こんにちは。

 

 

先日DMにて、お客様から質問を頂いた「外壁」について書いていこうと思います。

 

 

メーカーを見学していると、さまざまな外壁の種類があり、

 

 

一体どの外壁が良いのか迷ってしまった経験はありませんか?

 

 

 

上の表のように、一般的な戸建住宅ではサイディングと呼ばれる素材が1番多く使われています。

 

 

これはハウスメーカーだけではなく、地元の工務店や建売会社も入っています。

 

 

サイディングの中でもいくつか種類があるのですが、ここでの説明は省きます。

 

 

サイディングをはじめとした、各外壁について説明していきます。

 

 

あくまでも一般論で、その外壁を使っているメーカーの素材が

 

 

ここで書かれている内容がそのまま使われているというわけではありません!

 

 

詳しくメーカー独自の特徴が知りたい方は、メーカーの営業さんに問い合わせてみてください!

 

 

 

 

①サイディング

 

 

 

 

 

ほとんどのメーカー(建売は99%これ)がこの方法で外壁を取り付けています。

 

 

アルミ系、木材系、モルタル系、いずれかの外壁の四方を

 

 

「ビス」で取り付けています。四隅が固定されている状態のため、

 

 

地震などの大きな揺れの負荷がかかった場合、固定部分からひび割れてしまう可能性も。

 

 

メーカーによってはひび割れないような取り付け方を独自に開発しているところもあるので

 

 

見学の際に一言聞いてみるといいかもしれません!

 

 

ただ、サイディングはデザインに豊富な種類があり、意匠性も高い素材です。

 

 

安価におしゃれなデザインを採用できるのもサイディングの良さですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②モルタル

 

 

 

 

こちらはうって変わって「塗る」素材の外壁です。

 

 

木造の某大手ハウスメーカーもこの方法で外壁を作っています。

 

 

こちらはなんといっても職人の腕の見せ所で、塗壁の質感や

 

 

独特の意匠性が出ます。サイディング系とは真逆で、温かみのある雰囲気に仕上がります。

 

 

一方で心配なのは、乾燥や地震によるひび割れ、劣化です。

 

 

モルタル系の外壁は人の手によるものですので、ただ塗るだけだと

 

 

メンテナンスに将来多額の費用がかかります。この外壁が気になっている場合は、

 

 

保証内容や劣化を防ぐ工夫点を聞いてみましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

③タイル貼り

 

 

 

 

こちらは既存のタイル材を「貼り付ける」タイプの外壁です。

 

 

タイル材をモルタルや接着剤で貼り付けていることがほとんどです。

 

 

接着剤固定のため、長年経過すると剥がれ落ちたりひび割れたり、

 

 

タイルとタイルの間が汚れてきたりすることがあります。

 

 

大手ハウスメーカーですと保証や取り付け方に独自の技術を取り入れて

 

 

そういったことがないように工夫されているのですが、会社によって様々です。

 

 

タイル自体は安価でデザインの種類もたくさんあるので、好みのデザインが見つかることでしょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④ALC

 

 

 

 

ヘーベルハウスさん独自の外壁だと思われている方もいると思いますが、

 

 

実は、県民共済の安価な住宅の外壁でも使われています。

 

 

「ヘーベル」と呼ばれるALCコンクリートの外壁材はヘーベルハウスの親会社

 

 

「旭化成」の商品なので、実はヘーベルハウス以外でも使われているんですね。

 

 

こちらの外壁の特徴はとにかく「耐火性」!!

 

 

炎に60分間当て続けても住宅の内部に熱が伝わらないというすごい商品です。

 

 

一方、工場でヘーベルをカットし、施工していくためにデザイン性は少し低いことが特徴です。

 

 

凹凸もあまりなく、選べるデザインもサイディングに比べると少なめです。

 

 

ただ、災害大国と言われている日本ですから、いざという火災のために

 

 

ヘーベルが外壁で使用されていたら安心ですね!

 

 

 

 

 

 

 

その他、陶器の材質やコンクリート、木質系の外壁etc…

 

 

メーカーオリジナルの外壁材を出しているところも多く出て来ています。

 

 

 

 

展示場には必ず外壁や耐震性についてのコーナーがあるので、

 

 

気になる方はそこでしっかりと質問、チェックされることがお勧めです!!

 

 

 

それでは、また次回!