男子バレー中国戦、負けちゃいましたねぇ。惜しかった!
だけど、負けはしましたけど、先行された第3セットとか、以前だったら落としていたパターンだと思うので。あそこが逆転できたあたりに、チームの精神的成長がうかがえました。アテネ五輪出場権を逃して以来、ちょっとシュンとしてしまっていた男子代表を、植田辰哉監督が、よく盛り返されたな、と思いました。
プエルトリコ戦、頑張って!
ところで、セッターの朝長孝介選手って、プロ野球巨人から横浜にトレードになった仁志敏久選手と顔がよく似ていると思う。とくに斜め横顔、そっくりです!
実況中継からの情報によりますと、セッターというポジション柄もあり、朝長選手は戦術などにも研究熱心、監督に意見も辞さないとか。そんなところも、仁志選手と似ている、かな?
さて、本日テレビ放映があった、フィギュアスケートグランプリシリーズ・エリック・ボンパール杯ことフランス大会。
今回日本女子から唯一のエントリーとなった安藤美姫選手、SPはノーミスの素晴らしい演技でしたね。
順位は2位ですが、1位のキム・ユナ選手と0.2ポイント差で、逆転の余地は全然あります。スコアを見ると、表現点はすべてにおいて安藤選手がキム選手に上回っていて、ただ技術点で負けてるだけなんですよね。ふたりとも3-3のコンボを決めていますが、キム選手はフリップ-トゥループだけど、安藤選手はルッツ-ループで、ジャンプの難易度は高かったと思うんだけどな。たしかにキム選手の着氷はすごくきれいだったけど、……スピンで差がついたのかしら。
まあ、SP1位通過はプレッシャーもあると思うので、のびのびとフリーに行けるということで、安藤選手、頑張って欲しいと思います。落ち着いて滑れば、グランプリファイナル出場は目の前だ!
それにしても、キム・ユナちゃん、スケートカナダのときも思ったけど、背が伸びたなあ! 世界ジュニアで見たときと明らかに大きさが違う。浅田真央ちゃんともども、男の子並みの成長期ですね。膝とか痛いんじゃないかしら、とちょっと心配になったり。
背が伸びたせいか、大人っぽくなって、ムーラン・ルージュの赤い衣装もよく似合ってました。
ただ、これはたんに灰原の希望なんですけど、せっかくテーマが「ムーラン・ルージュ」なんだから、ウィンドミルを入れて欲しいなあ。えーと、ウィンドミルというのは、キャメルスピンの一種で……って、ええと、キャメルスピンというのは、スパイラルの姿勢で行うスピンのことなんですけど、中でもスピンに併せて上体と足を上下させて斜めに、風車のように回転させるのを、ウィンドミルというんですね。
ムーラン・ルージュというのは、そもそも、フランス語で「赤い風車」という意味だそうなので、ウィンドミルが入ったら、お洒落だと思うんですよ! まあ、SPはどの選手も要素がギチギチなので、入れるのは無理かもしれないんだけど、もしエキシビジョンプログラム用に作りかえるみたいなことがあったら、是非入れて欲しいです!
男子SPは、地元フランスのエース、ブライアン・ジュベール選手、タマオさんお気に入りのアルバン・プレベール選手と、地元選手が仲良く1位2位。プレベール選手のコミカルなプログラムも見ごたえがあったのですが、ジュベール選手の「007」が目茶苦茶カッコ良かったです。ハートを撃ち抜かれました。
最近のフィギュアのブログラムは、以前より技術的にも盛りだくさんで、かつ見て楽しいドラマ性をも求められるので、コリオグラファーが大変だなあ。