ゴールデンウィークが終わりました。

心と体の休養は取れたでしょうか。

 

 

爽やかな空気

目に眩しい若葉

 

気分も晴れる5月ですが、

どこか浮かない顔をしている子が

ちらほらと。

 

 

 

新年度から身を置いた新しい環境になじめず

 

いじめられたり

いじめたり

いじめを見ていたり

 

勉強がわからなかったり

クラスに溶け込めなかったり

先生がイヤだったり

 

思っていた通りに行かない。

なんとなく軌道に乗れない。

 

 

 

“五月病”が本格的に。

 

「学校に行きたくない」

 

突然に

そう言われても…と感じてしまいますが、

 

こどもにとっては「突然」のことではなくて

何かが積み重なっているのです。

 

 

「行きたくない」理由を聞くのは後回しにしてみます。

「どうしたの?」「なんでなの?」には答えたくないかもしれません。

何も聞かないで「行きなさい」はもっとキツい言葉です。

 

「じゃあ、今日は何したい?」って聞いてみるのがいいのかも。

 

親の態度は初動が肝心。

 

保育園に預けていた頃に

こどもが突然、熱を出してしまった朝のように。

 

「学校に行きたくない」というのは「心」が発熱したようなもの。

 

とりあえず今日の予定はキャンセルしたいところです。

もしくは、祖父母を頼るなど、力を貸してくれる身近な大人を探します。

 

「何もしたくない」子には、

そっと寄り添って。

 

「したいこと」があるなら、それは具体的で寄り添いやすいです。

思いっきりそれをやらせてあげます。具合の悪い時の特効薬になるやもしれません。

 

お昼ご飯は一緒に食べて。

夕ご飯も一緒に食べて。

 

「学校に行きたくない」理由を口にするまで

そっと待ってみることにします。

 

 

 

こどもが話したいタイミングに

誰かがそばにいられますように。 

 

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