今日でお母さんが亡くなって
6ヶ月が経った。


お母さんが亡くなった日から
月日を数えるようになり、
わたしにとっての一年の始まりは
1月1日じゃなくて11月29日になった。


お母さんの命日が来たら、
そこからまた一年が始まるかんじ。




お母さんが亡くなってからの半年は辛くてしんどかったけど、
お母さんの癌が発覚してからの
一年3ヶ月の間も今思えばずっと苦しかったな。

治らない病気っていうのは
発覚したその日から地獄が始まる。


どうしたら延命できるか
どうしたらできるだけ辛くないか
をひたすら調べる日々だった。



腹水が溜まるたびに絶望したし、
抗がん剤の副作用で辛そうにしてるお母さんを心配する毎日だった。



入院した時、病院から呼ばれた時、治療を諦めた時、せん妄が始まった時、歩けなくなった時、
絶望する瞬間は何度もやってきて、
ずっと苦しかった。



死別して思うことがある。

お母さんを63歳で癌で亡くして、
こんなに早くお別れなんて思ってなかったから、
「早すぎる」と思ったけど、もっと若い年で親を亡くした人なんてたくさんいる。

その人達からしてみたらわたしは、
「母親が63歳まで一緒にいれて羨ましい」
と思われるかもしれない。

わたし自身、70代とか80代で親が亡くなった人をみると、
正直そこまで一緒に生きられて少し羨ましく思ってしまう。

何歳で亡くなっても
もちろん悲しいことには変わりないけど、
やっぱり平均寿命まで生きて、
「人生生き抜いた」
と思って亡くなるのと、
若い時にまだ死にたくないのに
やり残したことがあるのに亡くなるのとでは、
遺された人の気持ちも違うのかもしれない。



だからこのブログを読んでる人で
もっと若くで家族を亡くしていて、
嫌な気持ちにさせてしまっていたらごめんなさい。