さて、本来「総括」は、結果が出てから行うものだと思う方も居られるでしょうが、
結果が出てからだと思考に影響しそうなので、
結果が出る前に行いたいと思います。
まず、「一貫校の受験準備は新6年生からで十分であったか」
これについては、十分であったと実感しました。
勿論、学校での勉強に十二分に付いて行けていることが前提になりますが、
そうである限り、新5年生からの準備は不要であると感じます。
次に、「塾通いは必要か」
これは、「必要である」と思います。
幾ら過去問を解いたとしても、誤答について、自習で何故誤りに至ったのかを、
自己分析して吸収することは難しいでしょう。
適切なアドバイザーとしての塾の占める役割は、大変大きいと感じました。
次に、「やはりeなのか?」という点。
これについては、きっぱり「No」です。
正直、eの占有率が高いのは、ウチのようにそれに釣られ、
生徒数が大変多く、分母が大きくなることによる必然だと思います。
eは校舎数も多く、それだけ色々な先生がいます。
質の高い先生ばかりとは行かないでしょう。
教室では、親に来させられているだけで学習意欲の無い子が、
授業を妨害するように私語を繰り返すなど、
勉強を妨げられるようなことも多々あったようです。
分母が大きいだけに、色々な子も居るのです。
eというブランドに頼らず、小さな教室で本人の苦手分野を
徹底的にサポートしてくれるような塾も、
検討に加えられることをお勧めします。
次に、「過去問には取り組むべきか」
これは、必須だと思いました。
しかし、誤答を徹底的に復習せず、漫然と解いて点数を出すだけなら、
何の価値もありませんのでヤメましょう。
過去問で誤答したものと同じ問題が本番で出ても、
「見たことはあるがやっぱり解けない」
という結果を生むだけです。
次に、「一貫校の受験は、宝くじを買うようなもの」であったか。
声を大にして言いますが、そんなことはありません。
勿論、当日の試験問題が本人の得意分野に合っていたなどの
多少の運もあるでしょうが、基本的にはキチンと準備をした子が
合格するのだと言うことを実感しました。
もし落ちたとしたら、残念ながら準備不足であったのでしょう。
その不足を見据えて、高校受験に備えましょう。
次に、「親はどうあるべきか」
これについては正解など無いのでしょうが、
兎に角、受験を一緒に楽しむことが肝心だと思いました。
お金だけ払って、塾に子供を任せていたのでは、
こんな楽しい、一生に一度のイベントを楽しめません。
合格・不合格に関わらず、6年生の1年もの間、
一緒に同じ目標を見据え、泣き・笑い・勉強する。
こんな素晴らしい時間を、楽しまない手はありません。
最後に...
あ~ぁ、終わっちゃった。
楽しかったぁ!!