モモです


ポチの投稿や皆のコメントを読んで、色々なことを思いめぐらせました。


そうするうちに、以前から、ずっと私の心の中で引っかかっていたことが
かなりはっきりした形で浮かび上がってきました。


この学びの道に入ったころから、形にするのをためらってきたこと。
そして、3年目になっても、まだはっきりとさせたくないもの。


そもそも、「人を癒す」 ということを、金銭と引き換えにできるのか?
ポチの投稿にもあったように、完全な人はいないでしょうし、
現在、そういったお仕事をしている方の中には、人間として尊敬に値する
素晴らしい人物だと言えるのか、疑問符がつく方も多くいるでしょう。


そして、何より自分自身、人からそういう意味で認めてもらえるとは
とても思えないのです。
だから、これを仕事としてやっていくことには、まだまだためらいが
あります。


そこを、どこかで “割り切って” 仕事にする、という考え方もあり
なのかとは、思いつつも、現時点では、それにも違和感を感じてしまいます。


これが今の私の正直な気持ち。
もうしばらく、このままの気持ちで、流れに身を任せていきたいな
と思います。


実は、そう思うことができるようになったきっかけが最近ありました。
国際キャンプの2日目の夜、体調が万全ではなかった私は、
懇親会を1次会で切り上げて、ホテルへ戻りました。
その時、たまたまあるスタッフの方と一緒になり、
(この方は、生徒として学んだことはないのですが、お仕事として
 時々キャンプに参加されています。)
その時、色々お話しをしたのですが、


私が、ちょっと弱気になっていたので、思わず

「この先、どうなるのか、見当もつかないんですけどねえ・・・」

と口走ると、その方は

「いえ、こうして勉強することで、人として成長していけるのは、
 素晴らしいと思いますよ。」

と言ってくださって、その一言で、私はすごく癒されました。


それに、すっかり忘れていました。大切なことを。

「人は自分自身が癒される余波でしか、人を癒すことはできない」



癒される機会は、たくさんあって、気づかないで通り過ぎてしまう
ことも多々あるけれど、なるべく見過ごさないで行きたいな、と
思う今日この頃です。


家では、可愛い猫たちが、これでもかといわんばかりに
甘えてくれるし、
職場でも、病に苦しんでいる患者さんたちがなんとか治ろうと
努力する姿を見せてくれたり、ささやかな声がけに、嬉しそうな
表情をしてくださったり・・・

人を癒すことは、人に癒されることでもあるんだな、と
感謝したくなります。


人との相互作用の中で、学んでいくこと。
一人で頑張るだけでは、得られない大切なもの。


学ぶ内容が専門的な方向になってきている今だからこそ
初心を忘れずに行かないとねって、
自分にこの場を借りて言い聞かせたいと思います。



以上、『初心表明演説』 でした~ニコニコ

“しょしん” の字が違うけどにひひ