環境課で沼館のゴミ処理場解体の件、こでん回収の件、聞いてみました。 | セシウム反対・母の会のブログ

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秋田県北「セシウムを含む焼却灰受け入れに反対する母の会」を立ち上げました。
地球人としてママとして、出来るだけのことを。



大館のゴミ焼却灰の放射能を測るのをやめないで!の要望をお届けしたついでに気になることを聞いてみました。


沼館の旧ゴミ処理場解体の件について

北鹿記事http://www.hokuroku.co.jp/thismonth/20130405.html

「工事の際にはドアや窓に目張りをして外にダイオキシンがが漏れないようにします。洗い流した水は特殊なフィルターを通して汚染を濾過してその水はまた洗い流しに使います。そうやってグルグル水を循環させて作業します。鹿島さんがその技術を持っているので安全に解体できると思います。1億7千万円の費用の半分はダイオキシン対策に使われる程、慎重な安全対策のもと解体します。」

「集まったダイオキシン類はどうなりますか?」

「大館では処理出来ません。高い熱で特殊に処理されます。全国に何箇所か処理出来るところがありますが、今回のダイオキシンは富山に送り、特別な施設で処理されます。」

ということでした。

私たちが

「放射能ゴミ持ってくんな」

と思うように

「ダイオキシンゴミ、持ってくんな」

とフツー思いますよね。。。。

本当に無害化されるのかな?輸送や作業の際の安全は大丈夫かしら?

いつの間にやら加害者に?!と思わずにいられません。


「ゴミ問題、知れば知るほど出口なし」



あともう一つ、4月に国の認可がおりた「こでん回収」「レアアースレアメタルのリサイクル」について

「大館市花岡でレアアースリサイクル、もう始まってしまっているんでしょうか?」

「そのために約7年前から取り組んでいる事業なのですが、認可はおりたものの、まだ始めてはおりません。費用対効果の問題もありますので。」

そう、こでん回収にはとてもお金がかかるのだそうです。国がたくさんの補助を出さなければ、企業がやりたいワケありません。

山田征さんのお話しにもあったように、家電製品(精密機器)には放射線や化学物質など沢山の問題があり、作業も、それから出るゴミも、やっかいなのです。

ならなんでわざわざリサイクルするのか?

「家電をどんどん作ってどんどん捨てて、経済を回すため」

そのためには、捨てられない(処理できない)ゴミが溜まり続けてはならない。




「はい、リサイクル。」



なんだか核燃料サイクルと同じ仕組みですね。

「リサイクルできるんだからエコだ!」

かなり強引。被ばく労働や次世代にかかる負担はおかまいなし。





山田さんもおっしゃってましたが、

物を選ぶ時は「土に返るもの」を選んでいくことだと思います。

遠回りなようでも、それしか道は無いように思います。

出来る範囲でもいいから。

子ども達にもそう伝えて、おバカさんな大人たちから、少しでも学んで明るい未来を築いていってほしいです。





まあ、パソコン打ちながら思う矛盾、、、ですが。。。