今日のヤフーニュースで不登校の子、「学校は行かなくていいのその先」

という記事が出ていて。

おお、なんとタイムリーな、と思いながら記事を読むと

学校に行かない間のこと

 

だったんですね。

でも私の中での「不登校のその先」は違っていて。

大人になり自力で生活していくために

なりたい自分になるための「その先」がどうなっているか

それが知りたかった。

 

「学校に行かなくてもいいよ」

そういって時間が流れていくうちに、勉強は全くしないまま高校生になり。

行かなくていいよと家庭教師を付けるでもなく、塾に行かせるわけでもなく

自主的に勉強するのを待っていたら、受験期がやってきて。

勉強はちょっとしたけれど。なんだか窮屈そうな公立はやめよう、私立に行こう。

そう話し合って、きちんと学校に通いますと学校と約束して私立に入った。


さて。もし不登校じゃなかったとして。

「進学校はあなたには向かないよ。ここのコースいいね。ここに行ったら?」

そう私は言えただろうか。

「行けるんだから、勉強のできるところに行ったら?」

そんなふうに言ったんじゃないだろうか。

 

「なんにでもなれる」「なんだってやればできる」

それは本当の事であると同時に本当じゃない。

私は勉強のおかげで、ある程度歩きやすく適当に過ごしてきた。

だけど、私にとって歩きやすい道と、お姉ちゃんにとっての歩きやすい道は違うのだ。

 

 

やりたいことをやるのは本人だと思っている。

ここからどう生きていくのか。それは本人にしか切り開けない。

親の助けなんてほんのちょっとのプラスでしかない。

 

ほんのちょっとのプラスだけれど。

これからも精一杯応援していこう。

後悔もいろいろあるけれど。

それは私の後悔でお姉ちゃんの後悔ではない。

 

お姉ちゃんは一人の人間なのだから。

 

さて、お姉ちゃんが自立して暮らしていくための

なにがしかを、ほんとうに私はプラスしてあげられるだろうか。

私もがんばれ。