今朝から、母が、お友だちと鎌倉旅行に行っています。
今の時期の鎌倉、いいですよね。紅葉はちょっとまだだけど、海も空も、青が濃くなって綺麗です。
灰原も鎌倉が大好きで、以前からたびたび小旅行に行っています。
北鎌倉から、寺社めぐりで歩くのもいいし、小町通りをぶらぶらするのも楽しいけれど、なんといってもお気に入りは、江ノ電沿線を乗ったり降りたりしながらぶらぶらすることです。
都心から電車で1時間くらいの、いわゆる湘南の住宅地なのに、鎌倉にはやはり、他の湘南の都市と雰囲気を画するところがあります。日本の中心でなくなってから何百年も経っているのに、古都の面影が、かなりはっきり残っているのです。
鶴ヶ岡八幡宮や大仏さまのような有名観光地でない、何気ない道の傍らに、いかにも年古りた道祖神があったり、岩をくりぬいた矢倉趾があったり。その昔、鎌倉の守りの要だったという切通しに行くと、大きな岩と岩の隙間の狭隘な道の上に鬱蒼と木々が生い茂り、いまにも緋縅の鎧を着けた弓手たちが現れてきそうに思えます。
時代めいた香りも残しながら、海辺にいくと、ケープ・コッド風のカフェやハワイ風料理のお店があったり。鎌倉には戦前から欧米の方が多く住んでいたそうで、そのせいか美味しいパン屋さんやケーキ屋さんも多いんですよね。もちろん美味しいお魚料理のお店もたくさんあります。
都心からこんなに近いのに、いろんな観光のしかたが楽しめる、味わい深い町です。



灰原の鎌倉好きを知る母に、お勧めスポットを訊かれて、やっぱり東慶寺かなあ、と答えておきました。
江戸時代の縁切り寺として名高い東慶寺ですけど、いまはお花のお寺として有名。いついっても綺麗なお花が咲いています。いまの時期なら萩に金木犀、彼岸花、コスモスもあるかな? 
もちろん、鶴ヶ岡八幡宮の彼岸花も素敵。土手のようなところに、一列に真っ赤な花が咲きそろっている眺めは、壮観です。



鎌倉のお土産はなにがいい? とも訊かれたので、第一希望として露西亜亭のピロシキを頼みました。
でも、ピロシキは売り切れるのが早いので、もし手に入らなかったら、たくさん鳩サブレーを買って来てね、と頼んでおきました。灰原は鳩サブレーも大好き。美味しいし、ひとつひとつが大きいので、夜お仕事するときの夜食にちょうどいいのです。
さて、明日帰宅する母は、どっちを持って帰ってくるでしょう。
……だけと、考えているうちに、鎌倉、私も行きたくなってきたなあ。
「天上の舞姫」も発売されたことだし、鶴ヶ岡八幡宮に必勝祈願(!?)がてら、いってこようかしら。



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