向こう側へ橋を渡れば、2度とこちら側に戻ることはできないから、私はたもとで、ただ川の流れを見ている。足元の土が崩れ落ちるか、誰かが突き落としてくれることを望んでも、あるいは誰かが手を引いてくれることを望んでも、それは叶わないことを知っている。決断はいつでも自分がしなければならず、歩くことも自分にしかできない。