先日、行きつけの立川のラーメン二郎さんに行くと、若者2人が並んでラーメンを啜っていた。
その2人の会話に、オッさんはもう大感動だったよ!!
いや、ほんとに。
会話の端々から察するに、どうやら一人は昨年現役で東大に合格した子のようだ。ツレの子は昨年はダメで、来年に向けて近くの予備校に通っている浪人生らしい。
きっと、激励に会いに来たんだね。
「頑張ってる?」
「まぁね、でもイマイチ伸びねーなぁ...」
「そっかー 東大は絶対諦めるなよ」
「いや、ちょっとランク下げようかって思ってんだ」
「そんなコト言うなよ、待ってるからさ」
「お前はどう?」
「いやー 自信喪失中」
「よく言うよ」
「いや、あん中にいる連中、マジ半端ないわ。最初は、東大受かってちょっと調子乗ってる自分も居たんだけど、2ヶ月も経たずに鼻をへし折られたよ」
「へぇー」
「入学して1年経たないのに、起業するヤツは居るわ、海外大に渡るヤツは居るわ...」
「流石だね」
「いや、それが結構わんさか居るんだわ。入って満足してたのはオレだけみたいな感じでさ」
「入れたんなら良いじゃん」
「いやだって、初対面の同い年に『何したくて入ったの?』とかって聞かれてみ? 『入りたかっただけです』とか恥ずかしくて言えないぜ?」
「そーかね」
「オレよりお前の方がしっかりしたビジョン持ってんだから、そこでレベルは下げない方が良いよ」
「...」
「慶應とか早稲田に逃げたヤツらが、みんな言ってたよ、『授業つまんねー』って」
「...」
「ただ大学に行きたいってだけじゃ無いわけじゃん? だったら来いよ、待ってるから」
「う、うん」
「入ったら、マジでビビるぜ」
「ビビリたいなぁ」
「待ってるからな」
「そうだな」
「約束だぜ」
「あぁ」
こういう友人ってのは、有難いものだなぁ...
考えて見れば、おいらも友人や色々な人に支えられて、ここまで来ていることを思い返したりね。
いやぁ、良きものを見たわ