センター前だったもんな、そりゃ道理だ。
ところで、高3の時に18歳をたいていの人は迎えるわけで。別にそれ以外の人もいますけど。
大体18になると「誕生日おめでとう!エロ本買えるじゃん(笑)」というメールが来るそうです。
進学校だったので車の免許とれる!という発想はございませんでしたが。
仮にですよ、私にメールが来たとして、絶対にその話題は出ない。
笑える冗談としての成立条件を欠いているんだぜ。
さて。
平野綾のお話。
いまだに私は平山あやと間違えます。ヒマラヤと平山も間違えます。ヒマラヤ綾。
もとい。
ぐーたんぬーぼに出演して以来、バラエティなどで見かける機会も増えました。
そのたびにファンが泣き叫ぶのがいっそ楽しくてたまらないのですが。悪趣味ですね。
わたくし個人の見解を述べますと。
出演自体は本人にとって良いことなのではないかと。
もともと事務所がタレントよりですしね。
彼女自身はこのような形のタレントになることを望んでいたのでは?と思っています。
そして声優のアイドル化はとっくに進んできているわけで抗うことのできない流れです。
たとえ演技がうんぬんかんぬんと吐く人間が居ようと、母体自体が拡大すれば問題ないはずです。
だから彼女がバラエティに出演することは、いわゆるアイドル化された声優の一般への普及の足掛かりになるはずなので、それは決して悪いことではない。
しかし、しかしです。一般への普及は二つの痛みを生むのです。
一つ目、名付けて「グリー乙女ゲー現象」
これは、ヲタク趣味であるべきものが一般の目に触れる際に例えようのない羞恥にさらされるという現象です。
停滞しがちだった乙女ゲー業界に新しい風が吹くのは歓迎すべき話であるはずですが、ゴールデンタイムに家族でご飯を食べているときに乙女ゲーやギャルゲのCMが流れると死にそうに恥ずかしくなります。
オタク趣味は何らかの形でセンシュアルな表現につながる部分もありますし、そもそもオタクは迫害対象ですので隠すべきだ、という思いがあると恥ずかしさを本人たちや企業にぶつけたくなるのもわかります。
二つ目、「俺だけのアイドル現象」
語るべくもなく、自分だけに対しての愛情がファンにとって至高の喜びに決まっています。
そこまでには行かないにしても、マイノリティはマイノリティであることが気持ち良かったりするのです。
だからジャンルが人気になると知識の浅いファンを見下したり、すでに人気のあるジャンルには飛び込まなかったりする人がいるわけで。
また、二次元スキーというのは初物信仰者が多いです。
これを勝手に分析するなら、二次元だからこそ複数回表現できる事柄であるのでそれが流行り、またそれを好むファンが多いのだろうと思います。性嗜好は環境によって大きく変動しますもんね。
そうでなくてもアイドルはみんなの恋人でなければならないらしいです。めんどくさいです。
役者なのに恋愛を知らないというのは根本的にダメだろとか思いつつ。
好みの男性のタイプをテレビでコメントしただけでお祭りに。
あと、ほら、オタクやってるとテレビそのものとか世間自体嫌いになるというか、ちゃらちゃらした生き物とかギャルに嫌悪感を覚えるようになるので、ドラマとか見なくなる人も多いので。
だからバラエティとか多くの人が見る番組=自分にとっての敵地みたいな感覚があるんだろうな、たぶん。
というわけで以上、ファン心理をちょいとまとめてみました。
この世のファンには二種類しかありません。
よく躾けられたファンと、躾けのなっていないファンです。