こんにちは、しょうだじゅんこです。
当時、高校1年生だった次女が
学校に行けなくなったのは
夏休み明けの9月でした。
(よくあるパターン)
最初は
「どうして学校に行けないの?
学校で何かあったの?」
って聞いたけど
次女から返ってくるのは
「いじめはない
勉強についていけないわけでもない
先生が嫌なわけでもない」
学校に行けない理由が見当たらない。
どうしたら、
理由がわかるんだろう?
どうしたら、
学校に行けるようになるんだろう?
必死になって
不登校について
WEB検索する日々が続きました。
そんなある日、
西野 博之(にしの ひろゆき)さんの
講演会に参加しました。
西野博之さんは
神奈川県川崎市で
子どもの居場所をつくりながら
不登校の問題に取り組んでいる方です。
正直、
「不登校の講演会」に行くことに
かなり抵抗はあったのだけど
藁をもすがる気持ち
…っていうのかな。
何か少しでもヒントがあればいいな
…と思って
思い切って参加してみました。
西野さんの講演会で感じた2つのこと
西野さんの講演で
わたしの心に残ったのは2つ。
ひとつは
学校に行けないことに
「明確な理由はない」
ということ。
もうひとつは
不登校の子どもは
「困った子」ではなく
「困っている子」だということ。
不登校の理由は本人にもわからない(西野さんの講話から)
子どもが学校に行けなくなると
どうしても原因を探してしまう。
(まさに!わたしがそうでした)
けれど、
学校に行けない理由は
本人にもわからないことが多い。
それなのに
「どうして?原因は何?」
と聞かれると
子どもは
相手が納得するような理由を探して
ウソをつくことがある。
子どもにウソをつかせないためにも
大人は不登校の原因を探さないでほしい。
困った子」ではなく「困っている子」(西野さんの講話から)
子どもが学校に行かなくなると
親や周りは「困った子だ」と思うけれど
学校に行けないことで
一番困っているのは
子ども自身です。
親であるわたしにできることって?
心に残ったこの2つの話から
わたしが親として次女にできることは
「困っている娘に寄り添うこと」
だなと感じたんですよね。
わたしの子育ては
ずっと長い間
子どもを心配して
先回りして
問題が起きないようにする
そんな子育てだったけど
子どもを信頼して
子どもが選んだことを
「大丈夫」と
言える親になりたい
そう思うようになりました。

