肺炎のかげ

前回からの続きです!体調不良と血球の下がりから、入院しました。

酸素飽和度も高いのになんでこんなに苦しいんだ、。と謎でしたがやはり前回とは違う場所にも影が出ていて、肺炎の診断でした。

 

この時は酸素飽和度も99~100くらいで、酸素をつけずに何が原因なのかを検査して探すような毎日でした。ウイルス性だと思っていたので、さまざまなウイルスに対して検査。(RSとか、サイトメガロとか)

 

ただ、どのウイルスもコロナを除いて陰性。謎は深まるものの、改善傾向もあったので、来週には退院できそう!となった頃、やっぱり息苦しい(飽和度は高いのに)

というのを心配した担当医が、どこかに膿がないかと造影CTをオーダー。ここでの結果がかなり心配な結果になってしまっていて、急速な肺炎の進行でした。

 

 

  気管支鏡検査

部屋の外から担当医たちの議論が聞こえてましたが、結構深刻なようでゾロゾロと病室に全担当医がやってきました。(血液内科、感染症、呼吸器内科)

そこで初めて肺がかなり心配な状態のため、気管支鏡検査をさせてほしいということでした。ここまで悪くなっているのは想定外で明日にでも検査を、と。

 

ちょっと怖かったですが、眠らせてくれたので検査はあっという間に終わったようでした。覚えていることとしては、喉の麻酔が気持ち悪すぎて、3回のところを2回しかできなかったな〜くらいです。あとは寝たようでよかった。

 

ただその回復時間(2時間安静)の時に事件が・・

 

  急変する

検査終了から1時間半経過。(なんか飲みたいなとナースコールした時にあと30分だけ待ってください〜と言われたから覚えている。検査後2時間はダメらしいです)

 

感染症の主治医とも普通に話をして、大丈夫かなって思っていたのですが、なんか急な寒気が・・・寒い。これは熱出るやつだ・・!とナースコールして寒いと申告。

 

ただ、事態は私の感じているものより深刻で鼻に入っていた酸素の値がどんどん引き上げられていました。入れ替わり立ち替わり色んなナースや先生が来て、部屋がギチギチになるくらい人で溢れてました。

酸素マスクがどんどん変わっていき、鼠蹊部からの動脈採血など騒がしかった記憶。

私が感じるのは身体がガタガタと震え始めて寒いな〜ということ。40度くらいまで上がっていました。

 

途中、先生との面談で来ていた父の「何事や!!」という声も聞こえるくらいに余裕があったように思ってたけど、鈍感なだけで急変に気付いてなかったです。

それから病院のICUに移動。のちにICUの先生に聞いたところぜいぜいして苦しそうだったと聞きました。(そんなだったのかと、、驚き)

 

でも眠たくて、意識はあっても目を開けられないって感じでした。心配そうな主治医たちが部屋を覗いてるのは見えていました。ここで静脈カテが入ります。

 

 

  回復する→一般病棟へ

翌朝、の記憶はないけどすぐ呼吸器が軽いものになりました。食事もすぐに再開となし、その日のうちに一般病棟に戻れることに!

その時の酸素が動くときは3リットル、安静時2リットルって感じでした。トイレとかは自分で3リットルにあげて、ベッドに戻ったら2リットルに下げるって感じ。

 

ただ、夕方にかけてなんか息苦しくなっていき、苦しくない5リットルくらいまであげていた記憶です。入院して初期の頃からですが、深呼吸ができなくておかしいなと感じていました。そこからはまた、あれよあれよと苦しいと感じる時間が増えていき、ついにナースに「息が苦しいです」と申告するまでに・・。

 

また次で再び急変する・・・について書きますね!