい(愛が苦しみならいつまでも苦しもう)、日々、英文読解にいそしんでいるフィギュアスケート情報サイト『GOLDEN SKATE(http://www.goldenskate.com/index.shtml
)』にて、ちょっと信じがたい記事リンクを発見してしまいました。
リンク元はロシアはサンクトペテルスブルクタイムスの英文記事で、発表日付は12月15日。タイトルは『Sportsmen To Run In City Vote』、直訳すると『スポーツマンが選挙運動に走り回る』。内容は……かの、フィギュアスケート界の偉大なるツァーリ、エフゲニー・プルシェンコ選手が、選挙に出馬するかもしれない、というもの。
どええええええええ!? プルシェンコが政治家になるって!? それ本気!?
衝撃の記事原文は下記をご覧ください。
☆サンクトペテルスブルクタイムス『Sportsmen To Run In City Vote』
http://www.sptimes.ru/index.php?action_id=2&story_id=19770
灰原の乏しい英語読解力ゆえ、誤読の可能性もあります。というか、そうであって欲しい。だって、政治家になんかなったら、競技からは当然引退だろうし、アイスショーにだって出るヒマはなくなりますよね。日本にもそうそう来てはくれなくなるでしょうし……いまだって、そうそう来てはくれてませんけど……。
ええと、繰り返しますが灰原の英語読解力はかなり乏しいです。その乏しい読解力で、どうにか読み取った内容を書いてみますね。
エフゲニー・プルシェンコ氏は、3月の、サンクトペテルスブルク市議会選挙に、ロシア連邦第4党『公正ロシア』の候補者として、立候補の意向のようです。公正ロシア党からは、プルシェンコ氏も含めて、3人の候補者が擁立されるらしい?
プルシェンコ氏は記者会見で「自分が政治活動に入ろうと決心したのはイデオロギーのためではなく、むしろ実際的な理由からだ」と言ったようですね。「アスリートのキャリアは一生は続かない。誰も、いつまでもスケートを滑ることはできない」。将来に不安があるから政治家に転身するつもりになったってことかなあ。うーん、この理由は、ちょっと説得力がない気がするなあー。彼ほどの名選手なら、もちろんアイスショーでも滑れるだろうし、コーチや振付師としても、相当稼げると思うんですが……。
プルシェンコ氏はまた、「選挙出馬について、他の政党からも打診があったが、ほとんど考慮せず、公正ロシア党の申し出を受け入れた」とも語っているようです。付帯して、記者の推測として、「ペテルスブルクスケート協会会長は公正ロシア党の地区議長であり、その事実がプルシェンコ氏の決定に関係したのではないか?」と述べられています。
プルシェンコ氏は、自分が議員に選出されたら、保険医療制度の改革や、子どもの教育プログラム、また、スポーツマン育成支援などについて手がけていきたいと抱負を語っているもよう。
昨年、引退したサッカーの中田英寿選手や、野球の新庄剛選手に、選挙出馬の打診があったらしいことが報道されましたが、いずこも同じなんだなあ。有名選手のネームバリューで、政党の票を伸ばす作戦のもようですね。プルシェンコ氏は名簿のトップになる、とも書いてある……ような気がするんだけど、比例代表方式なんでしょうか。
記事によれば、プルシェンコ氏は、政治家として長期的にキャリアを積み、最終的にはロシア連邦議会に立候補したいと語ったとか。他の政党も、対抗候補に有名サッカー選手の擁立を表明しており、記事には「スポーツ大会みたいな選挙だ」という、記者のコメントが添えられています。
どうなっちゃうのかなあ、プルシェンコ。出馬したら、結構な確率で当選しちゃいそうですよね。当選したら……バンクーバーどころじゃないはずだわ……。
もちろん、やる気があり、能力がある人が政治家になるのは、選挙民にとってはめでたいことです。プルシェンコ氏には、スケートの才能に匹敵するような政治家としての才能があるのかもしれません。それはわかんない。
ただねえ、極東の島国の、たんなるスケートファンの立場からわがまま言わせてもらえれば……政治家になるのは、もう少し先にして欲しかったかなあ。だって、まだ、彼、スケーターとして絶頂期なんだもの。あと何年かは演技を見せて欲しいって……やっぱり思っちゃいますね。
誤読かなあ。誤報かなあ。お騒がせして申し訳ないけど、誤読だといいのになあ。

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