夕方5時になると

町内に流れる“夕焼け小焼け”。

 

防災無線を使って流れる

そのチャイムを耳にすると、

小学生は帰宅するようにしつけられています。

 

公園にいても

お友達の家にいても

5時になったら遊びを切り上げて

帰宅の途につきます。

 

遊びに夢中のこどもたちは、時計なんて見ません。

合図が耳に入って「ハッとして」条件反射で「帰る」。

親は「5時15分には帰ってくる」ときっちり把握することができます。

 

夏至は過ぎましたが、

この頃の季節、

日の入りは午後7時頃。

 

夕方5時はまだ明るくて。

こどもたちはまだ帰りたくなくて。

 

 

いつなんどき事件に巻き込まれるかもわからないご時世、

帰宅予定時間を過ぎると心配です。

 

また、時間に関しての「約束」をしっかり守る「姿勢」を身に着けることも重要。

 

どうしても予定を過ぎるような時は、予め言って出かけるか

お電話をお借りして一報入れるかを約束しておきます。

 

 

「お友達が公園で自転車のカギをなくしたから一緒に探す」という事件が起きた時に、その小学生は、電話がなかったため、1度走って戻ってきて、また走って出かけて行きました。

とても大切なことです、公園に残ることも、家に知らせることも、どちらとも…。

 

その経験ののちに、10円玉をポケットに入れて出かけるようになりました。

お気に入りの公園に、公衆電話があったので。

 

 

「明るい」ことで気が緩みがちな季節、夏。

約束は約束。

 

約束はきちんと

守る。

 

 

 

 

明るいうちは帰って来ないで

とは、決して言わないで。

 

ひとりにはしないで。

 

 

 

・・・・・・・・・

 

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