いよいよ本日、NHK杯、女子シングルがスタートです。
女子シングルショートプログラム第4滑走で浅田真央選手が登場。
真央ちゃんは、SPに関しては、たぶんノーミスで来るだろうな、と思っていたのですが、やっぱりほぼ完璧でしたね! 演技冒頭の3Lzで、軸が少し傾いてたので、「うわっ」と思ったのですが、見事着氷。オーバーターンもありませんでした。さすがです。
すーっとした美しい「ノクターン」というプログラムを、堪能いたしました。
トリプルアクセルも跳べちゃう真央ちゃん、ダブルアクセルはふわっとして、氷の音も聞こえないような見事な着氷。森中直樹アナウンサーの「余裕です」という、シンプルなコメントが素敵でした。やっぱりNHK杯には、NHKアナの、生真面目な声がよく似合いますね。
村主章枝選手のSP「ボレロ」は、完璧。とにかく完璧でした。
2分50秒、一瞬たりとも飽きるところがない緊密さ。コンテンポラリーダンスを思わせる、腰を落としたイーグルなど、なまじの選手がやったらカッコ悪いだけだと思うのですが、曲の持つ力強さの表現として成立しているのは、村主選手の表現力のゆえだと思いました。なんというか……役者が違う。なんてすごいスケーターなんだ。
解説の佐藤有香さんの「素晴らしい」というコメントに、激しく頷きまくった灰原です。
正直な感想を申し上げれば、今日の村主選手のSPの出来栄えは浅田選手より上だったと思うのですが、きっと素人の灰原にはわからない演技要素などの点で、浅田選手に及ばない部分があるんだろうなあ。それほど難易度の高いプログラムを軽々と演じる浅田選手もつくづく恐ろしい。ふたりのフリーも楽しみでたまりません。
さて、中野友加里選手。SPの「メモリー・オブ・ゲイシャ」は、中野選手の雰囲気にも似合った面白いプログラムですよね。扇にみたてた手のひらを開く仕草とか、とてもオリジナリティのある振り付けです。
2位以上でグランプリファイナル出場が確定する中野選手、やっぱり少し緊張があったのかな? 冒頭のジャンプコンボが成功して、「よっしゃ」と思った直後、キャメルスピンが歪んでしまったのが勿体無かったなあ! スピンが得意な中野選手だけに、キャメルスピンからウィンドミルに演技内容を変更にしたのかな? と一瞬思ったのですが、軸がずれてしまったもんなあ……うーん、残念。
でも、一瞬のミスのあとは、建て直してきたのは中野選手もさすが。ラストのストレートラインステップシークエンスは、スピードにのってて動きも大きく、ものすごく見ごたえがありました。
村主選手とは約5ポイント、浅田選手とは約12ポイント、点差がありますが、フリーで大逆転の可能性は全然あります。トリプルアクセルリベンジも、期待してます。頑張れ、中野選手!
しかし、佐藤有香さんもおっしゃってましたが、最近のフィギュアスケートって、日本の女子選手のレベルがみなさんとても高いので、「もっとすごいプログラムを!」とついつい望んでしまうんですよね。観客ってつくづく、贅沢なものだよなあ。



ところで本日、オリジナルダンス終わったあとのアイスダンス渡辺・木戸組のインタビュー、「スケーターとして21年間、積み重ねてきたものをすべて見せたい」という木戸章之選手のコメントに、灰原、またしても泣いてしまいました。だって木戸選手、引退シーズンで、あんなに素晴らしい演技だったのに「今日はうまくできたけど、もっとできる。もっとやります」なんて言うんだもの…! 
灰原は木戸選手と同郷です。木戸選手がスケートを始められたアイスアリーナにも、小中学生のころにはよく遊びに行っていました。ペアスケーターの井上怜奈選手も、川口悠子選手も、同じリンクのご出身です。木戸選手は、いったんスケートから離れたあと、新横浜FSCで再開されたようですが…。
いまは、あのリンク、もう無いんですよね。木戸選手の「21年」の思い出のはじめのところに、並木道を歩いた先の、大型スーパーの中にあった、いまはもうない、あのアイスアリーナがあるのだなあ、と思ったら、なんだか余計にしみじみとしてしまいました。
貸靴のカウンターのところに、井上怜奈選手のポスターが飾られていたっけ。隣のハンバーガーショップからリンクが見えるから、買い物に行っている親をハンバーガー齧って待ちながら、選手たちの練習を眺めたっけな。灰原がガラス窓に張り付いて眺めていた中に、井上選手や川口選手、木戸選手や、アイスダンス元日本チャンピオンの都築加奈子選手がいたのかも。正式なサイズよりはちょっと小さめの、コンパクトなあのリンクは、日本のトップ選手を何人も育んでいたんですよね。懐かしい…。今年のジュニアグランプリファイナルに出場を決めた、武田奈也選手、水津瑠美選手、無良崇人選手も、同じリンクの出身なんですよ! 灰原はぜんぜん選手なんかじゃなくて、ちびっ子スケート教室にちょっと行ったくらいの一般滑走者だったけど、あのリンクがなくなっちゃって、ほんとに寂しいなあ…。
いままでのインタビューなどで語られたところでは、渡辺・木戸組は、必ずしもはじめから高度な技術が取得できたカップルではなかったそうです。ふたりで努力して、毎年毎年、進化を続けてこられた結果、日本人としては最高の五輪順位まで到達されたのだとか。その真摯な歩みを、たどり着いた成果を、尊敬せずにはいられません。
オリジナルダンスのストレートステップ、素晴らしかった! シンクロしてたし、なにより渡辺・木戸組を見ていて気持ちいいのは、どんなときも仲良く楽しそうに踊っているから、なんですよね。
フリー演技も、頑張ってください!




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