満月が地球の影に完全に隠れる「皆既月食」が、11月8日の夜に。

月は東の空に。18時9分から欠け始め、19時16分~20時42分には全て地球の影に入るとのこと。

そして21時49分に再び満月へ。

 

月食中は、太陽の赤い光が地球の大気の層を通過する際に屈折して月に届くため、月は赤く見えます。

 

加えて、「天王星食」が重なるとのこと。これは過去5000年にない非常に珍しい現象だそうです。

 

「天王星食」は月が天王星の前を横切る際に起こります。20時41分に始まり21時22分に終わります。天王星は6等星なので肉眼ではみつけづらいかもしれません。双眼鏡や望遠鏡を使うことが勧められています。

 

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…というのは、文字での情報。

読んで「ほほう」となります。

 

ここで実際に

見るのと

見ないのと。

 

体験として差ができるのはこういったところ。

 

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もちろん、天気や地域で観察するに恵まれないこともあるかもしれません。

 

国立天文台ではライブ配信もしています。

https://www.nao.ac.jp/news/events/2022/20221014-live.html

テレビは消して、ゆっくりと、月の変化を楽しみます。

時間の経過を体感します。

 

屋外の観察には寒い季節です。くれぐれも暖かくして。

頬を差す澄んだ空気を感じて

「寒いね」と言い合って。

 

ゆっくりと空を見上げる時間は、キリっと冷たい空気の感触とともに記憶に残り、

消えていく文字情報とは異なり、体験としてひとつの糧となるでしょう。

 

理科の授業では決して得ることのできない、

貴重な経験を吸収する、夜。

 

 

 

神秘に満ちた天体ショーを

目撃する。

 

 

 

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「母親にも偏差値があった?」…「母親偏差値(二)」がアマゾンにて発売中です。今回はこどもを豊かに育て心を育むためのテーマを集めました。こどもの生活を占める「遊び」と「勉強」、「経験」から得ること、「四季」を感じることの大切、の4項目についての考察。そして、主に親が自身を振り返る場面を集めたエッセイが掲載されています。


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