他者と喧嘩する目的は「主張」「和解」「攻撃」のいずれかで、


「主張」を目的とするのは、仲間やブレインを不当に扱われた場合。
「和解」を目指すのは、対価を軽んじられたり、契約違反を被った場合。

いずれにしても、
相手の立場を想定して、そちら側の主張も理解できるように努める。

喧嘩できるのは相手があってこそで、
相手の心情や立場を理解しないと、結果を求める論議を組み立てにくいし、譲歩も得にくいので。

「限られたご予算であることは理解しておりますものの・・・」
「弊社と〇社の板挟みの状況であること、お察しします」
「御社あってこその弊社であり、大変無礼な進言ではありますが・・・」

また、袂を分かつきっかけがあったとしても、もともとは同じ目的を持っていた同士だとしたら、
ゆめゆめそのことを忘れてはいけない。

例えば、方針が違う云々で喧嘩した場合、
「良いモノ作りたい気持ちは同じですよね」
この一言で、心の一部分歩み寄れることもある。

もちろん、歩み寄らないことを選択すべき内容も相手もあって、
その場合も、何のための喧嘩なのか、今求めている結果について見誤らないこと。

「攻撃」や「憂さ晴らし」「ぶちまけてスッキリ」の目的の喧嘩はしなくていい。
くそーーーなんか言ってやりてーーー!と思ったときは、自分の機嫌を自分で取る訓練だと思えば良い。

起業家たるもの一銭にもならんことはしない。し、喧嘩が目的の喧嘩もしない。