乳首は語る⁇ | ははこ助産院【豊中・吹田・北摂】妊娠中から子育て中のははこのまほろば

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妊婦教室・両親教室・産後の教室・母乳育児支援・おっぱいマッサージ・誕生学などの講演をおこなっています。
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毎日、母乳育児相談に5〜6組の親子が来院されるのですが、よくある相談に乳頭の傷や白斑、そしてそれに伴う痛みがあります。そして、その痛みのために、直接授乳が苦痛になったり、ミルクになったりすることがあり、もったいないなあと思うことも多いです。

では、なぜ乳頭に傷や白斑ができるのでしょうか?
白斑は食事のせいだという支援者もいますが、決してそうではありません。
傷も白斑もあかちゃんの吸い方に原因があります。

傷や白斑の出来ている場所をみると、授乳を見なくても、抱き方や吸い方、分泌状態まで想像できます。
いつものように授乳してもらうと、やっぱりな〜という感じです。
あかちゃんの吸い癖というよりも、母親の抱き方や吸わせ方が原因になっているので、そこを改善して授乳してもらうと、「痛くない!」と驚かれます。

痛くないことで、授乳の回数を増やすことができるし、吸い方が改善されることで、しっかりと飲みとることができるので、分泌も増加するし、トラブルを予防することもできます。
先日も、乳頭亀裂で痛みが強く来院された方でミルクが多い混合の方でしたが、授乳姿勢と吸い方のアドバイスで、一か月も経たずに、キズも治り母乳だけでいけるようになりました。

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自分では、どんな姿勢で授乳しているか、あかちゃんの口の開け方や吸い方など、わかりにくいものです。
指摘されて、初めて気づくことが多いです。
乳頭痛や白斑などのトラブルを繰り返している方、飲み残しがありなんとなくすっきりしない感じのある方は、ぜひ相談にお越しくださいね。
改善のポイントはその親子によって、ひとりひとり違いますので、それぞれにあったアドバイスをいたします。

他の助産師について、意見するのは控えたいとは思いますが、乳房マッサージだけでは、原因の根本が改善されないので、同じことを繰り返すだけで意味がありません。
しっかり授乳をみてアドバイスしてくれる助産師に相談してくださいね。